TopPage


イタリア半島の休日


ローマ郊外のシャンピーノ空港を飛び立ち、ローマ市街地上空を遊覧。まさしくローマの休日。

ローマ郊外のシャンピーノ空港を飛び立ち、ローマ市街地上空を遊覧。まさしくローマの休日。

イタリア半島を南下、ナポリ市上空をのんびりと飛ぶ。ナポリ空港も眼下に見える。

イタリア半島を南下、ナポリ市上空をのんびりと飛ぶ。ナポリ空港も眼下に見える。

さらに南下、ベスビオ山上空へ。ポンペイの遺跡はこの山のすぐ右上だ。

さらに南下、ベスビオ山上空へ。ポンペイの遺跡はこの山のすぐ右上だ。

イタリア半島南端近くのこの周辺は有数のリゾート地。左岸に見えるテルマ空港へ着陸を決める。

イタリア半島南端近くのこの周辺は有数のリゾート地。左岸に見えるテルマ空港へ着陸を決める。

■気まぐれは時を選ばず

 昨日、歯を抜いて痛いおもいをした。もう、歯の周辺の痛みは取れたが、痛みが頭のほうへも影響して少し頭痛がする。風邪かもしれないが、まあ、原因はとくにわからない。治るときは治るし、そうでなければ、そのうち倒れるだろう。こんな状況ではきょうの飛行は無理だなとおもいながら、パソコンの電源を入れてメールなどをチェックした。そして、無意識にFS2004を起動してしまっていた。きょうはどこへ飛ぶこともかんがえていなかった。かんがえたとしてもやる気はなかった。が、そこが気まぐれ。ふと、先日TVで観た映画「ローマの休日」(ノーカット版)をおもいだした。それと、何週間か前にちょっとだけ見た「ポンペイの謎」みたいな番組も芋づる式におもいだされた。「そうだ!イタリア半島をちょっと飛んでこよう…」となったのは、偶然か。まだ少し腫れの残る歯根のあたりに貼るタイプの冷却シートを当てて、飛び立つ準備に入る。機体は1時間くらいで飛べる範囲をかんがえて、小型ジェット機のBeechjet 400Aを使うことにした。

 04/11/07(日)10:25にローマ郊外にあるCiampino(シャンピーノ)空港というところから飛び立った。まずはそのまま北上して、ローマ市街地上空へ。この地のアドオンシーナリは入れてないので、ディフォルトのままの光景。もう少し高度を落とせば、もう少しいろいろなオブジェクトも見れるのだろうが、あまり細かいことには気は回らず。「ローマの休日」ならぬ、「イタリア半島の休日」を楽しむつもりなので、適当に飛ぶ。操縦はもちろんマニュアルなので、操縦桿を握っての操作である。イタリア半島の西岸に沿って南下してみようと大きく左旋回。南東方向へと向かって飛行をつづける。ほどなく、有名なナポリが見えてくる。なるほど、水の都の名の通り、海岸に張り付いている。ナポリ空港も大きく見える。さらに南下をつづけると、あの「ポンペイの遺跡」で有名なベスビオ火山が見えてくる。スナップでは、あまり代わり映えのしない山であるが、れっきとした活火山で今も噴煙を上げていると聞く。この山の南西にその「消えてしまった町ポンペイ」がある。スナップでは飛行機の進行方面にあたる岬状のところだ。左前に見える町はサレルノというところ。イタリア半島はおもった以上に山が多く、この周辺にも2000m近くの山があちこちにある。気候はちがうが、日本に似た印象を受けた。

 さーて、どこへ着陸するか…。半島の南端近くにあるレッジョ・ディ・カラーブリア近くの空港へとおもったが、GPSで見たら、パルミという町の近くにテルマ空港というのがあった。着陸に十分な8000ft近くの滑走路があるようなので、そこに決めた。それからは、一気に高度を14000ftから下げて、海岸線のすぐ近くにあるこの空港の滑走路に進入して行った。エアーブレーキを使い、速度を160kts近くにもどすのに大変だった。滑走路のすぐ手前でようやく水平に飛行機を立て直し、何とか無事に着陸。気まぐれな飛行では、こういうときにハラハラさせられる。でも、これがFS2004で飛ぶことの楽しみか。歯肉の痛みも飛んでいるときは、ほとんど感じなかった。痛みもある程度は気持ち次第であることがわかる。着陸して機体をターミナルまで移動して時間を見ると、11:18であった。ほぼ1時間の飛行を楽しめた。いい休日だった。

■いつまでつづくのか…気まぐれ飛行

 この気まぐれ飛行もいつの間にか56回目になってしまった。当初は50回くらいでやめようとおもっていた。ダラダラつづけていると飽きるとおもっていたのだ。ところが、それまでの「日本縦断飛行(FS98)」「アメリカ50州州都の旅(FS2000)」「世界紀行(FS2000&2002)」とはちがい、ゴールがないため、何とも気楽に飛べるのにはまってしまった。どこでもおもいつきで飛べるのは、気分的にも負担はないし、自由度もある。ただ、これも義務化してしまうと、返ってその自由度があだになる。「次はどこへ」と絶えざる候補地探しに翻弄されてしまう。何かヒントになるものはないかといつも探し回ってしまうようになってしまう。ふつうは、1週間もすると何かのヒントは得られるのだが、仕事などで忙しいときは、それすら心もとない。ふだんはほとんど見ないTVを見たり、新聞に目を通したりすることも多くなる。飛ぶだけならそれほどでもないが、この飛行日記もどきを書くためには、世界地図は欠かせないし、多少の資料もいる。ネットで検索できるようになって大いに助かっているが、それでも相変わらず本に目を通す必要もある。でも、それも楽しみの1つだし、だれからも強制されることのないこの作業を細々とつづけていられるのも、自分に興味が残っているからだろう。飽きっぽい性格だから、興味が尽きたら、おそらく突然でもやめるとおもう。「今回で最後かな」とおもいつつ、まだ飛んでいるので、まだしばらくはもつかもしれない。

 やめるのは、はじめるのよりむずかしい。情報理論でいう「バナナ原理」である。このページの目次が四角におさまるくらいになるまでに、次の企画をかんがえようとおもっている。その頃には、またひょっとするとFS2006が出ているのかもしれない。こんなスナップばかりの絵日記を書いているためか、HP容量の半分も使ってしまった。当分、このSo-netで許される容量は増える見込みはないから、この方式も変えていかないとまずい。文章だけを(自分の書いているものが文章になっているとは到底おもえないが)載せるには、あまりに文章が下手すぎる。今更、勉強する気もない。こういう具合なので、そろそろ限界点が近づいていることも実感としてわかる。年内は何とかやるだろうが、来年あたりが変節点になるような気がしている。

 気まぐれもつづけるとなると、意外にむずかしい。

 2004/11/07 (日) 15:53

■ 前のページへ ■ 次のページへ ■ 目次へ ■ TopPageへ