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航空母艦着艦の瞬間


今まさに、着艦せんとする瞬間のF/A-18E、アレスティングワイヤーにフックがかかる。

今まさに、着艦せんとする瞬間のF/A-18E、アレスティングワイヤーにフックがかかる。

アレスティングワイヤーにフックがかかり、無事停止。きれいに着艦すると気分は最高だ。

アレスティングワイヤーにフックがかかり、無事停止。きれいに着艦すると気分は最高だ。

■着艦はむずかしいが、じつに楽しい

 毎晩、「ヒコーキざんまい」できればいいのだけれど、仕事の都合などでつかれているとそうもいかない。しかし、できるかぎりは飛びたい。かぎられたみじかい時間で離着陸を堪能できるのは、航空母艦をつかった発艦・着艦訓練である。最近は、朝鮮半島近くの日本海に展開するNimitz級の空母を利用して、その訓練をおこなっている。機体はFS・KBTさんたちの製作である名機「F/A-18E&F」をつかっている。世界中のあちこちに配置された空母すべてから発艦できるように設定はしてあるが、どうも好みがあるようで、利用する空母は限られてしまう。カタパルトをつかって、155ktsの速度まで一気に加速、発艦するのは、それほどむずかしいことではない。カタパルト上の停止位置にきれいに機体を移動させる練習は、ふつうの地上滑走路での場合よりは気をつかうが、なれれば別段問題はない。「rcbco-20」などの空母関連ユーティリティーがきちんと作動するように設定してあれば、あとはコックピットのパネルに表示されている「Catapult」のスイッチを上げると、前輪のロックがかかり、ブレーキングの表示が画面左下にでる。それと同時に発艦準備OKの警告音が鳴りひびく。その後は、操縦桿のブレーキングをはずすと、機体は一気に加速されて、甲板を離れる。フラップはそれほど深く落とすことはないので、15度でいいだろう。甲板をはなれると、機体は少し沈むが大丈夫。ほどなく、「G」キーを押して、ギアアップ。スロットルを少ししぼる。発艦時に全開にしているため、アフターバーナーを吹かしており、そのままでは速度があがりすぎる。高度、2000ftくらいにあがったところで、フラップをもどす。あとは、ふつうの飛行にうつる。できるだけ、空母の周りをグルグル回るのがいい。空母のどの位置に来たときに、着艦態勢にはいるのかをさぐるためだ。本物の空母艦載機でも、同様のことをする。本来は、空母が安全に着艦できる状態にあるかを確認するためだと聞いたことがある。わたしの自宅近くにある厚木飛行場に着陸する空母艦載機もおなじようにして、タッチアンドゴーなどの訓練飛行をしている。着艦の態勢に入ると、ギアダウン・着艦フックダウン・フラップダウン、そして着艦用HUDなどの表示とやることは多い。しばらく練習していないと、手順をわすれることもある。そして、空母への進入にはいる。それからはかなりの緊張をしいられる。高度を下げるには、エレベータをつかうのではなく、スロットルの出力を少しずつ下げていく方法をとる。着艦では、理想的には「失速」状態で甲板に飛行機をつけるのが一番いいので、機首を少し上げた状態で、徐々に下降していくようにする。この辺の一連の動作は、実際に操縦桿をにぎって、感覚をつかむしかない。「3日あけると着艦はむずかしい」とよくいわれるが、FS2004の世界でもおなじである。飲酒運転などすれば、よく空母に突き刺さる。クラッシュである。何度やってもむずかしいとかんじる。

■静かな朝

 今朝は、天気もよく、梅雨入り前の気持ちのいい朝だった。今(2006/06/04 (日) 8:47)は、まだ家族は起きてこないため、一人静かにパソコンにむかって、これを書いている。5月につづいた部活動の大会の嵐も今週は中休み。昼には、継続観測している気象データを取りに、近くの職場にちょっとだけ行き、データを米国のコロラド州へ送信してくる。これは、GLOBEという環境調査の一環だ。観測要員(生徒)がいない土日は、わたしがほぼすべてやっている。まあ、こういう観測はきらいではないから、それほどの負担感はない。職場と自宅が遠ければ、この作業もつらいものになっていただろう。幸運にも、歩いても10数分のところに職場があるため、こういう観測もできる。偶然とはいえ、この仕事の最後に近くの職場に転勤できたことを幸せにおもっている。これだけは、県教委の人事担当の人に感謝している。おかげで、今までになく仕事量もふえたが、通勤のストレスをかんがえれば、仕事量の多寡など問題ではない。家の中は、パソコンの音とキーをたたく音だけだ。カミさんの布団の上には、我が家のチビ助(猫)までが、気持ちよさそうに、だらしない格好で寝ている。何の邪魔もないので、こちらとしてはたすかる。きょうは、午後に近くの海老名市文化会館でおこなわれる無料のクラシックコンサートに出かける予定。それもあって、朝からHP更新のための作業にかかっている。

 こういうのをだれが読んでいるのか、わたしにはさっぱりわからない。おそらく、マニアックな人だとおもう。FSをやっている人でも、「航空母艦からの発艦、そして着艦」などを常時やっている人は、まず少ないと推測できる。ネットで検索しても、ヒットするのは、自分の書いたもの、というのが実情だ。外国では相当の人がやっていることは、flightsim.comなどのforumなどでわかるが、日本国内では、この関連のものは少ない。上記のFS・KBTさんのHPにある「BBS with Picture」に投稿される人でときどき見かける。現在は、「USS Aircraft carriers set」というBattle of Midway in 1942ものの空母シーナリがYancoさんによってリリースされているので、それをつかって楽しまれている人もおられるだろう(じつは、わたしもそうだが…)。零戦などをつかって、空母に着艦するのもとても楽しい。それは、きょうの夜の楽しみにとっておきたい。

 ひさしぶりののんびりした朝に、ついダラダラと書いてしまった。今回はこれにて失礼したい。

 2006/06/04 (日) 9:15

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