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男性教師の下半身問題


■はじめに

 次に書いてある文章は、昨年(2000年)から少しずつ書き始めたものです。まだ書き足りない部分もあるのですが、先日ある中学校の教師が「性犯罪&殺人」で逮捕される事件が起こりタイミング的にも載せておいた方がいいかなとかんがえ、あえて載せることにしました。つづきは、また載せようとおもっています。

■男性教師「性犯罪」に走る

 教師の性犯罪の記事が新聞に載ることが多くなっています。つい先日も、神奈川県の県立高校の男性教師が未成年者とテレクラで知り合い、性行為を重ねていたという理由で逮捕され、当然のように懲戒免職になりました。同じような事件は私の身近かでもおこり、心を痛めていたところでした。

 昔から世の中の三大スケベとして「医者・警察官・教師」などといわれ、そういう「性(sex)がらみ」の事件にはかならず登場する常連として教員もあがっています。同じような事件は、新聞をよく読むと、他の仕事の人でもよく起こしているのですが、新聞のターゲットになるにはそれなりの要件を満足していないといけないみたいです。やはり、世間的に「人間的にも品行方正な…」と思い込まれているような職業の人でないと新聞のネタにはならないのでしょう。

 そこで、私の職業とする「教員」の世界における「男性教師の下半身問題」について、少し考えてみました。こういう問題は個人のプライバシーにも関係しており、あまり大々的には公表できることではないのですが、できるだけオブラートに包みながら私の身近での実態をお話ししてみようとおもいます。なお、最初におことわりしておきますが、私は男性教師のことしか詳しくはわかりません。それもこういう話はいわゆる「噂話」として耳に入ることが多く、真偽のほどを確かめるすべはなかなかないものです。したがって、本当は単なる「デマ」である可能性も否定できないのです。しかし、ここではそれを承知で書いてあります。こういう類の文章は、読む人の判断にゆだねられる部分が大きいとおもうのです。

■なぜ新聞に載るか?

 私は新聞が「事実を伝えている」などというオメデタイ神話を信じてはいませんから、新聞の記事も当然フィルターがかかったある情報でしかないと考えています。目新しいニュースがなければ、「きょうはニュースがありませんでしたから、新聞に空白ができてしまいました。」などと書いてある新聞はないのです。何としても空白は埋めねばならないのですから、記事を故意に作るのも当然でしょう。私はこのことをいいとも悪いとも言うつもりはありません。ただ、新聞が事実をありのままに伝えているみたいなポーズだけは止めてほしいとおもうのみです。

 さて、こうも教師が「性のはけ口を求めての行動」でニュースの話題提供をしているのを見ると、何ともその該当者の無防備さが気になってしまいます。私はある一定以上の大人の人なら、職業などには関係なく「性の問題」はあって当然だと考えます。いいも悪いもないのです。自然なことですから。おそらく、記事を書いている新聞記者諸君の中にも同じようなことをしている人はいるし、懲戒免職などを出す教育委員会などにも同じような行動をとっている人は当然います。これは、推定でものを言っているのではなく、ふつうの男性ならあって当然のことだと私は考えているからです。中にはそういう行動は今まで1回もとったことはないと断言できる人もいるかもしれませんが、私から見れば、それはあまりに未熟な成長をしてきたのですね、としかいいようがありません。

 未成年者を教育する立場にある教師が、その未成年者を相手に性行為に及んでいた、というのは、記事になる内容です。しかもまだ相手が中学生だったり高校生だったりするとこれは記事として面白いわけです。新聞の記事はだいたいパタンが決まっていて、そういう行為におよんだ教師を責める形になるのですが、どうも私にはこれが不愉快なのです。相手の女の子に本当に問題はなかったのか?ということです。私は現職の教員ですから、あまりあからさまにはいえないのですが、現在の中学生・高校生の中にはどうみても、もともとそういう男性相手の商売に意欲的な女の子がたまたま中学生や高校生になっているとしか考えられないケースを何度もみてきました。30年前・40年前と違ってどんな生徒でもほぼ高校までは来てしまう世の中になっているのです。以前だったら、まず高校生などにはなっていない生徒が大量に女子高校生の格好をしているのです。この手の生徒は私の現任校にもたくさんいます。こちらがきちんとした心構えをもっていないといつこの「魔の手」にかかるかわかりません。

 そういう観点に立ってみると、私は今回の不祥事(私にはそんなふうに言える自信はないのですが)…中年男性教師が女子在校生と性行為におよんだ…を起こした教師は、おそらく男女の付き合い方という面では「脇の甘い人物」だったといえるかもしれません。この相手がれっきとした商売の女性(もちろん成人のプロ)だったら、まったく問題にもならなかったことでしょう。かと言って、どっかの国の首相ではありませんが、「運が悪かった」などというつもりはありません。もっとそういう方面をしっかり体験して隙を与えない行動をとってほしかったとおもうのです。お金で性行為を行うことはそれほど忌むべきことなのか?私には自信をもって答えるすべがありません。それほど人間を理性的・合理的な存在とは考えられないからでもあります。心に一抹のやましさを感じながらも止む無く行動に走ってしまうことはあるのではないでしょうか。私はむしろそのほうが「動物としての人間」を認めたあるべき姿のような気がしてならないのです。

