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Netscapeともお別れか?


■Netscape突然のダウン

 2001/12/02(日)、自宅のパソコンに入れてあるNetscape6.2とNetscape Communicator4.78が動かなくなった。原因はMicrosoft社のInternet Explorer5.5SP2をインストールしたためである。それまでは、IE5.0で問題なく動いていた。3つのブラウザを使ってホームページの見え方の比較もできた。それが、IE5.5にバージョンアップした途端、Netscapeが両方とも起動するとフリーズをしてしまい、使えなくなってしまったのだ。とくに痛かったのは、Netscape Communicator4.78に付属するNetscape Messengerというメールソフトを使っていたため、メールの送受信ができなくなってしまったことである。

 Netscapeの両方のブラウザも起動しても読み込みができなくなってしまい、途中でフリーズしてしまう。完全にIEの威力の前に完敗してしまったようだ。IEはといえば、こちらは水を得た魚のように元気一杯快調にビシバシ表示してくる。職場で使っているマシンにはNetscape6.2とIE6.0が両方入っており、2つとも問題なく動いているから、これはインストールする順番をまちがえると起こる現象かもしれない。職場のものは、IE6.0を入れておいたところに後からNetscape6.2をインストールしたのだ。自宅でも一旦アンインストールして、再度インストールをしてみたが、設定やアドレス帳、ブックマークなどは継続して使えるよう削除しなかったため、その設定情報が継続してしまいどうしてもうまく起動できない環境になってしまったようだ。

 ブラウザは何とかなるにしても、ここ5年近くのメールが入ったメールソフトが使えないのには参った。Microsoft社のOutlook Expressは問題の多いメールソフトなので、全く使う気になれない。他のメールソフトは、すでにメジャーでなくなったNetscape Messengerからのメールのインポートをサポートしていないのがふつう。いろいろ探したが、私の「パソコンの師匠」が常々言っていたJustSystem社の「Shuriken Pro」というメールソフトがもっともいいらしい。そこで、一太郎10に付いてきた付録の「Shuriken2.2」というので、メールのインポート(取り込み)などをやってみたら、思いの外かんたんにできてしまった。もちろん、アドレス帳も。そこで、本格的なメールソフトである「Shuriken Pro R2」というのを買ってみようという気になり(そういえば、今までほとんど無料だったもんな…)、早速ヨドバシカメラに注文した(店頭にはほとんどおいていない…元々オンラインでの販売しかなかったとのこと)。

■メールソフト「Shuriken Pro R2」は愉快

 「Shuriken Pro R2」の入荷を心待ちにして、何度か電話をした甲斐があって、思ったより早く入荷して、早速買いにでかけた。値段は\4600ほど(定価は\5800)。パッケージが実に格好いい。自宅に戻り、気もそぞろにインストール。今回はすでに「Shuriken2.2」にNetscape Messengerのデータは移してあるため、Shuriken2.2からアップグレードする形になる。ソフトの容量は大きくないため、作業はすぐに終了。そのまえに「Shurikenサイト」から修正モジュールをダウンロードして上書きインストールをした。すでに、接続のための設定はしておいたので、その作業は省略できた。

 そして、いよいよ起動。不思議なメロディー♪♪〜が流れ、ウインドウが開いた。ウインドウのデザイン(枠の色など)は、好きなものを選べるので、少し変えてみて「バイオレット」色に決めた。送受信のテストのために、自分宛てにメールを書いて、送信のボタンを押すと、静かに(ほとんどLAN感覚で…私のマシンは未だにISDNのダイアルアップ接続)つながり、送信を終えると自動的に切断して、あっという間の時間だった。今度はそのテストメールの受信。受信ボタンを押すと、今度は何やらグリーンのアニメのような画面に受信状態を示しながらメロディーも出てくる。受信したメールは、きれいに表示され(しかも、テキスト形式か、HTML形式かがきちんと表示でわかる)、受信テストも無事終了。今まで、メールを長く使ってきて感じたことのない愉快な気分になってきた。カスタマイズできる部分が多く、自分の好きなようにいじれるので、さらに使い勝手がいい。

 このメールソフトにしてから、メールの送受信にあらたな楽しみができた。一太郎の付録に「Shuriken」があることは知っていたが、「師匠」からこの「Pro」の存在をおしえてもらうまでは、こんな愉快なメールソフト(Post Petとはレベルのちがう楽しさ)があるとは知らなかった。今回、メールソフトの故障によって嫌々変えるような按配で「Shuriken Pro」に乗り換えたのだが、今にしてこれは大変な幸運だったと思っている。おそらくこの故障がなかったら、まだNetscape Messengerにしがみついていたことだろう。「師匠」の適切なアドバイスがまたしても私の窮地を救ってくれたのだ。多謝。

■Netscapeとの別れ

 1994年の暮れ頃から長年使いつづけてきたNetscapeとも自宅のマシンでは、これでお別れとなった。インストールがうまくゆかないのと、Netscapeの起動の遅さと不安定さ、それに統合環境作りに固執するあまりにダイアルアップ接続環境ではメールソフト単体での使用時にフリーズするなどの問題点が多すぎて、結果的に今回のトラブルを機に残念ながら、Netscape関係のものをレジストリを含めてすべて削除した。

 Netscapeが悪いわけではないことは十分に知っている。Microsoft社がOSと抱き合わせで出しているInternet Explorerがパソコン内部の至る所まで環境を変えてしまうため、そのせいでNetscapeが不安定になってしまうのだ。ウィルス対策などにはNetscapeのほうがはるかにいいのに、Internet Explorerにしてやられてしまい、不本意ながら私もこのIEを使うはめになってしまった。毎日使っているが、まだ違和感は残っている。

 メールに関しては、もうNetscapeともOutlook Expressともきれいに手を切ったので、今のところメールを楽しんでいる。そうはいっても、爆弾メールの攻撃は受けたこともあるので、注意は必要だ。でも、マイナーなメールソフトなので、さすがのクラッカーたちも「Shuriken」のアドレス帳を…というようなことまではすることはないでしょう。一太郎自体がもうそれほどメジャーではなくなっているので、安心している。私にしても一太郎は職場で使っている人がいて、そのファイルを読むためだけくらいしか使わないので、もう操作も忘れてしまっているものが多い。でも、今回の一件で私は正直なところJustSystem社を見直した。

 「Shuriken=手裏剣」のように、的確に相手にメールを素早く送る(受ける)、日本独自のメールソフト。私はこのソフトに惚れてしまいました。ですから、あまり人には教えたくないのですが、こういういいソフトが日本にだってあるんだということだけは知っておいても損はないですよ。

 これを教えてくれた私の「パソコンの師匠」こと、友人の佐々木くんには再度感謝します。m(__)m

 2001/12/16(日) 16:30

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