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F/A-18E完璧な着艦


機体の左に空母を確認して、着艦態勢に入る。

機体の左に空母を確認して、これより完璧な着艦の態勢に入る。

空母の甲板を正面に捉え、軽く機首を上げてそのまま高度をを落としてゆく。

空母の甲板を正面に捉え、軽く機首を上げて、そのまま高度を少しずつ落としてゆく。

甲板に落ちる寸前、まさにドスンと落ちる感覚。

まさに甲板に落ちる寸前、自然に落下するような感覚。

アレスティングワイヤーがもうすぐ、着艦だ。

アレスティングワイヤーがもうすぐ、着艦だ!まだメインギアは伸びている。

メインギアがグニュっと曲がり、アレスティングワイヤーを捕まえた。

メインギアがグニュっと曲がり、アレスティングワイヤーを捕まえた。

機体は急激に止まる。まだフックがワイヤーにかかったままである。

機体は急激に止まる。フックはまだワイヤーに引っかかったままである。

無事停止し、メインギアも元の状態にもどっている。

無事停止し、メインギアも発艦時の状態にもどっている。着艦フックも自動的にはずれた。

■この瞬間のために

 マニアックといわれようが、かまわない。わたしは、この上に載せた7枚のスナップを撮るために日夜きびしい訓練に明け暮れてきた。フライトビデオなどに頼ることなく、連続したスナップで、F/A-18Eで見事に着艦できることを自分自身にも、また、なかなか本当に着艦できるのか半信半疑でおられるFSファンの人にも納得してもらうために、飛びつづけてきた。絶対にこの瞬間を撮れると確信していたので、そのときを楽しみにしてひたすら訓練に明け暮れていた。何人の方からも、「本当にそんなにうまく着艦できるのか?」というメールも頂いた。「できる」と答えていたが、正直なところ自分でも「完璧」という着艦はなかなか実現できずにいた。それが、ついにできた。上の7枚のスナップを見てほしい。これが、着艦時の連続スナップから順に撮ったものである。着艦時の速度は140ktsである。空母の甲板の高さは76ftである。空母はリンカーン級。場所はカナダのバンクーバー沖合いである。2回飛んで、ほぼ2回とも同じように着艦できた。わたしのおもい過ごしでなければ、この着艦法に間違いはないとおもう。この機体の作者であられるKBTさんたちからは着艦フックを2ft長くするというアドバイスも受けたので、その設定をしてある。まさに、そのアドバイスどおりに飛んでみていた。そして、このすばらしい着艦ができるようになった。一昨晩は、このF/A-18Eの機体のデザインを担当されているDaisuke Yamamotoさんからも激励のメッセージを頂いたのが、より一層の励みになったことをここに感謝したい。着艦時にメインギアがグニュっと曲がるのが、最高にすばらしい。本物の着艦時のビデオを見たが、本当に折れないのか…と心配になるくらいに思い切り曲がる。もう、その瞬間はほれぼれしてしまう。Yamamotoさんたちはこのメインギアの動きを再現をするためにものすごい苦労をされたとのこと。返すことばもない。5枚目のメインギアの曲がりによく注目して頂きたい。本当に折れるくらいに曲がるのだ。ひたすら、飛んで楽しんでいるだけのわたしに彼らの本当の苦労はわからないのかもしれない。ただ、こうして「すばらしい着艦」をできるようになったことをお伝えするだけしかできない。まちがいなく、本当にほれぼれするような着艦ができることを…。

 この機体がリリースされて3ヶ月以上も経ってしまった。わたしは、この間FSのほとんどをこの着艦訓練に費やしてきたが、まことに充実した時間を過ごすことができた。この「F/A-18E&F Super Hornet」というすばらしい機体に出会わなかったら、まず航空母艦への着艦というじつにスリリングな体験はおもいもつかなかったとおもう。Team FS KBTのみなさんの苦心作を使わせて頂いたことが、このキッカケになったといえる。この機体もすでにLight版が出て、一応の完成をみたようだ。今度はまた新たな飛行機の作成に取りかかられているとのことで、またしても、リリースが待たれる。

