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秋の北海道へ(空のお散歩)


秋の北海道向けて厚木基地を離陸中のF/A-18F Super Hornet(VFA-2所属)

秋の北海道向けて厚木基地を離陸中のF/A-18F Super Hornet(VFA-2所属)

離陸後、一気に東京上空。機下に国会議事堂や皇居が見える。

離陸後、一気に東京上空。機下に国会議事堂や皇居が見える。

故郷の会津盆地・猪苗代湖・裏磐梯五色沼がきれいだ。速度を上げる。

故郷の会津盆地・猪苗代湖・裏磐梯五色沼がきれいだ。速度を上げる。

下北半島むつ市上空にさしかかる。この辺を飛ぶのも本当に久しぶりだ。

下北半島むつ市上空にさしかかる。この辺を飛ぶのも本当に久しぶりだ。

千歳空港へ向けて、左旋回をして、これより着陸の態勢にはいる。後方に羊蹄山が見える。

千歳空港へ向けて、左旋回をして、これより着陸の態勢にはいる。後方に羊蹄山が見える。

新千歳空港の滑走路にまもなく着地。ほぼ1時間の気持ちの良いフライトだった。

新千歳空港の滑走路にまもなく着地。ほぼ1時間の気持ちの良いフライトだった。

■秋の日の散歩(空?)

 昨日から降りつづいていた雨が夜半には雷を伴って激しくなっていた。朝になっても降り止まず、せっかくの日曜日。早朝の散歩にもいけない。ま、アキレス腱の治療中でもあり、傘をさして無理に歩くのも控えた。日も昇り、午前中も昼に近づくにつれて雨も上がり、雲の切れ目から青空も見えてきた。こういうときは、外に出てブラブラ歩いてくるのが一番だ。しかし、時間帯が散歩にはちょっとずれてしまっている。こういうときは、FSで少し散歩もいいだろうと、出かけてみることにした。ちょうど1時間くらいの飛行だと、北海道の千歳あたりか、九州の福岡辺りになる。時期的には紅葉も終わってしまっているだろうが、久しく飛んでいない北海道まで飛んでみることにした。本来なら、民間機でおとなしくというところであるが、昨夜「F/A-18F Super Hornet」の「VFA-2所属機」のカラーリングをインストールしたのをおもい出して、「そうだ!それで飛ぼう!」とすぐに決まった。

 04/10/31(日)11:05いつもお世話になっている厚木飛行場(厚木基地)から、秋の青空向けて飛び立った。一応、FSNavigatorで自動操縦の設定はしたので、機体が離陸するとONに入れた。あっという間に東京上空に達し、本当は飛行禁止区域になっているのかもしれないが、皇居のほぼ上空を飛ぶことになってしまった。皇室の方々には申し訳ない。ついでに国会議事堂の上も通ることになってしまったので、お偉い議員さんたちにもお詫びする。このコースは、FS98で飛んでいたときのレポートにも載せてあるが、そのときのシナリーや機体を比較すると(Flight Simulatorのコーナーの最初の辺にある)、FS自体の性能がまったくちがうことが一目でわかる。機体はどんどん上昇して、35000ftでマッハ1の水平飛行にはいった。ほぼ20分ほどで、故郷の福島県上空に。会津盆地や猪苗代湖、裏磐梯五色沼などがきれいだ。例年なら紅葉もすでにおわっている時期だが、今年は気温が高い異常気象だったので、まだ残っているかもしれない。不思議とこの辺まで飛んでくることは少ない。今年ははじめてである。厚木飛行場周辺での練習以外は、ほとんど外国を飛ぶことが多い(前回は地震の被災地を飛んでみましたが)ので、国内を飛ぶのも久しぶりになる。マッハ1で飛ぶと、本当に速い。あれこれ、地図で調べものなどしていたら、あっという間に下北半島のむつ市である。今年の夏に車で旅行しようとおもったが、あまりに遠いのであきらめたところだ。近いうちに気合を入れて旅してみたい。

 北海道の亀田半島先・恵山岬を左に見ながら、新千歳空港向けて一直線。海上から後方羊蹄山が見えてくるともう新千歳はすぐである。高度4000ftになる辺りから、着陸の準備に入る。この瞬間はいつもながら、やはり気を使う。空港の滑走路を正面に捉えたら、自動操縦を解除した。速度は200ktsほどに落ちているので、あとは滑走路に近づくまでに徐々に落として、150ktsほどで着地すればいいだろう。滑走路がぐんぐん近づいてきて、いよいよ着地。着地の直前をスナップに撮ってみた。時間は12:05でちょうど1時間ぴったりだった。これくらいのフライトだと疲れなくていい。久しく国内も飛んでいないが、FS98で日本縦断飛行をしてからずいぶんと時が経ってしまった。同じコースをこのFS2004で飛んでみるのも楽しいかもしれないな、とふとおもった。

■FS2004(FS9)修正パッチでの不具合

 先日、FS2004(FS9にあたる)の修正パッチがMicrosoft社から出て、わたしも修正版をインストールして、「FS9.1」とバージョンが上がった。ところが、どうもこの修正を入れると、フライトプランナーという機能で、ルート検索などをしていると、突然強制終了したりする不具合(バグ)が再発生することがいろいろな方から報告されている。しかもこれは日本語版での場合だけのようだ。わたしはフライトプランナーは使わないで、FSNavigatorというソフトでフライトプランを作るので使っていないが、困ったことではある。わたしの愛用しているシェアウェアーソフトの「IdeaTree」や「MathNote」でもそうだが、ときどき修正版が出て、アップグレードすると、しばらくはこの修正がつづく。どこかを修正すると、おもわぬところにそのしわ寄せがくるのだろう。今回のFS2004の修正も同じ現象である。これが落ち着くまでに、またしばらくは修正にお付き合いしないといけないだろう。こういう現象は、数学の統計でいう「ポアソン分布」に従っているみたいで、バタバタとつづいてはしばらくしておちつくという特徴がある。こういうのは地震にもいえる。もちろん、人間が意識してやっているわけではないだろうが、人間の行動にもでてくる。こういうのを見ていると楽しい(震災に遭われた方々にはいえる言葉ではないが…)。

 FS2004に限らず、これを書いている「IBMホームページビルダーV8」(このソフトとの付き合いも長いな)でも、発売されてすぐに修正が出るのは、もう定番である。OSであるWindows自体も絶えざる修正修正の連続で、一体ディフォルト状態ではどうだったのかなど、おぼえている人もほとんどいるまい。飛行機でいえば、機体のあちこちに修理のあとの充て版がベタベタと張ってあるような具合で、何とも不安定な気持ちになるのは仕方あるまい。はっきりいってしまえば「欠陥品」だが、こういうのがふつうに売られていて、それにクレームをつける人が少ないのもソフトウェアーの特徴だ。車では三菱ふそうはもう袋叩き状態にある。こういう、ソフト業界への警鐘を鳴らしている本も何冊かあるのだが、ほとんど読まれていない。おそらく、ソフトを作るプログラミングに精通している人はものすごく少数派なので、社会がそういうミスを暗黙の内に許してしまっているのかもしれない。

 まあ、修正をしたら、返って不具合が出るという何とも不思議な世界がソフトウェアーの世界である。

 2004/10/31 (日) 19:29

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