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天国へ一番近い島:ニューカレドニアへ


オーストラリア東岸のブリスベン国際空港より離陸して、これよりニューカレドニア島へむかう。

オーストラリア東岸のブリスベン国際空港より離陸して、これよりニューカレドニア島へむかう。

ブリスベンの湾内に散在する多数の島々、これらの島のどこかにでも住みたい気がする。

ブリスベンの湾内に散在する多数の島々、これらの島のどこかにでも住みたい気がする。

1時間40分ほど飛行して、ニューカレドニア島が近づいてきた。海の青さはこんなものではないだろう。

1時間40分ほど飛行して、ニューカレドニア島が近づいてきた。海の青さはこんなものではないだろう。

ニューカレドニア島の中心部ヌーメアにあるトントウタ空港はもうすぐ。着陸態勢にはいる。

ニューカレドニア島の中心部ヌーメアにあるトントウタ空港はもうすぐ。着陸態勢にはいる。

■天国に一番近い島ってどんなところ?

 昨年だったか、一昨年だったか、わすれてしまったが、作家の森村桂さんが亡くなった。亡くなる前は軽井沢でお菓子のお店などをしていたみたいだ。帰省時によく軽井沢の近くをとおって、草津温泉に泊まりにいく。あの辺を走っていると不思議と彼女の書いた『天国に一番近い島』をおもいだす。この天国に一番近い島のモデルになった島が、「ニューカレドニア島」である。もちろん、わたしはいったことなどない。また、いってみたいとおもっているわけでもない。天国なんて退屈なところのようにおもっているし、そこに雰囲気が近いという島にいっても退屈してしまうだろうから。現在、TVで放映されている韓国ドラマの「天国の階段」というのに、わが家の女性陣たちははまっている。わたしは、天国にも地獄にもほとんど関心はないので、カヤの外である。ただ、森村さんの書かれた本の舞台になったニューカレドニア島というのは、なんとなく気になっていた。一度は、FS2004で訪れてみたいとおもっていた。そこで、土曜日にやっている「物理講習」がおわり、帰宅したあとに飛んでみようと数日前に決めていた。

 2005/02/19(土)15:45、オーストラリア東部海岸にあるブリスベンという都市にある国際空港から離陸した。ニューカレドニア島のヌーメアというところまでは時間にして1時間50分ほどとフライトプランではなっていた。ブリスベンから飛んだのは、とくに理由はない。ニューカレドニア島まではけっこう距離はあるので、一番近そうな空港を選んだら、そうなっただけ。ニューカレドニア島に直接いったほうが簡単なのだが、島のまわりをぐるぐる回ってもそれほどおもしろくもない。それより、長旅をしてようやく着いたほうが、まだ来たという感じがあるだろう。小型ジェット機の「Learjet45」は、大型ジェット旅客機以上のスピードもでるし、操縦は快適なので、これで飛ぶのが気が楽でいい。高度35000ftのところを280kts(=マッハ0.9ほど)で飛んで2時間近くだから、日本でいえば羽田から九州か北海道くらいになるのかな。飛び立って、飛行機を自動操縦にすると、ホッと一息。あとは、ときどきようすをみていればいいだけだ。この自動操縦というのもかんがえてみれば、すごいことだ。わたしは、長年「FSNavigator」というのをつかっているが、これでフライトプランを立ててセットしておくと、設定されたコースをきちんと飛んでくれる。「そんなのはおもしろくないじゃん」などという人もいるかもしれないが、飛行も長い距離になると、手動ではかなりきつい。高度保持とかコース保持などの機能を使えば、同じようにできるが、やはりきちんとフライトプランを立てて飛ぶのは、FSといえどもパイロットの最低の基本である。自動操縦に切り替えたあとは、ときどきは席をはなれ、いつものようにコーヒーを飲みに1階におりていったり、本を読んだり、といろいろなことがふつうにできる。このときは、読みかけの本を最後まで読んだ。

 夕刻迫る17:25ごろには、前方にニューカレドニア島が水平線に姿をみせてきた。ジェット機は速いので、ちょっと油断をしているとどんどん目的地が近づいてくる。こういうときに自動操縦になっていると、高度も自動的に下がり、安心して周囲の景色をスナップに撮ったりすることもできる。島の周囲は、サンゴ礁におおわれているのか、海の色はコバルトブルーである。高度が4000ftを切ったあたりで、まずギアダウン。空港を前方にみすえる2000ftあたりでフラップダウン。空港はヌーメアというところにあるTontouta空港という。なるほど、こういう島にのんびりと住んでいれば、たしかに「天国に一番近い」と感じるかもしれないなーなどとおもいながら、空港に着陸した。17:32であった。ほぼ、フライトプランどおりの時刻であった。ひさしぶりに2時間近く飛んだ。最近では、ゆっくり飛ぶこともないので、「飛んだな」という実感がもてた。

■パソコンのまわりは…

 わたしの自宅のパソコンは、FSとインターネット、ホームページの更新作業、そして多少のプログラム勉強くらいしかつかわない。職場での仕事をもちかえって自宅でもやるという習慣はもともとからない。家では家の仕事があるし、仕事をもちかえっても、せいぜい精神安定剤程度のことしか自分にはできないことはわかっているからだ。職場には仕事用のパソコンはあるし、そちらではしっかり仕事に集中している。そんなこともあって、自宅ではもっぱらわたしの趣味専門にパソコンをつかっている。これは、パソコンをはじめたころからほとんどかわっていない。パソコンはわたしにはゲーム機とおなじでしかない。ほとんどが自作機なので、こわれても大抵のことは自分でなおせる。なおせないときは、「パソコンの師匠」である、わたしの友人に訊く。それでもなおらないときは、放っておく。でも、このパソコンはほとんど毎日つかうものなので、いつもきれいに掃除もして、大切につかっている。それが、パソコンに対する礼儀ってものだろう。

 パソコンのまわりには、飛行機関係の本や何冊かの地図など、FSに必要なものがおいてある。そこに、ダイキャスト製の小さな飛行機が6機ある。「零戦21型」「P51マスタング」「スピットファイアーMKU」「メッサーシュミットMe-109」「F/A-18Hornet」「F-14Tomcat」である。これらの機体をいつも交互にみながら、FSのときも飛んでいる。これらがないと、どうにもおちつかない。飛行機のことがなければ、べつにパソコンなどやろうとはおもわないかっただろう。いずれパソコンの時代がおわっても、携帯電話ではFSは無理だろう。だから、そのときになっても飛べるように、パソコンは大切につかうし、ソフト類も大切にとっておいてある。OSはどんどん変わり、ソフトが動かなくなる可能性もあるので、これだけは注意している。あまり、あたらしいOSを入れないようにしているのも、なんのことはないFSとの相性が気になるからだ。こんな風に、パソコンのまわりもほとんど飛行機だらけになっているので、カミさんにも「いいわねー、趣味があって。老後も退屈しないでしょうね…」などと嫌味もいわれる。自分ではこれが自分の趣味だとはまったくかんがえていない。ただ、時間があれば、無意識にやっているだけのことである。まったく生産性のないことだ。わたしがのめり込むものは、大体が生産的なことではないので、もうこれからの改善も無理だろう。パソコンに向かって操縦しているときに心筋梗塞でたおれるか、職場で授業中に黒板の前でたおれるか、そのどちらかがわたしの「あの世への旅立ち」のときであってほしいと本気で願っている。まあ、多少は周囲の人たちには迷惑をかけるだろうが、これは致し方ない。そのときにも、きっとパソコンは元気にうごいているだろうが…。

 2005/02/20 (日) 11:22

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