 この機体の完成と着艦訓練の一応の終了が重なったのは、偶然の一致であろうが、わたしの着艦訓練も昨夜のこの訓練をもってひとまずは終了することにした。何隻かの空母を使って試してみたら、ほぼ同じように見事に着艦できることを確認したことも、この判断の一つの材料だ(FSのディフォルトにあるサンフランシスコ沖合いの空母でも着艦・発艦ができた)。そして、今度は、この機体を使って、もう少しのんびりと飛んでみたいという気持ちが起こってきた。ちょうどいい潮時だった。KBTさんたちに、そして、メールでいろいろなアドバイスや疑問点などを指摘してくれた方々に感謝の意を表して、この着艦訓練を終えたい。どうもありがとうございました。m(__)m

■夏場は実機見学を…

 エアコンのない場所でPCを使っている我が家の状態では、夏場にFSをするのはかなりハードな環境になる。PC筐体にファンを5つほどつけて、頑張ってはいるが、いかんせん室温そのものが30℃以上のままなので、一向に冷却が効かない。それに、飛ばしているわたし自身もほとんど汗まみれになる。仕方ないので、こういうときは、多少の涼風を求めて近くの厚木基地などの飛行機見学に出かけるのが一番だろう。厚木基地は「厚木」とはいうものの、実際には「大和市」と「綾瀬市」の間にあることは、以前にも何度も書いた。一番近い駅は、相鉄(横浜…海老名:正式には相模鉄道)の「相模大塚駅」か「さがみ野」であるが、飛行機を見るには、小田急(相鉄)大和駅か相模大塚駅で降りて、相鉄線沿いに歩き、厚木基地滑走路のちょうど北側あたりか、小田急の桜ヶ丘駅から厚木基地滑走路の南側で見るのがいい。わたしは、毎日通勤で通っている北側のポイントがすきだ。米海軍の飛行機が飛んでいないときでも、海上自衛隊のP-3Cなどは毎日のように訓練飛行しているので、芝生に寝転んでボーと見ていると気分がいい。わたしのFS2004にもP-3Cは入れてあるが、離陸するとエレベーター(&トリム)がバタバタと暴れだして、操縦不能になってしまう。いろいろ調べたり、設定を変えてみたが、今だうまくいっていない。だから、自衛隊機の真似をして飛ぶのはできないでいる。この機体もそのうちすばらしいのができるかもしれないので、のんびりと待っている。この厚木基地の存在が、わたしにとってはFSをはじめ、飛行機をおもい出して(幼少の頃よりパイロット志願だった)、この方面に関心を持ちつづけさせてくれた。教員の新任の頃からお世話になった故中島正忠先生の親父さんは旧日本海軍厚木基地の教官だった。わたしが新婚時代を過ごした西鶴間というところには、零戦の墜落した場所というのが何箇所かあった。その周辺はぜんぶ雑木林だったと彼が教えてくれた。その先生も50歳の若さで短い人生を終えた。いろいろな想いのつまった場所、それが厚木基地だ。

 こうしてこれを書いているときも、南東にある厚木基地からはF/A-18CかF/A-18Fの爆音が聞こえる。これから訓練飛行にはいるのだろう。きょうは、これからその飛行機の下を通って、横浜方面に用事で出かける。何のことはない、夏山の装備を揃えに行くだけだ。FSに負けず劣らず、山歴は長い。かれこれ30年以上になる。ま、世間的には「ベテラン」なのだろうが、小心者のわたしには、今になっても山は怖い。怖いけど行きたい。長居は無用なので、すぐに逃げ帰る。あ、関係ないけど、今ちょうど我が家の真上をF/A-18Fが低高度で飛んで行った(機体を見れば、機種はすぐにわかる)。また、来た。タッチアンドゴーの訓練がはじまったのだ。この暑いのに本当にご苦労様といいたいところだが、飛行機までは声は届かないな。窓からそのままに飛行機の飛ぶ姿を見れるのは、何といっても幸運だ。話が、それたが、山もやっぱりいい。山と飛行機に何も関係などないようにおもうかもしれないが、そうではない。両方とも高いところから下界を見下ろせる。そういう「鳥瞰図」的な構図がたまらなく好きなのが、おそらくこういう趣味をつづけている動機かもしれない。ま、わたし自身には理屈などどうでもいいことなのだが。

 夏場は実物をじっくり堪能するいい時期なのである。

 2004/07/10 (土) 9:50

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