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ハードディスクの中身は?


■■ハードディスクのしくみ?

といっても、「しくみ」をお話するわけではありません。中に入れられている「プログラムソフト」や「フォルダ(WIN95からこう呼ぶ)」・「ファイル」などがきちんと整理されているでしょうか?を考えてみようと思うのです。もちろん、しくみも知っておいた方が役に立つかもしれませんから、簡単にしくみをみてみましょう。

ハードディスクは金属の箱に入れられています。中は「真空」になっており、フロッピーディスクの中に入っているような円盤があります。違うのは、その円盤が主にアルミニウムでできていて、その表面に「磁性体(粉のような磁石)」が均等に薄く塗布されているのです。この円盤が何枚か重ねられており、これがものすごい高速で回転しながら、いろんなデータを記憶していくのです。この記憶は、電源を切っても消えたりしませんし、書き換えも可能です。このくらい知っていれば、使用上問題はありません。

ハードディスクの整理・整頓

さて、新しいパソコンを買うとすでに多数のソフトが入れられて(プリインストール)いるのが、ふつうになってきました。本来ならグループで使うと便利なソフト(MS-OfficeやLotus-Officeなど)が、ぶつ切れで単独で取り出され、Word、Excel、Lotus1-2-3などと一太郎の組合せで入って売られているものがほとんどです。これでは、使い勝手はよくないのが当たり前です。そのほかにも、普段ほとんど使いもしないソフトが盛りだくさん付いてきて、買った段階からハードディスク(HDD)はパンパンの状態です。多分、初めて買う人はソフトの削除には大きな抵抗があるようですから、残りの容量を何とか利用して自分の仕事のファイルなどを保存していくことになるのでしょう。この状態で、パソコン通信やInternetなどに接続すると、アッという間にHDDはパンクです。そこで、HDDの整理・整頓が大事になります。個人によって整理・整頓の好みは違いますから、うまい手はなかなかありません。これから述べる方法も私の個人的なやり方なので、単なる「参考」ですからそのつもりで読んでもらえるといいと思います。

(1)3ヶ月使わなかったソフトは、思いきって削除する。(必要ができたら、また入れる)

(2)自分のつくったファイルは、新しく自分専用のフォルダを作り、そこに保存する。 できるかぎり、プログラムソフトの中にある「My home(一太郎)」や「My doccuments(Word)」「Work(Lotus1-2-3)」などには保存しない。これは、プログラム ソフトが壊れても、自分のファイルを守る方法です。そして、バックアップはこの自分のファイルだけをFDに取っておく。

(3)Explorerをこまめに使い、フォルダをきちんと作り、「迷子のファイル」が出ないようにまとめておく。

(4)新しいソフトを入れる時も、まず「フォルダ」をしっかり作り、その中にプログラ ム全体がきちんと納まるようにする。(こうすると、削除が楽になる)

(5)以上を月の最後の日曜日当たりにやるように習慣づける。

と書いてみると、いかにも私のパソコンのHDDの中は整然としているように思う人がいたら、それは「ハズレ」です。最初の頃は、適当にソフトを入れていましたから、今でもまとめようにもまとめきれないファイルが、あちこちに散在してます。この苦い経験から、今では上に述べたような方法を実行することにしたのです。ですから、家にある自作パソコン「ガリレオ」のHDDの中身は非常に整然としていて、まるできれいな「本棚」でも見るような感じです。職場(物理室)で使っているパソコンは、その苦労の跡が今でも残っており、「自戒の標本」としての役目をしてくれています。

フォルダの階層構造

ファイルをまとめて入れる仮想の容器をWIN95では「フォルダ」と呼んでいます。このフォルダは階層構造になっていて、どんどん下層のフォルダ(名前は自分で勝手につけられる)を作っていけば、ちょうど「木を逆さまにしたような樹木構造(tree構造とでもいうのでしょうかね)」にすることができます。自分の趣味・仕事・遊びなどに応じて、作ったデータをその中に分類して入れておくと、不思議なことに「時系列(作った時間の順序)」に並べておいてくれるのです。一躍有名になった野口氏の『「超」整理法』ではありませんが、パソコンが不平も言わずにモクモクとやってくれますから、感謝しながら楽しんでみて下さい。

頭の中の整理法

実は、HDDの整理法を考えていたら、「どうもこれは、人間の頭の知識の整理法も同じような方法でやったら(もうすでにやってしまっているかも?)、面白いなぁ」と感じ始めたのです。というより、それを基にこの階層構造は考えられたのでしょう。「知識」はただ知っているだけでは意味がありません。いろいろな知識が有機的に結びついて(リンクが張られて)、初めて大きな意味をもってきます。その結びつきの中から新しい意味が見つかれば、それはその人にとっての「創造」になるでしょう。このようなことがパソコン(コンピューター)ではよく起こってくるので、人間の思考法に大きな影響を及ぼしてくる、と私は思うのです。

パソコンを理解する?

「何かを理解しているかどうかを知る方法は、その何か(理論でもモノでも)の欠点(欠陥?)を3つ挙げてみるとよい。」とある著名な物理学者が言っていましたが、パソコンでも同じです。「いい点だけを見つけて、活用しよう。」なんて虫のよいことを考えてはいないでしょうか?いい点と悪い点は分離できませんよ。これは、セットになっているので(紙の表と裏)、両方必ず付いてまわるのです。「悪い点も理解して」パソコンを利用していけば、きっとパソコンの方からいろんな可能性を独りでに教えてくれるような気がします。

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