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No.6<サウンドカードの交換>


■サウンドカードの交換

 BIOSのアップデート・CPUの交換を行った1月7日(日)に佐々木君は本当はメガネを買いに出かける予定でいたのだが、ぼくのパソコン改造の作業に付き合ってもらったため、新横浜まで出かけるのが遅れてしまった。悪いことをしたなーとおもいつつ、彼の善意に甘えてしまった。そして、さらに甘えたのは、彼が新横浜へ行ったら、「もし、Sound Blaster Live!が売っていたら見てくれないかな?」と暗に買ってきてくれというお願いまでしてしまったのだ。というのも、もうこの段階で、ぼくの所持金はスッカラカンだったからだ。そういえば、彼には学生の頃にもお金を借りたことがあったなーとふとおもい出したりした。そうこうしているうちに、彼から電話が入り、「Sound Blaster PCI Digitalというのが売っていたよ。これは、Sound Blaster Live!と機能的にはほとんど同じみたいだよ。」という話なので、さっそく購入してもらうことにした。もし、Sound Blaster Live!が見つかったときでも、職場で使っているぼくのパソコンをそろそろマザーボードごと作り換えようと考えている(今回はずしたCPUとVoodoo3が生かせる)ので、そのときにそのサウンドカードが使えるからである。同じSound Blaster Live!にこだわったのは、本当に今まで使っていたものが壊れていることを確認して起きたかったからだった。

 1月10日に帰宅して、USB端子が物理的に壊れていないことを確かめようとおもった。そこで、同じUSB端子で接続しているスキャナーをつけてみて、試したところ無事写真の読み込みに成功して、USB端子は正常であることを確認した。SideWinder Force Feedback2はフィードバック機能をサウンドボードのMIDI音源の信号を利用して動くようにしているということなので、サウンドカード自体に問題があれば、認識されないのではないかと考えたのだ。と、なると、あとはサウンドカードを早急に探し出して、試してみるのが一番だ。だめかもしれないが、やらなければまたCPUを500MHzに戻したところで、元の環境に復帰させることはできないだろう。それに、もう後戻りはしない、と自分で決めたことなので、前に進むしかないとおもい直した。

 翌日、休み明けの試験が終って、生徒も全員帰宅していないので、午後年休を取り大和のLaoxへ出かけてみた。以前、部品を探しに行ったときに、Sound Blasterの箱を見たような記憶があったからだ。もし売ってなければ、佐々木君に頼んで買ってもらったサウンドカードが届くのを待つだけだ。売り場に着いて、サウンドカードを探すが棚を移動させたのか、以前見たあたりにはなかった。そこで、店員に「サウンドカードはありませんか?」と聞いたら「これだけです」と見せられたのが、何と「Sound Blaster Live! Digital Audio2」という製品だった。箱の説明を読んだら、これはSound Blaster Live!のカードの他にデジタル出力ができるようにもう1枚カードが入っていて、セットになったものであることがわかった。「これなら、今のカードが壊れているかどうか、試せる」とすぐに考え、緊急用に持ち歩いているお金で購入した。このカードで試してだめなら、どう考えてもIRQの競合(コンフリクト)かカード自体の破損しか原因はないはずだ。とにかく、少しでも前へである。

 自宅にもどり、パソコンのふたを開けて、以前のサウンドカードが挿してあった同じところに差し込んで、スピーカーも接続した。そして祈るような気持ちでパソコンの電源を入れてみた。もし、これでエラーメッセージが出るようなら、再度検討をしなければならないーなどとおもいつつ…。そうすると、どうだ。途中でエラーも出ずに、起動して、例の「新しいハードウェアを検出しました」のメッセージ。「やったー!」と一人でおもわず手を叩いてしまった。すぐにドライバーの入ったCD-ROMを入れて、インストール作業を行い、そしてパソコンを再起動させてみた。そうすると、トップ画面に変わるところで、Creative社のロゴが現われ、スピーカーから「シュシュシュー」という画像に合わせて音が出てきた。イヤー、なんとも素晴らしい気分だった。

 ここまで、読むとすんなりとことが運んだようにおもえるが、これは、ぼくの記憶ちがいで、このサウンドカードをパソコンに認識される過程はそれほど楽ではなかったことが、この作業をした翌日の日記をみるとわかる。まったく、こういう文章を書くときにいかにストーリーを自分で作り上げているかの実例なので、そのまま載せてみる。

【1月12日の日記より】
 「サウンドカードが結果的には壊れていた。新しく同じSound Blaster Live!を買って付け替えたところ、正常に認識された。しかし、USB接続のジョイスティックSideWinder Force Feedback2とのコンフリクトが発生して、サウンドカードを認識させるのに、苦労した。認識させるのにうまくいった方法は、デバイスマネージャーでこのジョイスティックのドライバを削除して、さらに「アプリケーションの追加と削除」を使って、これに関するソフトも削除しておいた。そして、USBポートからジョイスティクをはずした。この状態から、サウンドカードをPCIスロットに差し込んで、ドライバーをインストールした。それが終ってから、今度はジョイスティックのドライバーをインストールして、USBポートに接続してみたら、コンフリクトをおこさずに両方とも認識された。どうも、Windowsにカードや周辺機器を認識させるには、順番があることがわかる。」

 と書いてあった。IRQ(割り込み要求)の割り当ては、PCIスロットの方がふつう優先して認識されるので、PCIに差し込むサウンドカードをまず認識させておいて、そのあとにそのデバイスを利用するジョイスティック(ぼくの場合フォースフィードバック機能が付いているためで、ふつうのジョイスティックはこれに該当しない)を次に認識させてゆくという順番が必要だったと考えている。これは、自動的に割り振りができたからよかったが、うまく行かないときはBIOSでの手動割り当てをすれば回避できるから、まあ何とかなるが、とにもかくにもサウンドカードが認識されたことはものすごく嬉しくて、佐々木君にもおもわず電話をしてしまったほどである。\(^o^)/

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