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ソフトにはまる?


■■最近つくづく感じること

最近、「一太郎8」「Office97」「Lotus1-2-3 97」と大手のソフトが次々にバージョンアップして販売されています。それぞれのメーカーから私のところにも「バージョンアップのお知らせ」が届き、「早く買え!」と脅迫しているようです。本屋さんからも古いバージョンの本は早々と姿を消し、立ち読みで調べたいなぁと思っていたことも現物がないため断念することも多くなりました。つい1年ほど前に販売され、使いはじめてようやく慣れてきたかなと思ったらこれです。「まったく頭に来る!」とはこのことです。新しいバージョンのものは大体以前のバージョンのものをフォローしてますが、逆は必ずしもそうでありません。というより、ほとんどの場合古いもので新しいファイルは読めません(text形式のものは読めますが…)。そうなると、職場やファイルを共有する可能性のあるところでは、焦って新しいものに変えると困ることが出てきます。
一斉に変えるなんてことは、経済的にも物理的にも不可能です。
そうなると、古いまま使い続けようとなり、次第にそのソフトに「はまり」込んでしまいます。どうしたらいいのでしょう???

ソフトに「はまる」?

不思議なもので“生き物”は、一旦一つの慣習に慣れるとそこから抜け出すのはとて
も難しくなります。何かの道具でも使いなれると「愛着」も出てきて手放せなくなります。パソコンのソフトでも、使い慣れたものはなかなか離れがたくなります。これを仮に「ソフトはまり症候群」とでも呼んでおくとすると、この病気はもう至る所で見られる普通の病状になりつつあります。そう言っている私も患者の一人です。この文章は「Word95」で書いていますが、最近までは「一太郎6.3&7」で文章を書くことが多かったのです。しかし教科柄「数式」を多用するので、その方面に弱い「一太郎君」からは手を引くことにしたのです。でも、彼との付き合いも「一太郎3」ぐらいからの付き合いなので別れは辛かったです…ョ。でも、今はこういう別れも大切なんだなぁと感じています。

「一太郎病」「Word病」「Lotus病」「桐病」と症状はいろいろありますが、個人的に罹っている分には問題はそうありません。しかし、これだけパソコンが職場で使われるようになりファイルの交換も頻繁になると、『互換性』ということが大きな問題になってきます。せっかく苦労して作った文章やデータが他のソフトで読めないことが多いとなると、苦労も「無駄骨」となってしまいます。できる限り汎用性の高い方法で貴重なデータを残して置かないと、化石化して使い物にならなくなる可能性が高いのです。

では、どうしたらよいか?

となるのですが、次の方法はどうでしょうか?

(1)文章に関しては、基本的に「テキストファイル」の形式で保存しておくこと。
こうしておけば、どんなソフトでも読めます。罫線や文字飾りは印刷する前に好 きなように加工すれば良いのですから。
(2)データベース的なものは、CSV形式(Comma Separated Value File)にして保存しておくこと。具体的には「,(コンマ)」を利用して、 0001,“大竹 一弥”, “男”,44,27,07,11,… のような形式にしておけば、どんな表計算ソフトでもデー タベースソフトでも読み込むことができます。
(3)どうしても編集した状態で保存したい時には、仕方がないのでファイルが2つになるけど、我慢して2つ保存する(テキストファイル&編集ファイル)。

このようにしておけば、他の人が利用する時躊躇することなく、好きなソフトで読み込
むことができるでしょう。「DTP(Desk Top Publishing)」…パソコンできれいな編集された印刷…的な原稿を求めようとすると、「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということになってしまうのでは、と思います。

先ほど、私が「一太郎」をよく使っていたと話しましたが、原稿は大体「Vzエディター」か、そのWindows版の「Wzエディター」を使っています。出来上った所で「一太郎」などに読み込み、そこで編集して印刷するということをやっていました。面倒なようですが、ソフトがどんどん変化する時、いつでもどんなソフトでも使える汎用性にとんだ形式で保存しておくのは、長い目で見ると返って“楽”できることなのかも知れません。

職場ではどうするか?

これは、現在私自身が大変頭を悩ませているところです。仕事柄(教務部)以前のデ
―タが必要なことが実に多いのですが、「桐」→「Lotus」→「Excel」→「Access」などの変換を繰り返すことがたびたびあります。個人的にはどんなソフトを使おうと自由なのですが、やはり1つの職場として貴重なデータを積み上げていくためには、多少面倒でもできる限り「汎用性」の高い方法でデータを保存していった方がいいと考えています。個人の技量や人柄にあまりに依存したデータでは、絶えず移り変わっていく職員がそれを維持していくのは大変なことでしょう。今年もまた2ヶ月後には成績処理の季節がやってきます。フロッピーディスクを利用した今の方式が今年も取られます。係の一員として毎日パソコンの画面とにらめっこしている身としては、「この方法もはっきり限界が見えている。」というのが素直な感想です。

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