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HDDの入れ替え(2)


■自宅のマシンも

 職場で使っている自作パソコンのHDDを4.3GBから20GBにアップグレードしたのを受けて、自宅のパソコンもHDDをもう少し容量の大きいものにしたいなという欲求がでてきてしまった。というのも、11月初旬にMicrosoft社から「FS2002(英語版)」が発売され、いずれ日本語版も発売されるのも間近(いろいろなところの話では3ヶ月後の来年1月中)。そのソフトをフルインストールした場合、最低でも2GBはあるという。今まで使っていた17GBのHDDでもまだ半分の容量は使っていないため十分な空きはあるのだが、いかんせんHDDの回転数などはここ数年で大幅にアップしており、最近では少しスピードがほしいなーと感じはじめていたところだった。そこに、職場で使っているマシンのHDDを入れ替えたら、今までとは格段のちがう速さ。それに味をせしめて、自宅のも入れ替えたらスピードがアップするのではとかんがえたらもう我慢はできなくなってしまった。

 11月4日(日)に大和市にあるラオックスにようすを見に出かけたら、ほとんど他店では見かけなかった30GBのHDD(Seagate社製…もちろんバルク品)が何と¥9000前後で売っているではないか?40GBのもそれより少し高い値段では売られていたが、そちらはあえて避けた。というのも、マザーボードのBIOS(これもソフトの一種だが)が、作られた年代によってHDDを認識できる制限があって、俗に「8.4GBの壁」とか「33GBの壁」とか呼ばれて存在しているのだ。「33GBの壁」の存在は知らないでいたが、友人が40GBのHDDを購入してきてどうしてもBIOSが認識してくれないと困っていたとき、HDDに付いてきたマニュアルにその制限があることが書いてあり、そこで始めて知った次第。友人はそのため、再度HDDを交換しに行った(私も同行した)。彼のマザーボードはちょうど私のパソコンのとそう違わない時期のものなので、おそらくこの制限にひっかかる可能性があったため、あえて認識できるであろう制限ぎりぎりの30GBにこだわった。いろいろなパソコンショップを探してみると、20GBの次は一気に40GBに上がってしまうところが多く、30GBというのはおもいの他なかったように感じた。そこで、「ここで見つけたのは何かの縁」とばかり、おもい切って購入することにした。ついでにATA100対応のIDEスマートケーブルも買い、帰宅した。そのとき、入れ替え作業はしばらく時間をおいてからするつもりでいた。

 帰宅して、パソコンに向かいHPの更新の作業をしようとしたが、買ってきたばかりのHDDがどうにも気になる。入れ替え作業をしてもおよそ2時間ほどでできるだろうとかんがえると、次第に我慢ができなくなってきた。「よし、おもい切ってやってしまおう!」と決めると、行動は早かった。すぐに、パソコン本体を引っ張り出し、蓋をあけて中を見えるようにした。HDDを収納する3.5インチベイはまだ空いている。そこに買ってきたばかりのHDDを入れてネジ止めしてまずジャンパーの設定をスレーブにして元のHDDからATA100対応のIDEスマートケーブルで接続した。HDDが2台プライマリーのマスターとスレーブにDVD(&CD)-ROMがセカンダリのマスターになるように接続を変えた。そして、パソコンを起動して、「Drive Copy 4.0」のCD-ROMを入れると、メニューが出てきて「ディスク間のコピー」を選んで、コピーの開始。あとは、コピーの終わるのをマニュアルなどを読みながら、静かに待っていた。今まで使っていたHDDの容量は17GBでそのうち8GBほどはすでに使用していたから、この分がコピーされて残りの容量は空き容量として30GBの中に認識されれば成功になる。1時間ほどかけてコピーが終わり、そのあとは残った容量を初期化(さらにFAT32に)する作業がつづいた。それもほどなく終了。ここで、再起動しないで、強制的に電源を切ってしまう。そして、元のHDDからケーブルをはずして(電源も)、コピーした新しいHDDだけ接続したまま、ジャンパー設定をマスターにして、すべてのケーブルがきちんと接続されているかを再度チャックしていよいよ電源を入れて再起動する。このときは緊張の一瞬。HDDのカリカリとともにWindowsが無事起動してきたときはうれしかった。それも、デスクトップ画面は今までのものとまったく同じである。マイコンピュータとエクスプロ-ラーでCドライブをチェックしたが、きちんと30GBで認識されており、その中に今まで使用していた8GBほども含まれていた。すべてを確認するのは時間がかかるため、よく使っているソフト類を起動してみたが、今までとまったく同じに動く。ゲーム類もこれまた全く同じである。そっくりコピーできたのだ。余計なドライバー類の再インストールも必要なくそのままで同じように使えるのは、学校のマシンにつづいて2回目だが、何とも不思議な気分で感動した。このソフトは地味だがすごいことをするものだ。

■自宅マシンもFS2002の受け入れ準備終了

 これで、自宅のマシンもHDDの空き容量も元のHDDを初期化してデータ-用として使えば、全部で37GB以上も空いていることになる。気分的にはものすごい広いマンションにでも引っ越してきたようなものである。部屋の一部を少し使っているような錯覚に陥る。それに、起動用にした新しいHDDの動きは、もとのHDDよりはるかに性能がいいためか全体の動きが非常に速くなったようにも感じる。失敗してもいいやとおもいながら、安い値段で買ってきたHDDだけに返って嬉しさも倍増である。これで、FS2002がどんなに大きなソフトでも余裕をもってフルインストールできる。願わくばCPUをPentium4の2.0GHzにしたいが、それはマザーボードやメモリから交換しないと無理なので、FS2002の動きを見てからの検討事項として残しておくことにした。とりあえずは、このマシンでできる最高限度の改造は終えたので、これ以上はできない相談である。これで、来年の1月のFS2002(日本語版)の発売を待つのみなった。

 自分ではじめて買ったHDDがNECの98Note用の40MB。秋葉原のバッタ屋で7万円も出して購入した。それが、今や30GBで約1万円。時代がものすごい勢いで変わっているのをこのHDDの値段一つみても実感せざるをえない。ソフトもべらぼうな大きさになってきているし、それを納めるHDDももう100GBなどもどんどん出てきており、この先どこまでゆくのか見当もつかない。1MBで文字だけだと新書本6冊分などと換算していたが、もうGBの時代になるとこういう比較もほとんど意味をなくしてしまう。実感がわかないのだ。私の所有している本などは、すべてこのHDDの中に楽々入ってしまうだろう。何とも夢を見ているような時代になってしまったのだ。

 21世紀に入り、どんな時代になるのか興味があったが、世間的にはほとんど変わっていないし、あいかわらず紛争や戦争など絶えない。日常的な生活も何も変わったようには見えない。しかしである。携帯にしてもパソコンにしてもごく当たり前になってしまっているこの技術の中に実はこれから起こってくるであろう大きな時代の変化がすでに含まれているような気がしているのは、私だけであろうか?

 2001/11/11(日) 15:17

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