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とうとう、「Bフレッツ(FTTH)」の世界に


■ついにというか、とうとう「Bフレッツ」へ

 2005/06/02(木)14:30についに光ファイバーをつかったNTT東日本の「Bフレッツ」でインターネットに接続した!パソコン通信時代から11年目で、ようやくにして、念願のFTTH環境へ到達することができた。ケーブルの引き込みには立会いが必要なので、日頃、休日出勤で部活動指導にあたっているので、その代休をめずらしく頂いてのぞんだ。工事は40分ほどでおわった。いままでと同じ、電話の脇に終端末器をおいてもらい、そこにルータをつけて、それまでの配線ケーブルをそのまま利用できるようにした。終端末器のところでパソコンを利用して、どれくらいの回線速度がでているかを測るのをみていたら、ほぼ80Mbpsでていた。まるで夢のような速さである。

 配線工事が終わり、作業員の方が帰ったあと、今度は自分でパソコンとルータの設定をした。いまはとても簡単で、ルータに梱包されていた設定用のソフトをインストールしたあと、画面にしたがってIDやプロバイダのDNSサーバーのIPアドレスなどを順にしたがって入力していくと、それで終了である。いよいよ、接続してみる。1回目はどういうわけか、失敗。もう一度、ケーブルなどの接続状況を確認してチェック後、再度アクセスしてみる。今度は、問題なく接続できた。インターネットのブラウザでネットのあちこちのサイトをみてみるが、やはりいままでより体感上にも速い。次に、ホームページのアップなどが正常にできるかをチェックするために、FTPソフトでサーバーにアクセスしてみる。これは、ADSLとはちがい、圧倒的に速い。上り下りの差がないのがFTTHなので、これは当たり前である。試しに大きいファイルを一つ送ってみたが、ほとんど瞬時であった。ADSLで必要であった、「パッシブモードの設定」も切った。この段階で回線速度をインターネット上の回線速度をはかるサイトで測ってみたら、30Mbpsほどしかでていなかった。「ちょっと遅いなー」とおもっていたら、どこかで読んだ記事がおもいだされた。それは、WindowsXPの初期設定では、FTTHの高速モードに対応していないので、MTUやRWINの設定を変える必要があるいうことだ。さっそく、ユーティリティーソフトの「窓の手2004」を起動して、そのネットワークタブのところにあるネット関係の数値を推奨値に変えてみた。そうしたら、あっという間に数値は20Mbpsほども上がり、50Mbpsを超えるほどの速度が出るようになった。この数値は多少は変動するが、ほぼ40Mbps〜50Mbpsの速度はほぼ出ることを確認した。ルータを通していることやそこから10m以上ものケーブルをのばしていることをかんがえると、この速度はまずまずのところであろう。できれば70Mbpsほどとかんがえていたが、あれこれやってみるうちに、それくらいはでるようになるかもしれないとおもっている。

 それらの設定をすべて終えて、ネットをぶらついていると、いままでの長かった道のりがじわじわとおもいだされてきた。14400でのパソコン通信、これでインターネットにもつないだ。28800のモデムにアップして、すごいなーとおどろいた。56Kのモデムにしたときは、さらにびっくりしてしまった。そして、安定した64KでのISDN通信。さらには、アクセス時間を気にしなくてもいい「フレッツISDN」、そして、つい先日まで使っていた「フレッツモアADSL12M」と階段を登るようにして、昇りつめてきた。そして、ついに、現時点ではもっとも高速な「Bフレッツハイパーファミリー1Gbps(まだ実質は100Mbpsまでのベストエフォート型)」という頂点まできた。今のところ、商用でつかわれているもので、これより高速な通信はない。経済的にもきびしい環境の中であったので、ことさらうれしい。このあと、「EditMTU」というユーティリティーソフトでより詳細なMTU、RWIN、TTLなどを測定して、設定を変えたら、82Mbpsの速度が出た。驚異だ!(これはあくまでも、推定値でしかないのだが、それなりにおもしろい)。

 −−−−−−−<回線速度下りデータ測定(上りは少し下がる)>−−−−−−−

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.4001
測定日時: 2005/06/04 09:40:53
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 82150.803kbps(82.15Mbps) 10268.1kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 25453.854kbps(25.453Mbps) 3180.81kB/sec
推定転送速度: 82150.803kbps(82.15Mbps) 10268.1kB/sec

