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空母の導入・発艦・着艦


ニミッツ級の空母のカタパルトより発艦直前のF/A-18E。海は日本海。

ニミッツ級の空母のカタパルトより発艦直前のF/A-18E。海は日本海。

コックピット内のパネル。ARMのスイッチを上げると、カタパルトにロックされて、発艦準備がととのう。

コックピット内のパネル。ARMのスイッチを上げると、カタパルトにロックされて、発艦準備がととのう。

ARMスイッチと同時にかかるブレーキングをはずすと、一気に155ノットで射出される。

ARMスイッチと同時にかかるブレーキングをはずすと、一気に155ノットで射出される。

空母を周回して、これより着艦にかかる。ギア・フラップ・着艦フックを出して空母にむかう。

空母を周回して、これより着艦にかかる。ギア・フラップ・着艦フックを出して空母にむかう。

無事着艦に成功。アレスティングワイアーは自動的にはずれ、着艦フックも収納される。

無事着艦に成功。アレスティングワイアーは自動的にはずれ、着艦フックも収納される。

F14Dfinal412ではARMやTailhookの位置が異なるが、機能はおなじ。

F14Dfinal412ではARMやTailhookの位置が異なるが、機能はおなじ。

■FS2004への空母の導入

 FSで地上の滑走路からの離陸に十二分の修練をつんでくると、中には「空母からの発艦・着艦」に挑戦してみたくなるひともおられるだろう。ただ、この方面の知識や技能はやっているひとが限られているせいか、ネットなどで調べても、ほとんどくわしい解説を見かけない。わたしも試行錯誤の末に、どうにか空母をつかった発艦・着艦などができるようになったが、空母の導入法などはそれぞれのシーナリについているreadmeファイル(ほとんどが英語だが)をしっかり読めばわかるとおもい、あまり解説などはしないようにしていた。しかし、どうもその入り口のところで苦労されている方もおおいようなので、多少のべてみたい。

 いろいろなサイトに空母のシーナリがある。わたしのFS2004にも多くの空母がいれてあるが、どれがいいともいえない。そこで、よく知られている「carr2006」(これはcarr2004、carr2004aの最新のもの)で、説明したい。zipファイルなので、ダウンロードしたら、解凍して、FS2004(英語版ならFS9)の中にある「Addon Scenery」などのフォルダにコピーする。他にも入れるべきファイルはあれこれあるが、細かいところは各自調べてコピーをとられたい。そうすると、FS2004を起動した際に、あたらしいシーナリを認識させるための作業がおこなわれる。これらの空母に機体を載せるためには検索のIDに「AC01〜」などの文字をいれると、空母が多数表示される。それから選択して、好きな空母の甲板上に機体をのせることができる。ここまでやってもまだ、飛べるわけではない。

 カタパルトやアレスティングワイヤーが使えないとどうにもならないから、「rcbco-11」や「rcbco-20」などの空母用ユーティリティーソフトをいれておかないといけない。もちろん、「FSUIPC」や「gaugesound.dll」など必須のファイルは所定のフォルダに入っていることが前提である。もし、今書いている、これらのファイルの意味がわからないときは、まだ空母での発艦・着艦などには十分な準備ができていないものとかんがえて、しばらくは地上滑走路での訓練にうちこんでほしい。KBTさんたちがお作りになった名機「F/A-18E&F」などは、これらの条件整備ができていれば、かなりスムーズに飛べるようになる。その前に、「rcbco-11」なら解凍したあと、それぞれのファイルを決められたGaugeフォルダやEffectsフォルダにコピーする。「rcbco-20」では仕様が少し変わったため、注意が必要である。「rcbco-20」の中にある「dsd_arrester_zones.ini」と「dsd_catapalt_zones.ini」をコピーしてしまうと、空母の選択が「Waikato1」の3隻に固定されてしまうのとカタパルト上での機体ヘッドの誤差が±3度というリアリスティックなものに変わってしまうため、通常の空母ではカタパルトもアレスティングワイヤーも効かなくなってしまうのだ。この2つの構成ファイルをコピーしない方がいろいろな空母を自由に使えるので、これをすすめたい。これらのファイルがきちんとコピーできていれば、発艦まではあと少しである。

■空母からの発艦

 上にのせたスナップはKBTさんたちの「F/A-18E」を使った発艦のようすだ。機体をカタパルト上まで移動させて所定の位置に着くと、遮蔽板が自動的に上がる。そのあと、フラップを下げ、「ARM」のスイッチを入れると、カタパルトに車輪が固定されてブレーキングがかかり、準備オッケーの信号音が鳴り出す。スロットルを全開にして、ブレーキングをはずすと、機体は一気に設定した(これはスイッチの隣をクリックすると速度を調整できる)初速度で加速してくれる。あとは通常の離陸とおなじで、ある程度上昇したら、ギアを格納して、フラップも上げ、スロットルをしぼる。水平飛行にうつれば、いつもの飛行とおなじに飛べる。空母の周りを数回まわってみて、空母へのアプローチのときの感覚をつかむ練習などをすれば、このあとの着艦にそなえられる。

■空母への着艦

 発艦よりも着艦ははるかにむずかしい。最初のうちはビギナーズラックで1回でうまく着艦できたりすることもある。だが、それは単なるまぐれである。何度もやってみればわかるが、いつもきちんと着艦できるようになるのは、きびしい訓練が必要であることは、他の技能と同じだ。空母の後方に回り込み、高度3000ftくらいから徐々にスロットルをしぼりながら、高度を少しずつ落としていく。甲板を正面にすえたら、ギアダウン。フラップ、着艦フック(Tailhookのスイッチをクリック)を下げる。空母の甲板左に見えるミートボールという照明に気をつけながら、スロットルをしぼることで高度を落としていく。このとき、機体は水平に保ったままのほうがいいとおもう。最終的には甲板に失速する感じで着艦するのがいい。高度が低すぎるとおもったら、少しスロットルを開けて速度を150ktsくらいを保つようにする。甲板が近づいてくると、いきなり突っ込みたくなるが、着艦フックがひっかかればいいのだから、少し機首を上げたような状態で、甲板に向かうようにするといい。これは、言葉ではうまく伝えられない。何度も練習しているうちに、感覚がわかってくる。わたしは、甲板右に見える艦橋のレーダー類などを目安にしている。これは、各自のやりようであろう。

 無事、着艦するとフックがかかるため、一気に減速。急激に止まる。そして、着艦フックが自動的に収納される。あとは、再度訓練にはげむのもいいかもしれない。1回やるだけで、けっこう疲れるのだ。3回やると神経も疲れる。しかし、これが修練である。挑戦してみたいひとは、自己責任の上(うまくいかないからといって、わたしに文句を言ってきても困るのだ!)で練習に打ち込んでほしい。以上で、終わりにしたい。もっと、くわしく解説したほうがいいのかもしれないが、もう、晩酌の時間が近いので、やむなくこれにて失礼したい。

 2006/05/07 (日) 17:19

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