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F/A-18Eで小松基地まで


飛び慣れた厚木基地より離陸開始!

飛び慣れた厚木基地よりF/A-18Eで離陸開始。やはり、この基地が一番好きだ。

山梨の甲府上空を飛ぶF/A-18E、左に富士の裾野が見える。

山梨の甲府上空を飛ぶF/A-18E、画面左端に富士の裾野が見える。

後方に蓼科山を見ながら、少し左旋回する。

後方に蓼科山を見ながら、少し左旋回。このアングルのF/A-18Eがたまらなくきれいだ。自己満足。

ほぼ30分で、小松基地に到着。着地直前のF/A-18E。

ほぼ30分の飛行で、石川県小松基地へ到着。着地直前のF/A-18E。

■F/A-18Eの飛行特性をFSNavigatorに入れる

 このところ、F/A-18E Super Hornet(Team KBT作成)での訓練に明け暮れていたので、わたしの拠点基地でもある厚木基地での訓練飛行も怠りがちだった。何といっても、厚木基地はわたしの自宅の近くでもあり、いろいろな飛行機が飛び交うのをいつも楽しみに見ているところでもある。ここから、すべての訓練飛行をおこなっている。F/A-18Eでの空母発艦・着艦訓練のため、タイのプーケットの南東海上で空母アブラハム・リンカーンを使って、ずっと訓練していたため、厚木へもどるのは、久しぶりである。

 わたしがFSで長距離を飛ぶときには「FSNavigator」というのを使っている。そのナビゲーションソフトには多くの飛行機の飛行特性がデータとして入れてあるが、そのほとんどが当然のことながら、民間機である。F/A-18Eのような軍用機については、本来の目的として、巡航速度とか巡航高度という概念はない。しかし、軍用機でも長距離を飛ぶことはあるので、このナビゲーションシステムにあらたに入れる機体の飛行特性(上昇速度やら巡航速度などなど)を書き込んでおかなければならない。そこで、この機体の「aircraft.cfg」などをよく調べて、必要な項目をさがす。それにもでていないものは、飛行機のデータ集などの本を参考にデータを入れてみて、実際に飛行がうまくできるかを試してみる。じつは、今回の飛行の目的は、それである。Learjet45のデータを参考にさせてもらい、そこに何箇所か修正を加え、新しく「F/A-18E Super Hornet」の基本データをそろえた。これで飛んでみて、異常がなければ、しばらくはそれを試してみる。問題が生じたら、また修正を加えるという作業をして、最終的にもっとも正常に飛行できる特性データをそろえるのである。

 2004/05/15(土)、この日も早朝4:00過ぎには起きてしまったので、カミさんたちの睡眠のじゃまにならないように居間(といってじつに狭い)の座卓に正座して、2時間物理の専門書(量子電磁力学の本)を読んでいた。6:00にお湯を沸かして、親父たちの仏壇に新しいお茶と水をあげて、しばし瞑想。その後、自分のコーヒーを飲む。これが、わたしの朝食。ラジオで音楽を聴きながら、軽い本を少し読む。7:30頃にカミさんも起きてきたので、さっそくパソコンの電源を入れる。前夜は、先輩教師の山路さんと飲みながら、夏山の計画について深遠な話をしていたので、まだ頭がちょっと重い。しかし、飛行意欲は高いので、今日こそとおもいつつ、FS2004を起動する。さて、どこまで飛ぶか。ちょっと考えたら、以前に能登の観光に行ったときに利用した小松空港をおもい出した。ここには、航空自衛隊の小松基地もあるので、ちょうどいい。厚木基地から小松基地までどれくらいで行けるのかを知るにも絶好の機会だ。きょうは、FSNavigatorの設定の調子を見るのがメインだ。離陸と着陸を除いて、自動操縦がきちんと作動するかを見るので、まずは、滑走路に飛行機を引き出して、次にFSNavigatorの設定。フライトプランを作成して、8:00ちょどに離陸を開始した。厚木基地からはほぼ真北に離陸する。ギアを格納すると、すぐに自動操縦に切り替える。機体はほどなく左に進路を変えながら、次第に高度を上げてゆく。飛行機の速度が速いため、旋回するときに、飛行ルートを少しはずれることを確認。しかし、少し待つときちんと飛行ルートに乗るので、心配はいらない。巡航速度は高度35000ftで380ktsとした(この高度だと時速992kmほど)。このフライトでは、着陸までの時間がそれほどないため、巡航高度を26000ftにセットした。飛行時間はおよそ28分である。あっという間の時間なので、軽く飛ぶにはいい。それに、この日は、息子に設定を終えたパソコンを届ける予定になっている日。あまり長い飛行はできない。

