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故郷・会津の冬景色


福島空港よりCessna C172SP Skyhawkにて離陸。これより会津にむかう。

福島空港よりCessna C172SP Skyhawkにて離陸。これより会津にむかう。

機下に猪苗代湖、右に磐梯山、進行方向に会津盆地をのぞみながら、里帰り。

機下に猪苗代湖、右に磐梯山、進行方向に会津盆地をのぞみながら、里帰り。

会津盆地全景。周囲はすべて山々。右上に飯豊連峰がそびえている。

会津盆地全景。周囲はすべて山々。右上に飯豊連峰がそびえている。

会津若松市街地上空、この時期は盆地全体が雪におおわれている。

会津若松市街地上空、この時期は盆地全体が雪におおわれている。

帰途、磐梯山のそばを飛ぶ(実物とまったくちがうが…)。裏磐梯の湖沼群がみえる。奥は吾妻連峰。

帰途、磐梯山のそばを飛ぶ(実物とまったくちがうが…)。裏磐梯の湖沼群がみえる。奥は吾妻連峰。

まったくの気まぐれで、猪苗代湖のそばを走る磐越道とおもわれる道路へ強制着陸する(笑)。

まったくの気まぐれで、猪苗代湖のそばを走る磐越道とおもわれる道路へ強制着陸する(笑)。

■冬の故郷・会津へ空から帰省

 この年末年始も故郷・会津へは帰省はしなかった。もう、実家は閉めてしまったし、帰省するとなると、カミさんの実家に世話になったり、会津にいる姉夫婦のところに居候したりで、気をつかわせてしまう。そんなこともあって荷物のかさむ冬の時期はもう帰る気もちがわいてこない。寒さはわたしのこどものころにくらべれば格段にあたたかくなっているとは聞く。しかし、それでも寒さにめっきり弱くなっている昨今では、冬の帰省は身にもこたえる。会津をでて関東に住むようになって、もう30数年になる。実際には、会津に住んだのは、高校時代までなので、18年というところか。それでも、今もって会津はなつかしいし、いいところだとおもっている。今年は3月の「父の三回忌」と5月の「姪っ子の結婚式」には帰る予定なので、楽しみにしている。今年は雪も少ないと姉がいっていたとおもっていたら、このところの大雪でもう真っ白になってしまっているだろう。そこで、冬の会津をちょっと訪問してみようとおもいたった。

 2005/01/15(土)12:30、福島空港からCessna C172SP Skyhawkにて飛びたった。この日はセンター試験の初日で、関東地方でも雪という予報がでていた。しかたなく、午前中に予定していた物理の補習も中止にしたが、「大騒ぎすると予報がはずれる」というジンクスどおり、結果は雨でまたしても予報はみごとにはずれた。福島空港は、福島県では雪の少ない「中通り」という地域にあるので、FS2004での風景のように真っ白というのはあまりない。広い福島県の中で雪国は会津だけである。福島県は南北に縦割りすると3つの地域に分割できて、新潟県にちかい山国会津地方と県庁所在地の福島市・商工業地の郡山・白河をむすぶ中通り地方、そして太平洋に面した浜通り地方である。おなじ県内でも気候・風土・歴史がちがうので、住んでいる人たちの気風もちがう。会津はあくまでも会津で、福島県とは行政上でただ同じというだけのことである(と、わたしはおもっている)。

 のんびりと飛んでゆくと、猪苗代湖や磐梯山(こんな山ではないが、細かいメッシュのシナリは重いのでいれてないのでしかたない)がみえてくる。この時期、会津にむかうと郡山では晴れていても、山越えするともう雪雲がかかっている。猪苗代湖のある辺は海抜500mほどのところで、豪雪地帯だ。名峰磐梯山はこの湖水のわきにすくっと天を指すようにそびえているが、FS2004のディフォルトシナリでは上に載せたスナップのように情けない山になってしまっている。「Japan Terrain Mesh Scenery」というのがあり、FS2002にはいれてあるが、FS2004では日本国内を飛ぶことはあまりないだろうとおもい、いれてなかった。これをいれると、磐梯山もきれいに鋭角の頂きがみえる。ただ、今のところはとくにいれるつもりもない。会津盆地に近づくと、本当に山国だなといつもおもう。周囲はすべて山がとりかこんでいるし、まるでなべ底である。何度ものぼった飯豊連峰はじつになつかしい。近いうちにまたのぼりにいきたい。会津若松市街地も何となくさびしい。実際に現地に降り立ったとしても、そうかんじる。市内は駐車場の関係で本当にさびれてしまったし、郊外にどんどん商業地は移転している。全国の地方都市はほとんど同じであろうが。

 会津盆地の上空をしばしのんびり飛んで、実家のある辺を低空で飛んでみた。地形的に実家のあるところはわかる。亡き父母のことなどがしのばれて、少しさびしい気もちになる。まあ、これも時代の流れだしやむをえないだろう。帰りは、同じコースを福島空港まで飛んでこようとおもっていたが、猪苗代湖のそばを走る磐越道のような道がみえたので、ふと気がかわってこの道路上に強制着陸してみようとおもいたった。この飛行機での着陸はかんたんなので、やってみた。無事降り立ってみたら、道路とみえたところも、それほどはっきりした道路ではなかったのが残念。でも湖水がみえるところよかった。帰省できなかったお詫びに、空からの帰省をすませたみたいだ。3月には、まだ春とはいえ、肌寒い会津に法要にゆく。

■FSも10年目

 FS95日本語版(残念ながらわたしは英語版だった)がでて、早10年目をむかえた。この間、いろいろなフライトものを飛ばしてきた。今は、ときおり、フライトコンバットものもやったりはするが、ほとんどFSだけになってしまっている。基本的な操作が同じなので、マニュアルなどみたこともない。キーボード操作の部分もほぼわかっている。飛行に必要な操作はかぎられている。あれもこれもと手をのばしてみても、長いことやっていると、自然に自分のペースになってしまう。FSをはじめたばかりの人にときどき質問を受けたりすることもあるが、じつをいうと質問に答えるのはけっこうめんどうくさい。自分では、もうわかりきっており、無意識にやっていることを口で(文章で)説明するのは、何でもそうだが、めんどうだ。それに、はじめたばかりで、すぐにけっこう技術のいることをやりたがる人もいるので、なおさらだ。最初のうちは、ディフォルトの状態でとにかく失敗してもいいから飛びまわること。飛行レッスンもしっかりやり、身体でおぼえること。これをしつこく繰り返すことで、あとでの上達が決まってしまう。これでいい、というレベルはないので、あとは自分で目標を設定して、それをクリアしてゆくことしかない。

 わたしにとっては、この10年目は節目の年だとおもっている。このまま、飛ばして満足していればいいのだが、おもな飛び方はほとんどやったようにおもえる。まだまだ奥の深いソフトゆえ、つかい方はさまざまであろうが、10年というのはどうみても節目である。あと10年先のことをおもうと、大体生きているかどうかもわからない。FSへの興味・関心はまだまだあるが、気もちをいれかえる意味でも、今年は今までの10年を静かにふりかえり、今後をかんがえる年にしたいとおもっている。推測でかんがえれば、そろそろ「FS2006」の話題もでてきそうな時期ではあるが、まだそういううわさも聞かない。いままでは、このFSがでるのにあわせてパソコンもアップグレードをはかってきたが、この辺でこういうやり方もも検討する時期かなとおもっている。それにしても、10年か…、長いようで短かった。

 2005/01/16 (日) 15:21

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