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カナダ:プリンスエドワード島周遊飛行


シャーロットタウン空港を離陸し、これより周遊飛行にはいる。

シャーロットタウン空港を離陸し、これより周遊飛行に入るBaron58

島内は、田園風景が広がり、じつに牧歌的な雰囲気だ。

島内は田園風景が広がり、じつに牧歌的な雰囲気だ。

眼下にサマーサイド空港が広がる。海もじつにきれいだ。

眼下にサマーサイド空港が広がる。海もじつにきれいだ。

シャーロットタウン空港が見えてきた。これより着陸態勢に入る。

シャーロットタウン空港が見えてきた。周遊を終えて、これより着陸態勢に入る。

■カナダの空から

 毎晩のようにカナダ・バンクーバー沖合いの空母で着艦訓練をしている。今朝も当然のように訓練を30分ほどした。このところ、そういうわけでカナダに常駐しているみたいになってしまった。毎回、空母の着艦訓練をとりあげても面白くないし、書くほうもそれは同じ。そんなことをつらつら考えていたら、「そういえば、山路さんたちは新婚旅行にカナダのプリンスエドワード島に行ったんだよなー」とおもいだした。アメリカ合衆国の東部海岸のすぐ北にある小さな島だ。なんで彼らがそんな島に新婚旅行に行ったかというと、彼の奥さんがモンゴメリーの『赤毛のアン』シリーズの愛読者で、舞台になったその地に一度行ってみたかったとかいう話をきいたことがあるような気がする。本当かウソかはしらないが、おそらく本当だろう。カナダにいるついでに、その島を周遊してみようとおもいたち、今朝の着艦訓練のあとに、さっそく空港をその島に移動して、飛行機も「Baron58」のリペイント機を用意した。

 2004/06/27(日)10:30、プリンスエドワード島のシャーロットタウン空港を軽快に離陸した。およそ1時間の予定で、島全体をぐるぐる回ってみようというのだ。操縦はもちろんマニュアル。離陸後、高度を4000ftくらいにして、のんびりと飛んでみた。田園風景が何とも牧歌的で、都会の喧騒さはまったく感じられない(そんなことは当たり前か)。わたしは『赤毛のアン』という小説は読んだことはないが、彼の奥さんとは一時同僚でもあったので、その雰囲気はよくわかる。のんびりとした、のどかな雰囲気を自身漂わせている方なので、さもありなんと納得。FSの世界では、「ここがモンゴメリの住んでいた家で、この辺がその話の舞台になったところですよ」などと表示されるわけではないから、こまかいことはまったくわからない。しかし、上空から見ると、たしかに北海道の牧草地をおもわせるような、のどかな風景が広がっている。カナダというのは、いままであまり自分の視界の中には入っていなかったが、これから少し調べてみようという気になった。わたしの関心事では、氷河時代の爪あとをはっきりと残している大地だ。一度は行ってみたい気もするが、はたして、それまで気力がもつのかはわからない。

 11:30頃、ぐるぐる回った末に、出発点であったシャーロットタウン空港へまた舞い戻った。ひょんなことでおもいだし、飛んでみた。こういう機会でもないと、まず考えもしない島なので、いいキッカケになった。カナダの旅も面白そうだな、と考えはじめている。

■毎晩飛んでいて

 上にも書いた通り、最近は毎晩、「F/A-18E&F Super Hornet」(Team FS KBT作)を使った空母への着艦訓練ばかりやっている。もうかなり上達したぞ!といいたいところだが、そうではない。やはり、失敗も多い。KBTさんからもアドバイス(掲示板にあり)を直接頂いたりして、上達のきざしはあるが、理想的な着艦はまだ数回きりだ。速度が速すぎたり、高度が落ちすぎて空母のお尻にお釜を掘ったり、となんとも情けないことが多い。うまくいったときは、本当にドスンと落ちる感じで、ピタッとアレスティングワイヤーのすぐ近くで止まる。が、そんなことは本当にまれだ。ほぼ7割くらいは、何とか着艦できるものの、「やったな」という満足の行く着艦ができることは少ない。そういうときは、じつに寝つきも悪い。

 いつも最低3回は飛ぶ。最後の3回目で失敗すると、ついムキになって5回くらい飛ぶこともある。現在飛んでいる場所は、カナダのバンクーバー沖合いの空母だ。時間的には現地時間で19:00前後になるのだが、まだ明るい。空母が西を向いているところへ、着艦時も西向きに進入するため、けっこうまぶしくて方位は方位計をきちんと見ながらやる。空母はかなり近づかないとはっきりとは見えないから、進入方向をきちんと把握しておいて進路を決めておかないと、着艦寸前で機体を傾けざるを得ないことも多い。そうすると、まず機体はクラッシュしてしまう。このときのダメージはFSとはいえ、かなりある。何度も練習しているうちに確かにそれなりに要領もわかってはくるが、理想的にはほど遠い。まだまだ、訓練の日々はつづきそうである。

 こういう訓練をしているせいか、他の訓練がほとんど止まってしまっている。ま、長いFS生活でもこういうことはそうはない。だから、仕事で疲れて帰宅しても、夕食を済ますと、すぐに訓練にはいる。かなり緊張するので、終わったら風呂に入ってすぐに寝る。気持ちは完全に「F/A-18E&F」のパイロットになりきっている。通勤で歩いていても、「あそこの操作をこうしたら、もっと確実に着艦できるのでは…」などと考えている自分に、ちょっとおどろく。今しばらくは、こういう状態がつづきそうだ。自分でも笑ってしまうほどなのだが、事実なのだから、どうしようもない。これじゃ、恋する乙女と同じなのかもしれないな。

 2004/06/27 (日) 17:41:26

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