 もしすべての「性のはけ口」が閉ざされていたとしたら、これはじつに怖いことです。古代ギリシアの喜劇作家のアリストファネスだったとおもいますが、『女の平和』という本を書いています。この中で戦争をやめない男性連中に「性的ボイコット」で対抗するわけです。しかし、これが成功したのかは定かではありません。男性連中も最初は女性たちに懇願するような形でしょうが(これは現代でも同じ…)、それでも最終的には男性には動物的な手段でもある「腕力」があります。今の言葉だと「レイプ」となるでしょうが、武器を持たない状態では女性が男性にかなうことはほぼありません。現代では、男性が女性にそういう礼儀をわきまえないことをしないように社会的に暗黙の了解ができているから、女性はある程度は安心していられるわけです。これは、もし国内の内乱や外国との戦争などの非常事態が発生したらどうなるか、想像してみればすぐにわかるでしょう。現在のフェミニズム的な社会風潮も平和な状態が保たれていることが前提になっているのです。一旦ことがおこれば、現在のような社会状況はすぐに変わってしまうことでしょう。

 昭和30年代までは、日本には「赤線」と呼ばれる政府公認の「性的処理施設」が厳然としてあったのです。今ではそういう施設があったことなど、はるか昔のようにおもっている人が大半ですが、じつはこの流れは未公認ながら「トルコ風呂」→「ソープランド」→「ファッションヘルス」などと名まえを変えながら現在も繁盛しているのです。はたしてこのような施設を完全になくすことなどできるのでしょうか?私には、長い人間の歴史をみても、不可能なことにみえてしまうのです。表向きはなくなったとしても、かならず社会の中で潜行化して存在してゆくだろうとおもうのです。

■教員も独身者は増える一方

 先進国では男女を問わず、晩婚化が急激にすすんでいます。日本でもこの流れは同じで男女とも30歳前後になっても結婚しない人はふえる一方です。「結婚」とは何も格好をつけるまでもなく社会的に「性行為が堂々とできる」制度です。当然その結果である子どもの面倒も自分たちでみてくださいね、という約束付きではありますが。この制度を利用しない人は上で述べたような施設を利用するか、あとは自分でなんとか?することになるわけです。女性はともかく、男性のこの時期の性欲はかなりのもので、17歳くらいから30歳前後くらいまでは、それこそ「分別なし」といってもいいくらいでしょう。「愛」だの「恋」だのきれい事はいっていても内心はほとんど「性的飢餓状態」というのが正解だとおもいます(私ももちろんそうでした)。

 さて、教員の世界でもこの晩婚化(というより結婚しない・できない・する気もない)が顕著です。私の世代は「教員は早く結婚したほうがいい」などと先輩教師にも言われたものですが、最近ではそんなことを言おうものなら「余計なおせっかいだ」とか「セクハラだ」とか言われてしまいますから、へたにアドバイスもできません。しかし、目の前にいる年頃の女子生徒(当然男子生徒も)を前に、はたして冷静でいられるのか私には心配におもえてなりません。というより、私は仕事柄そういう「女子生徒」相手に性的関係まですすんだ例を数多く知っています。現在、マスコミなどや県教委などでいかにもここにきて急に教師の資質が低下してそういう「悪質教師」が増えているような宣伝をしていますが、それはまったくのウソです。こういうことは、以前から厳然とあったことで、現在マスコミに取り上げられているので、仕方なく処分しているというのが実態なのです。マスコミに取り上げられるものなど「氷山の一角」でしかないのです。

 教員もたんなる職業の一つであり、この職業についている人がみな「聖人(性人?)君子」であるはずもないことなど当り前です。そういう性格をこの職業に求める人がいるとしたら、それは思い込みも度がすぎるといわれても仕方ないと考えます。どんな職業にもいい人・優れた人もいればそうでない人もいることなど当然のことです。公務員に滅私奉公などを期待するのもおかしな話しです。税金をもらって生活していることを強調する人がいますが、それを言うなら、現在税金をもらわないで成り立っている職業などあるのでしょうか?建設会社の公共事業も税金です。銀行も公的資金(結局税金!)ですし、ほとんどの企業が何らかの税金をもらって成り立っているではありませんか。公務員だけを俎上にのせるのもおかしな「妬み」といわざるを得ません。もちろん、公務員(ここでは教育公務員=国公立学校教員)の中にも同じように問題になるような行為にいたる人はある割合で存在することは自明のことです。この手の問題をおこす教員がかならずしも「独身者」というわけではないので、どうも「独身だから…」とは一概にいえないようです。しかし、割合的には「独身の教員」に多いことも事実ですから、今後はこういう事件が起こる可能性は高くはなっても低くなることはないだろうと私は考えています。

 2001/09/15 (土) 15:43:54

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