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Reno Air Races 2004


Reno Air Racesの滑走路にてエンジン始動前のMustang

Reno Air Racesの会場になる滑走路でエンジン始動前のMustang(Miss Kimberly)

レースの会場の上空を周回してコースに慣れる

レース会場の上空を周回してコースに慣れる。パイロンが点々と見える。

今回の飛行はMiss Kimberly号だ。

今回の飛行はMiss Kimberly号だ。大会ではMustangの改造機が多い。

無事着陸。本物のレースではこんなことはできない。

無事着陸。レースの拠点になるホームターミナルを見ながら、しばし滑走する。

■アメリカで本物がみたい!

 今でもアメリカに旅行に行ってみたいとはおもわない。何だか大味の国みたいで、それほどの魅力を感じないからだ。しかし、そうはいっても、飛行機に関しては別である。何といっても101年前に動力飛行機を飛ばした最初の国である。飛行機のメッカはやはりアメリカに決まっている。そして、そのアメリカには、毎年行われるプロペラ野郎たちの祭典「Reno Air Races(レノ・エアレース)」がある。飛行機ファンならとっくにご存知のこのレースが今年も9月16日〜9月19日の4日間開催される。今年は42回目の開催である。飛行機がF1レースのように大空で速度を競い合うこのレースを生で見てみたいというのが、わたしのアメリカに行くための最大のモチベーションになる。現時点ではこの時期に休みを取ってでかけることは、まず不可能なので、定年後(それまで元気でいられればの話だが)の最初の予定に入れている。

 きょうも、厚木飛行場の方からP-3Cのエンジン音が聞こえる。今、海上自衛隊の「ちびっこヤング大会」というのが行われており、そのデモ飛行の飛行機が見える。友人と出かける予定でいたが、どうも昨日からお腹の調子がよくない。小雨も降りだしているので、きょうは残念ながら見学をあきらめた。毎日空を飛ぶようすは見ているが、飛行機を触ったりできる機会はそうないので、こういうときには出来る限り出かけるようにしてはいる。本来なら、この時期か9月・10月あたりに「Wings2004」というように厚木基地(米海軍+海上自衛隊)一般開放が行われるのだが、ここ数年の国際情勢の緊迫化で、実施が見送られることが多くなった。テロ対策のためとおもわれるが、残念である。

 つい2日ほど前に本屋さんに何気なく立ち寄ったら(最近行ってなかった)、藤森篤・桜井健雄・神谷直彦『なぜ彼らはプロペラ機を愛するのか?』竅iえい)文庫という変わった文庫本を見つけて買った。中身をみてビックリ。何と、この「リノ・エアレース」についての本だった。本当に偶然というのは驚くべきものだ。「Simviation.com」(ホップアップが2つほど出るのでビックリしないでね)のFS2004コーナーのPropファイル1ページに今回使った「Reno Air Racing Pack」というのがあり、もうかなり前にインストールしておいた。何度か飛んでいたが、F/A-18Eでの発艦・着艦訓練に明け暮れており、すっかり忘れていた。その訓練もひとまず終えたので、久しぶりに飛んでみるかと飛びはじめたところだったのだ。まったく予想もしないことで、この本も一気に読んでしまった。そして、リノ詣での気持ちはますます高まってしまった。「早く本物がみたい!」

■プロペラ機が好きだ

 ジェット機やジェット戦闘機も好きで、わたしのFS95〜FS2004までのフォルダの中には、ものすごい数の機体が入っている。ジェット旅客機ではA320が、ジェット戦闘機ではF/A-18(A〜F)が好きだ。しかし、それらの飛行機ににもまして好きなのは、プロペラ機である。プロペラ機では、その形状からどうしても戦闘機が好きだ。第一次大戦時のものから第2次世界大戦時のものまで、それぞれに、時代時代の良さがあり、一概にどれとはとてもいえない。ただ、第2次大戦時のものに限ると、「零戦(21型)」「P-51Mustang」「Spitfire MII」「Messerschmitt Me-109」の4機種は秀逸だとおもう。これを書いているPCのそばにもこれらの機体の小スケール機が4機飾ってある。それらを見ていると、じつに美しいとおもう。この中で実機を見たことがあるのは「零戦」だけである。だから、Mustangが現役として飛び回ってるなどと聞くと、何としても見てみたいとおもう。あのエンジン音がたまらない。

 プロペラ機はリノエアレースで記録された800km/h前後が最高時速で、これ以上は空気力学的にもなかなか厳しい。その限界に挑んでいる男(もちろん女性もいる)たちに直接あえるのが、プロペラ機の大会であるこのレースである。わたし自身は飛行スピードというより、のんびりと飛ぶ方が好きなのだが、いろんな飛行機に出会えるところならば、どこでもいい。このリノ(ネバダ州の西のはずれ。カリフォルニア州との州境近く)では、べらぼうな数のプロペラ機に出会えるというので、ぜひ行ってみたいのだ。

 今回のこのコースを零戦でも飛んでみた。決められたパイロンの外側を飛ぶだけでもかなりむずかしい。FSでは命の危険はないが、これが実機となれば、本当に命がけであろう。そういうレースにただ好きというだけで、多くの個人パイロットが参加してくる。まさに、パイロットの誉れである。パイロットとしてこれ以上の喜びはあるまい。そういう現場にわたしも一度は行ってみたい。

 2004/05/09 (日) 13:27:34

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