 −−−−−以上

 最近、インターネットをはじめた人で、いきなり「Bフレッツ」などで接続する人もおおいだろう。そういう人たちには、それが当たり前なのだが、まだ通信が一般的になる前から体験してきたものには、ほんとうにこのFTTHは夢のような技術なのである。こういう形態で通信できることのありがたさは、その前史を知るものとしては、じつに感慨深いことである。だからどうした…、ではなくて、そういう積み重ねによって現在の技術がなりたっていることを、頭の隅にでもおいておくことは大切なことなのではないか、とおもう。これから、さらに通信も高速化してゆくだろうが、わたしはここまでくるのに、もう息切れしてしまっている。ついていけるかは、自信がない。まあ、つかえる範囲でおつきあいしていきたい。

(追記)

 かんじんなことを書きわすれた。NTTの工事はどういうものなのか?わたし自身も非常に興味があった。いままで、このような工事には立ち会ったことがなかった。じつは、今回も立会いは家内に頼んであったのだが、急用ができて、わたしが代休をもらい、急遽立ち会うことになった。これは、今おもうといい機会であった。わたしは、この工事は、家(戸建て)にあらたに光ケーブルを配線しなおすものとばかりおもっていた。工事がはじまると、外に出たり、家の中にもどったりして、工事のようすを観察していた。作業員の人に聞いたら、基本的には「既設の電話線を通す配管(ホースのようなもの)の中を電話線と共用して通す」といっていた。わたしのときも、近くの本線から電柱を伝わって、50mほどのケーブルを引き、そこから私の家の電話線が引き込まれているところから、水道管のつまりのときに使うワイヤーみたいなもので、電話の主モジュールのあるところまで、それをグイグイとねじりこんでいき、通ったところで、そのワイヤの末端に光ファイバーのはいったケーブル線をつけて、取り付け口のところまで引きずり込むという方式だった。そのワイヤーをきれいに巻き込むプラスチックの直径70cmくらいの輪のような器具があり、そこにどんどんひっぱっていく。そうすると、ワイヤーの末端に光ケーブルがひっかけてあり、でてくる。というしかけである。わたしの無知で、今回はじめてしったのは、電話線がちゃんと屋内配線をするときには、ケーブルのままではなくて、ちゃんとケーブルの外側にホースのような直径2.5cmほどの管があり、その中に配線がされているということだ。これを知っただけでも、たいへんに参考になった。いままで、電気などの屋内配線をするとき、あの壁のうすいところはどうしてやるのか?と疑問におもっていたが、これで了解した。こういう機会でないとみれないので、運がよかった。

 2005/06/04(土) 09:27

(追追記)

 光ファイバー通信に変わって、すでに1ヶ月も過ぎた。相変わらず、速い。まだ、わたしと同じ回線を使っている人が少ないからだろう。早朝などでは85Mbpsほどの通信も味わえる。昔がウソのようだ。一番遅いときでも50Mbpsは維持できているから、ネットへの接続では恵まれた環境にあることがわかる。昨日、とある病院に薬をもらいにいき、待合室で朝日新聞社で出している「アエラ」という雑誌をみていたら、変なことが書いたあった。「光通信で100Mというのは、通信速度が100MB(バイト)ということで、写真などのサイズでいうと云々」と。オイオイ、本当か?通信でいっているのは、100Mbps(=100メガビットパーセカンド=1秒間で最大100Mb)で、8ビット=1B(バイト)だから、バイトでいえば、およそ1/8バイトになるんじゃないの、と。上に赤いデータが載せてあるけど、一番右にあるのが、バイト数である。80Mbpsで10MBになるから、1秒間で1.44MBのフロッピーディスク約7枚分のデータが送れるという意味になるだろう。しかし、これは通信回線の状態次第であるから、あくまでも仮想的にかんがえたときの数値である。これだけ、高速の回線がふえると、もうこういう数値をいっても、ほとんど無意味である。どの回線ももうパンパンの状態で、体感的にはそれほどの高速感はない。こんなものを、いつまでも宣伝文句にしている会社はそうそうにつぶれてしまうのでは、と個人的はおもっている。

 高速回線をつかっても、自分の頭にはなんの影響もないということである。

 2005/07/10 (日) 8:58

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