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米国・ヨセミテ国立公園遊覧飛行


マリポサ・ヨセミテ空港から離陸して、ヨセミテ国立公園の中央部を飛ぶDuke 80。きれいな公園だ。

マリポサ・ヨセミテ空港から離陸して、ヨセミテ国立公園の中央部を飛ぶDuke 80。きれいな公園だ。

モノ湖上空より、再度ヨセミテの渓谷に向けて下降してゆく。操縦は慎重に…。

モノ湖上空より、再度ヨセミテの渓谷に向けて下降してゆく。操縦は慎重に…。

険しい渓谷づたいに飛行を開始する。油断をすると、すぐに側壁に激突してしまう。どんどん下降する。

険しい渓谷づたいに飛行を開始する。油断をすると、すぐに側壁に激突してしまう。どんどん下降する。

ヨセミテ国立公園内には4000m級の山がそびえている。山をこえるのもなかなかしんどい。

ヨセミテ国立公園内には4000m級の山がそびえている。山をこえるのもなかなかしんどい。

この辺りの風景が、よく写真などに撮られているところであろう。あくまで、想像ではあるが…。

この辺りの風景が、よく写真などに撮られているところであろう。あくまで、想像ではあるが…。

マリポサ・ヨセミテ空港へもどり、給油所のところまで機体を移動して、プロペラ停止。楽しい飛行ができた。

マリポサ・ヨセミテ空港へもどり、給油所のところまで機体を移動しプロペラ停止。楽しい飛行ができた。

■きょうは午後からのんびり遊覧飛行

 昨日(2005/02/26(土))も、朝から昼すぎまで職場に出かけて、物理の補習をしていた。もどってきて、さて飛んでみるかとおもったが、どうにも気分の回復ができず、飛ぶ気にはなれなかった。無理して飛ぶなんてことは、する気もないので、夕方までゴロゴロしながら読書などして、あとは定期便のように晩酌→夕食とすませ、早々に寝てしまった。今朝は、4:00すぎにはおきたが、早朝から飛ぶなどとは、かんがえもしない。ゆっくりコーヒーを飲みながら、読書などした。その後、朝日もあがったところで、1時間ほどのウォーキングにでかけてきた。ウォーキングといっても、早足であるいたりなどしない。ただ、考えごとをしながら、のんびり散歩するだけである。いろんな雑念がでてきて、これはとてもたのしい。足のほうはただ機械的にうごかしているだけで、とくだん意識することはない。雪をかぶった丹沢連峰をながめながら、のんびりあるくのは本当に気分がいい。あるいているうちに、姉夫婦がアメリカに住んでいたときによく送ってきた絵はがきに「ヨセミテ国立公園」のものがあったのを、ふとおもいだした。1000m近くの垂直に切り立った岸壁が写った写真である。アメリカの都市などに行きたいとはおもわないが、このヨセミテだけは行ってみたいなとおもっていた。姉たちがアメリカにいるときにいこうかと何度かおもったが、結果的に行くことはなかった。それほど、気持ちが盛りあがらなかったのと、子どもたちがまだ小さくて、カミさんだけに負担を残し、自分だけでゆくことに後ろめたさがあったのかもしれない。

 ウォーキングからもどって、あれこれ仕事をしていたら、昼すぎになってしまった。きょうはHPの更新はお休みにしようかな、などとかんがえて、飛ぶのも延期しようと一旦はきめた。しかし、パソコンの電源をいれてしまうと、どうしても飛んでみたいという気持ちになってきたので、逆らわなかった。2005/02/27(日)12:10、セスナ スカイレーン172SPで、カリフォルニア州マリポサ・ヨセミテ空港から飛び立った。順調にヨセミテ公園の上空を、気持ちよく飛んでいた。この公園内には4000m級の山もあるので、注意していた。どんどん公園の奥深くはいっていくにつれて、高い山々があらわれてきた。高度をあげようとエンジンをふかすが、この機体ではなかなか高度があがってくれない。そうこうしているうちに、山の急斜面がでてきた。高度を一気にあげようとしたら、失速した。そして、あえなく山肌にある木にふれて機体はクラッシュしてしまった(苦笑)。やむなく、再度、飛びなおし。今度は、機体を双発プロペラ機の「Duke80」にした。これなら30000ftくらいまでは上がれるので、パワーは十分だ。そのときのスナップを上に載せた。

 再離陸後、一旦公園上空をよこぎって、モノ湖というところまで飛んでみた。高地にある湖である。ここで、公園全体のようすを確認後、モノ湖の北のはずれにある河口から渓谷にそって川をさかのぼってみることにした。みたかったのは、姉の写真などでよくみたあの絶壁である。あれがFS2004の中にもあるのかをしりたかった。どの辺にあるのかは、まったくわからなかった。したがって、あちこちの渓谷を飛んでみて、それらしいのを探してみるしかない。2時間ちかく飛びまわって、ようやくそれらしいのを撮ったのが、上から5番目に載せたスナップである。これが、本当にその絶壁なのかは、断言はできない。でも、たしかに雰囲気はよく似ている。まあ、それほどの問題でもないし、これがそうだといっておいても責めるひともあるまい。2時間近くも操縦桿を握って、飛びまわっていたので、右腕がだるくなってしまった。でも、それだけの風景をたのしめて、いい飛行だったとおもう。外は、晴天にもかかわらず、まだ寒風が吹いている。春めいてはきたが、そうかんたんに春はやってはこない。あとしばらくは、寒い部屋で、飛行機を飛ばすことになるだろう。

■地図帳もおもしろい

 今回の飛行で参考にしたのは、『旅に出たくなる地図 世界編』帝国書院\2400という地図帳である。もちろん、本屋さんでちゃんと中身をみて、買ったものだ。地図帳も常時5冊はつかっているから、これ以上は増やしたくないが、必要におうじて買うようにしている。今回のような、観光地の地図なら、もっと細かく載っているガイドブックのようなものはいくらでもある。でも、いちいちそれらをそろえていたらきりがない。この地図帳くらいの情報があれば、けっこうたのしく飛べるので、重宝している。飛行ルート用の地図もあるが、これは定期便用なので、今回のような「ふらーと旅」ではつかえない。飛行機をどこの空港へつけるかも、おおよその場所を地図で確認してから、「空港へ移動」で一旦近くへ移動してみる。そこで、FSNavigatorのマップを利用して、さらに、近くにある飛行場をさがして、飛行機を移動してゆく。今回は、最初はメルセドというところへ、次に「マリポサ・ヨセミテ空港」をみつけて、そこへ飛行機を移動して、離陸した。

 日本国内なら、おおよその地図はわかっているから、初心者でもとくにこまることはないだろう。でも、世界中の大都市でない、マイナーな空港を探すのは、慣れないとけっこう手間取る。だれかが、地名や空港の名前をおしえてくれれば、すぐにいどうできるが、そういう情報がなければ、自分で探すしかない。たしかに大変な気もするが、じつは、これがFSで世界を飛ぶときのたのしみのひとつでもあるのだ。こうしておぼえた地名は、しっかりと記憶にのこり、次々と未知の地名をおぼえていくことになる。いろんな国に「ローマ」があることなども、地図帳で知った。こんな知識はなんの役にもたたないが、自分が住んでいるこの時代の地球に、どういう場所があるのかを多少知っていてもじゃまにはなるまい。ひとりで地図帳をみながら、つぎはどこを飛ぼうかな?などとかんがえているときが、一番たのしい。これは、山登りのときもおなじだ。おそらく「根」は同じ発想なのだろう。さて、次はどこへ。

 2005/02/27 (日) 16:23

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