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パソコンと遊び?


■■パソコンで遊ぶ?

パソコンは仕事で使われることが多いせいか、「パソコンで遊ぶ」というと何か子供のゲーム機のようで「いい歳をした大人が…」と思われがちです。しかし、パソコンの初めは「やっぱり遊び」だったことはぜひ知っておいていただきたいのです。パソコン(昔はマイコンといっていた)の黎明期には、その魅力に取り付かれた連中はまず「ゲーム」を作り、それを「もっとおもしろいものを」と考える中でいろんなハードやソフトを生み出していったのです。当然、自分のもっとも好きなことをやっているのですから、「パソコンの取り扱い技術」も知らず知らずに上達してしまうわけです。

何度も話したので、もう「耳にタコ」が出来ている人もいるのではないかと思いますが、私も「飛行機好き(子供の頃からパイロットにあこがれていた)」が高じて、パソコンの「フライトシミュレーター」にはまり込んで、現在に至っています。このゲームは子供にはほとんど面白くないようで、もっぱら「中年男性」を中心にした愛好家が世界中に広がっていて、パソコン通信・Internet等を利用して、その情報交換と言ったらものすごいものがあります。私も、「バーチャルパイロット」として日夜厳しい(?)訓練に明け暮れています。このソフトを快適に動かすためには、パソコンの性能も最高水準のものが要求され、そのために「自作パソコン」を作ったりしてその性能維持に努めています。

今回は、そういうわけで、皆さんにはあまり「興味」がないかもしれませんが、「パソコンと遊び」について考えてみようと思います。

「フライトシミュレーター」とは?

これを書きだすと、本当は止まらなくなってしまい収拾がつかなくなってしまいそうなので、簡単にどういう「ゲームソフト」なのかを、紹介します。

本物の飛行機パイロットは、その飛行訓練の中で、実際の飛行機に乗り操縦技術を学んでいくのですが、現在では「実地飛行」と平行して、コンピューターを利用した「バーチャルな」訓練もあるとのことです。そのとき、使われていたソフトを一般に開放して、爆発的な人気を博したのがマイクロソフト社「フライトシミュレーション」です。以前は英語版のMS-DOS版しかありませんでしたから、どうしてもやってみたい人は「MS-DOS」のコマンドを覚え、自分でソフトをInstallして、各種の設定も自分でやっていたのです。周りにやっている人は少なかったので、たまたま友人がこれにはまり込んでいて、いろいろ教えてもらった私は幸運な方です。マニュアルは一応付いてきますが、当然「英語」ですから、必死で読み込んで実際に動かしながら覚えていていくことになります。この段階で「MS-DOS」の日本語モードと英語モードの違いなどが、理解できました。「コンベンショナルメモリー」という聞きなれないしくみ(これをフルに使わないと動かないのがフライトゲームソフトの特徴)などを知ったのもこの時です。

Windows95になり、このOSに対応した「Flight Simulator for Windows95」(通常略してFS6と呼ばれている)が発売されると、Installが楽になったせいか始める人がグーンと増えてきました。このソフトに通常付いてくる「飛行機の機体」は6機(?)ですが、パソコン通信やInternetでは、毎日のように新しい「機体」が発表され(アップといいます)、その中から各自が好きな機体を選んでダウンロードして、ソフトの中に追加していくのです。現在、私のマシンにも、30数機の機体が入れてあります。飛ぶときの気持ちは、本物とは比べようもありませんが、それなりに緊張もし臨場感はあります。世界中の主な空港や方向を教えてくれる電波発生個所を自動的に地図上に示してくれる「Nav17」という無料のソフトもあり、これを入れるといろんな飛行場に自由に飛んでいけます。空港や地上の風景もどんどん新しいものが作られていますから、それをダウンロードして追加すると結構な迫力になってきます。私が毎日飛び立つのは、「厚木飛行場」からですが、飛行場内だけでなく周辺の海老名や大和、横浜・江ノ島・羽田・東京などは実際の光景にかなり近い雰囲気が味わえます。先日は、沖縄へ も飛行してみました。ほぼ、本物と同じくらいの時間がかかりますから、いよいよ那覇空港が視界に入って来たときは、無事着陸するために相当緊張しました。やはり、「着陸」が大変難しいのです。

遊びとパソコン技術

遊びですから、たいして「役にも立たない」のは当たり前です。しかし、実は、この遊びの中には、「パソコン」の高度な「ファイル操作」がほとんど含まれているのです。パソコン通信やInternetから「機体」や「シナリー(光景)」をダウンロードしたり、それを解凍(ほとんどのものが圧縮されている)して、ファイルごとに入れるべき「フォルダ」に仕分けをしてコピーして、さらに「ファイル名の書き換え」など、書店で販売されている「パソコン雑誌」などには到底のっていないような作業をして、始めて飛行機を飛ばすことができるのです。これらの情報は、「readnme」を丹念に読んだり、口コミで聞いたりしながら覚えるしかありません。「何のため?」遊ぶためにです。馬鹿みたいですが、遊びには限りがありません。こうして覚えた「技術」は、ふつうにパソコンを使うときにも驚くほど「役に立つ」のですから、本当に不思議です。

こんなことをしていると、パソコンのトラブルは頻繁におこります。「ハングアップ(いわゆるフリーズ」なんて、しょっちゅう起こります。特に、昨日もありましたが、飛行機の「新しいパネル(操縦席の計器類のメーターなどのあるところ)」を追加したりするときには、やり方を間違えるとすぐにハングアップです。気の小さな私には大変な「ストレス」なのですが、飛行機を気持ちよく飛ばすためにはこれも耐えねばなりません。
というわけで、「パソコンも遊びも」結構”苦労”が絶えないものです。

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