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ゼロ戦で飛ぶアドリア海


ベニス郊外の昔風の滑走路で離陸準備にはいるゼロ戦21型機

ベニス郊外の昔風の滑走路で離陸準備にはいるゼロ戦21型機

離陸するとすぐにアドリア海だ。波もおだやかで絶好の飛行日和。平和時のゼロ戦もいい。

離陸するとすぐにアドリア海だ。波もおだやかで絶好の飛行日和。平和時のゼロ戦もいい。

高度をあげていくと、雲との出会い。これもまたいい。キャノピーを開けたまま風をたのしむ。

高度をあげていくと、雲との出会い。これもまたいい。キャノピーを開けたまま風をたのしむ。

キャノピーを閉めて、ひさしぶりに背面飛行。こういう飛行がゼロ戦ではじつに似合う。

キャノピーを閉めて、ひさしぶりに背面飛行。こういう飛行がゼロ戦ではじつに似合う。

1時間ほどアドリア海上の飛行を楽しみ、サンマリノ近郊の小さな飛行場へ着陸の態勢にはいる。

1時間ほどアドリア海上の飛行を楽しみ、サンマリノ近郊の小さな飛行場へ着陸の態勢にはいる。

■アニメ「紅の豚」をみて

 ひさしぶりにというか、また、アニメ「紅の豚」をTVでみてしまった。もう何度もみているので、あらすじなどはわかりきっているのだが、あのレトロな飛行機がたくさんでてくるので、ついみてしまう。エンジンをひっぱたいて飛ぶような、あの飛行機たちは大好きだ。それで、ちょっとみて、とおもっていても、最後までみてしまう。あの舞台は、第一次世界大戦前後のアドリア海だ(イタリアとクロアチアなどにはさまれた)。パソコンを大幅にアップグレードして(ほとんど新調したのに近い)はじめての「気まぐれ飛行の旅」なので、どうしようか迷った。しかし、すぐに「そうだ!ゼロ戦でアドリア海を飛ぼう」とおもいついた。このシリーズも残り、あと2回となった。大好きな機体でのんびりと海上飛行もわるくない。ただ、日曜日の朝で、家族はみんな爆睡中なので(笑)、エンジン音をしずかにして、息をのみこむようにして飛びはじめた。8:00ごろにベニス(ベネチア)の近郊にある、名もないような芝生の滑走路から離陸した。離陸すると、もう真下は海だ。アドリア海である。ようやく、あたらしくしたHDD(160GB)にFS2004をいれて環境も整備したので、以前のように飛べるようになった。データはスレーブに接続してある以前のHDDからいくらでも移動できるので、安心して活用できる。メモリを1GBに増設したせいか、すべてのアプリケーションのうごきはほんとうにスイスイである。OSもWin XP Pro SP2にしたので、ネット関係で頻発していたトラブルもすべて解決。しかも、心配していたデバイス類のドライバもすべて正常に認識されて、FS2004でつかっている「SideWinder ForceFeedBack 2」も以前とおなじにつかえている。もともとフォースの強弱の設定はいじらないようにしていたので、それらの設定ができない環境になったが、問題はない。操作性もほとんどかわった印象はない。ゼロ戦でいろいろな飛び方をしてみたが、ほぼ完璧だった。OSを換えることにはそうとうの葛藤があった。それまでの環境を変える不安とデバイス類がもしうごかなかったら、という問題だ。しかし、もうWindows98SEにもそうとうな不安定さがでてきており、決断した。実際には多少のトラブルはあったが、XPではデバイス類のほとんどは自動的にドライバをネット上からダウンロードしてくれたので、あっという間に設定がおわり、それも正常にうごくことが確認できた。まずはホッとした。FS2004はグラフィックボードのちょっとした修理が終わり、スロットに差しこみがおわった段階で、インストールした。それからは以前の環境にもどすべく、仕事からもどると毎晩のようにパソコンに張り付いて、作業に打ち込んだ。大好きな機体であるKBTさんたちの作品である「F/A-18E&F Super Hornet」の再導入では、すこしトラブってしまったが、それも何とか乗り切って、また航空母艦からの発艦・着艦などの訓練もできるようになった。

 飛行のはなしにもどる。ゼロ戦で1時間近くアドリア海をさまよってみたが、この空で、複葉機などで空戦がおこなわれた当時を彷彿させるようなものは、残念ながらない(当たり前だが)。それよりも、こうして以前とおなじような飛行環境にもどれて、しかも好きなゼロ戦で飛べるというのは、なんともありがたい。それだけで、十分でもある。あとは、必要な機体だけを順次いれなおして、FS2004の世界をつくりあげていこうとおもっている。

■残念な報告

 上記のKBTさんからいただいたメールの中に、待望の「FS2006」ことを書いたページのアドレスが紹介されていた。さっそくアクセスしてみると、なな、なんと「マイクロソフト社、FS2006の開発中止!」の文が目に入ってきた。エェー!なんで…、とおもったが、すぐに最近のFS界の状況をおもいおこし、「さもありなん」と一転、納得してしまった。わたしの周囲でFSのことを知っている人などほとんどいないし、また最近の「FLIGHT INFO」など日本のFS界のメッカというサイトでもあまり元気はない。携帯の普及で、パソコンに向かって飛行機を飛ばすというのを趣味にする世代もほぼわたしの世代をはさんで、そう厚い層があるともおもえない。わたしなど、流行など最初から念頭になかったから、10年以上も自分のペースでFSともつきあってきた。これからも、いままでのFSのソフトでOS(XP)環境で動くものは、しっかりいれて、最後の最後までたのしもうとおもっている。しかし、それにしても、FS2006がでればなーとたのしみにはしていたので、残念であることにはかわりない。このFSにあわせてパソコンのスペックアップにはげみをつけてきたといっても過言でないから、大切な目標をうしなったようで、がっくりはきている。時代の流れとはいえ、なにかひとつの時代が終わるようで、さびしい気持ちだ。

 こうなると、現在つかっている「FS2004」はFSとしては、最後のソフトになる。現在はまだ店頭にならんでいるが、もうかなり見かけなくなった。以前のFS2000やFS2002などはすでに廉価版として売られている。手元にあるそれらのソフトを求めるたびに苦労したことがおもいだされる。ジョイスティックもいろいろなタイプをつかった。サウンドにも凝った。エンジン音をリアルにしたかったからだ。この中止のニュースが誤報であってくれればうれしいのだが、たぶんそういうことはないだろう。いままでのソフトを大切にして、動かせるものはうごかして、FSの世界をまだまだ堪能していくつもりだ。「そうか、FS2006、でないのか…」残念の一言である。

 2005/05/01 (日) 10:28

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