 富士山を左に見ながら、甲府上空を通過。八ヶ岳や山容が特徴的な蓼科山も確認して、あっという間に日本海が見えてくる。高度が自動的に下がってゆき、4000ftほどになったとき、ギアダウン。もう、前方には小松基地の滑走路が見える。速度も自動的に落ちて、200ktsほどまで下がっている。着陸速度は150kts前後なので、順調だ。滑走路が正面に見えてきたところで、フラップを全開。速度が落ちる。滑走路を真正面に捕らえたところで、自動操縦を解除。「Z」キーを押して解除後、1秒ほどして再度キーを押すと、進行方向は固定される。スロットルを絞りながら、滑走路に進入してゆく。タッチダウンする直前をスナップで撮ってみた。この機体はじつによくできているので、着地の瞬間は本物とまったく同じで、車輪の軸がばねのようにガクンと縮む。素晴しい再現である。着地のあと、減速しながらターミナルまで誘導路を使ってタキシング。AI機の隣まで機体を移動させて静止した。時間は8:30でほぼフライト予定時間通りであった。FSNavigatorへの飛行特性データの入力はひとまず成功というわけで、しばらくはこのデータを使ってみようと決めた。書き遅れたが、今回使用した「F/A-18E Super Hornet」は、先日バージョンアップ版が出たので、それをインストールして、新しくしたものである。この機体は本当にほれぼれするくらい素晴しい。

■まもなく梅雨

 今朝はまるで梅雨に入ったようにシトシトと糸のような雨が降り続いている。5月の半ばであるし、まもなく関東も梅雨入りかとおもう。こういう時期の休日こそ、FSにはもって来いだとおもっている。わたしの仕事では、部活でもあれば職場に行くが、そうでなければ、どこかに出かけるには雨がうっとうしい。家でほとんど同じようなお笑い番組を見ていても、面白くない。読書ばかりじゃ、飽きてしまう。こういうとき、FSはだれにも迷惑はかけないし(ま、ちょっとエンジン音は出るが)、家族にも迷惑をかけないで、こちらも楽しめる。天気がいいと、「どっかにでかけようか」と家族サービスなども口にしたりするが、こういう日だとそういう気遣いもいらない。まさに、うれしさ倍増の時期だ。操縦席の脇には、洗濯物が干してあり、ちょっと情けないが、それくらいは我慢できる。

 FSの良さは、飛行機を飛ばしながら、筋力トレーニングもできるし、読書もできるし、居眠りもできる。自動操縦にセットしてあれば、トイレもコーヒータイムも取れる。それに、半日くらいもかければ、ハワイくらいまで実時間と同じスタイルで飛べる。世界地図さえあれば、バーチャルではあるが、世界旅行も楽しめるのだ。少しの電気代はかかるだろうが、まったくエコロジカルな休日の遊びだとおもっている。インターネットでネットサーフィンもいい。しかし、人の作ったサイトを覗いているだけでは、あまりに受身的でわたしには面白くない。もちろん、FSだって他人が作ったものだが、楽しみ方はこちらにほぼ自由だ。どんな飛び方をしても、誰にも何もいわれない。家族からはまずいい印象はもたれないから、その面での苦悩はあるが、それも飛んでいるときは関係ない。梅雨時こそまさにFSの好機だとひそかにおもっている。きょうも、これを書き終えたら、また飛ぶつもりだ。家族もこれだけ雨が降っていると、何もいわない。湿気でちょっとベトベトするのは気になるが、気温が上がらないので、Pentium4には助かる。

 息子や娘たちにもそれぞれパソコンができた。2台あわせても、メーカー製1台分の値段にもならずにすんだ。友人の佐々木くんにはいろんな面倒をみてもらって感謝している。彼こそ、FSの名パイロットであるが、今はちょっとお休み中だ。何せ、写真に没入してしまったので、FSどころではないのだ。でも、彼と飛行機の写真を撮りに行くときはじつに楽しい。今度、天気がよくなったら、羽田か厚木に実機の写真を撮りに行きたいとおもっている。飛行機なら何でも好きだ。FSには、絶好の時期がやってきた。

 2004/05/16 (日) 9:21:21

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