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HONDAjetでハワイを飛ぶ


オアフ島のホノルル空港で離陸をまつHONDAjet。機体のラインが美しい。

オアフ島のホノルル空港で離陸をまつHONDAjet。機体のラインが美しい。

右下の真珠湾、市街地を眼下に上昇姿勢にはいるHONDAjet。

右下の真珠湾、市街地を眼下に上昇姿勢にはいるHONDAjet。

コックピット内のコパイロットは若い女性。ときどき、まばたきしたり、顔を動かすのがかわいい。

コックピット内のコパイロットは若い女性。ときどき、まばたきしたり、顔を動かすのがかわいい。

空と海のブルーに、曲線的なラインを青で彩る機体のカラーリングがマッチしている。

空と海のブルーに、曲線的なラインを青で彩る機体のカラーリングがマッチしている。

30分ほどの短いフライトを終えて、ホノルル空港へ着陸態勢にはいる。

30分ほどの短いフライトを終えて、ホノルル空港へ着陸態勢にはいる。

■車世界のHONDAが今度は飛行機を…

 いうまでもないが、HONDAは日本が世界に誇る「車・バイク」の会社である。わたしの乗っている車もHONDAである。たしか、昨年に、このHONDAが今度は飛行機を作ったというニュースを聞いたおぼえがある。先日、「Flightsim,com」であれこれ眺めていたら、なんとこの「HONDAjet」がすでに昨年末にでているではないか!すぐにダウンロードしてみた。機体は「HONDA JET V2 made by Mitsuya Hamaguchi」となっている。日本人のハマグチさんという方が作られたようだ。機体のラインがじつに美しく、さすがHONDAと感じさせるものがある。機体の安定性も大変よく、気持ちよく飛べる。「Learjet45」などにくらべて、機体の長さは短いが、それが俊敏性をいっそう感じさせる。HONDAの車をそのまま飛行機にしたような印象をうけた。

 現在の飛行機のもとになったエンジン付飛行機を考案したのは、ご存知の通り、「ライト兄弟」である。かれらは、自分たちの仕事である自転車に翼とエンジンを積んで、そして飛んだ。自転車と飛行機は切っても切れない関係にあった。わたしの実家でも、父の仕事は自転車店であった。そんなせいもあってか、わたしは幼い頃から、飛行機に狂った。もう、いいオヤジになってしまった今でも、頭上を飛ぶ飛行機をほれぼれしながら眺めている。先日は、飛行機を眺めながら歩いていて、田んぼの溝におちた。FS2004(今ではほとんどこれで飛んでいる。もちろんFS2000、FS2002なども一応はインストールしているが)で、のんびり飛ぶときは、心がやすまる。多少のストレス疲れがあっても、これで飛ぶときは、しばし疲れもわすれることができる。

■HONDAといわず、日産もトヨタも三菱も

 飛行機の製作は、アメリカに牛耳られている。あの太平洋戦争時の日本の飛行機産業の技術水準の高さを知っているアメリカにとって、日本に飛行機を製作を許すことは脅威であろう。それゆえに、アメリカは自分たちが作った飛行機をライセンス生産という形でしか、日本には生産をゆるさない。規制を緩和したようにみせても、絶対に自由にはさせない。これは、アメリカの戦略である。そのしわ寄せもあり、日本の技術は自動車やバイクに向けられた。

 しかし、もうアメリカにそれほど気遣いは必要ないだろう。大型ジェット機の製作は、労多くして益少なしであるから、ビジネスジェットクラスの飛行機をHONDAだけでなく、日産やトヨタや三菱などもどんどん作ってみるといい。すでに、三菱は400Aというすばらしい機体を作ったが、これもアメリカにほとんど盗まれたような形で、買い取られてしまった。べつに、アメリカなどに怨みつらみはないが、なんともイヤラシイ国である。いかにも「独創性」を声高にいっている国のようで、その実、科学や技術のほとんどは東西欧や日本や中国などからかすめとっている。何のことはない、そういう能力のある科学者や技術者を金で引き抜いているだけである。

 いい車を作れるほどの技術があれば、飛行機などかんたんである。ぜひ、日本の科学や技術に活をいれる意味でも、これらの自動車産業に、飛行機製作に取り組んでもらいたい。ようは、カンフル剤みたいなものである。こういう小型ジェットを利用して、短い滑走路でも自由に離着陸ができれば、交通の不便なところでもあまり環境に負荷をかけないで、飛行場も整備できるのではないか。ちなみに、わたしの故郷・会津までなら、この手の飛行機なら20分ほどだ。まあ、のんびり行くのも大切ではあるが。

 ひさしぶりに面白い機体に出会い、飛ばすことができた。作者の方には感謝したい。

 2006/05/21 (日) 9:35

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