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XPのHDDへのいたずら


■仕方なくMS Office XPをインストールしたら

 最近は、仕事上の文章を作成するときには、「MS Office 2000 Professional」のWord 2000を使ってきました。それほどの理由はないのですが、数式作成機能などが「一太郎」などに較べると多少使いやすいという、ただそれだけの理由です。その機能も今や「MathNote」という格段に使いやすいソフトを使うようになり、もっぱら、校務の文書などを出すときしか使わなくなっていました。

 今年度(2002年)4月より、新しい職場に転勤しまして、もうかなりの人が「Office XP(認証の必要ない学校用)」をインストールして使っており、Excelなどを係りの仕事で使う関係上、私も仕方なく自前でアカデミックパックを購入してインストールしました。自分用のを別に購入したのは、もうすでにSP1(修正版サービスパック)が公開されており、そのインストールには元版のCD-ROMを要求されますので、そのたびに職場のCD-ROMを借り出すのも面倒だなと判断したためです。認証はデスクトップ型1台とノート型1台の2台までしか通常はできません。私はデスクトップを自宅と職場で使っていますから、この認証は全く迷惑以外の何ものでもないのですが、ある非常手段を用いて何とか2台にインストールすることができました。インストールも済み、認証番号も入れて、正常に使えるようにはなったのです。しかし、どうにもHDDの挙動などに異変が見られ、マシンの安定性が今ひとつなのです。

 その挙動のもっともおかしい点は、キーボードとマウスに触れないで数分するとHDDが何の用もないのに、カリカリカリと勝手にスキャンディスクかデフラグのような作業をし始め、それが止まらないのです(何でも高速ファイル検索機能とかで、絶えずHDDのファイルをチェックしているのだそうです)。FS2002を自宅でやっていたときに、それまでは飛行中はほとんどスワップもしないので、静かな飛行を楽しんでいたのが、XPを入れた途端、飛行中に自動操縦にしていると(何も触らない)、すぐにカリカリカリとうるさく音を立てるようになってしまったのです。最初は、マウスを動かすと直るので、マウスのドライバがおかしくなったのかなと思い、ドライバを新しいものに変えてみたりしました。でも、一向に直る気配はありません。Microsoftはホントにいろいろな余計なおせっかいをするのが好きな会社なので、またおそらく余計な機能をつけたのに違いないとは推測できたのですが、それがどこかなかなか特定できませんでした。

■またしても「Windows FAQ」(HP)に助けられる

 こんなことが続いていて、何とか直したいなと思っていたおり、昨夜「Windows FAQ」というもっとも頻繁に覗いているHPにアクセスして、「Office XP」で検索してみたら、ちょっと内容は違うものの「Windows XPをインストールしたら、HDDがちょっとキーボードやマウスに触れないでいると動きっぱなしになる」という現象に対する処方が出ており、ぼくは「これは同じXPであるOffice XPにも共通する現象」だろうと直感しました。

 この現象は、XPでは何も入力がないと、デフラグかスキャンディスクのような作業が自動的に始まってしまうように余計な設定がされているからです。そこで、対処法を読んでみると、

(1)「ファイル名を指定して実行」で「msconfig」と入力してOK。
(2)画面が出たら、「スタートアップ」タブをクリック。
(3)その中にある「MOsearch」のチェックをはずして、再起動。


これで、見事に直ってしまいました。「MOsearch」の意味はわからないのですが、HDDなどの中身をチェックしに行くのではないのかと思います。こういう訳のわからない機能はつけないでほしいものですが、Microsoftはこういうどうでもいいところには力を入れるという不思議な体質をもっているので、半分あきらめています。

 私のマシンは今もってWindows98を使っていますが、仕事上何も問題はないので、別にOSをWindows XPにするつもりはありません。ところが「Office XP」という思わぬところからこんな問題を拾ってしまいました。単体でWordやExcelを入れている場合は、バージョンアップの際にその単体のソフトを買ってきて、バージョンアップできるのですが、「Office 2000」からバージョンアップする場合だと「Office XP」を購入して来ないといけないのです。しかも、このソフトのProfessional版は値段が\60000以上もしてすごく高いのです。その上に、上記のようにインストールできる台数に制限があるため、全く困ってしまいます。このソフトははっきり言って「詐欺」です。別に不正コピーをしようなどと考えているわけではないのに、自分の持っているパソコンに自由にインストールできないなどトンデモナイことです。

 まあ、腹立ちはこれくらいにして、この「Windows FAQ」のサイトには本当に助けられています。本や雑誌などでは解決できない問題もここで情報を得て解決したことは数知れずあります。このサイトで検索すると実にていねいに解決法が明示されているのに驚かされます。私は、このサイトを雑誌「DOS/V Power Report」の付録の冊子で知ったのですが、それ以来頻繁にアクセスして情報を得ています。このサイトには、Windowsに関するいろいろなバグなどのことも知ることができ、「自分の操作がわるいのかな?」などと変に悩まなくてもいいので助かります。Windowsはバグの塊ですから、こういうサイトでいつもその情報を知っておくことは、大切なことかなと思います。おそらく、このサイトは個人の方がつくっているのだろうと思いますが、このサポートの技術は、メーカーなど足元にも及ばないレベルのものです。サイトを作られている方へいつも感謝しながら訪問させてもらっています。

 2002/06/05(水) 12:46

■■何件かの連絡をいただきました!(追加)

 このレポートを読んだ方から、直接にあるいはメールで「直ったよ!」とか「そんな現象がでているの?」などの反応がありました。この現象は「Windows XP」や「Office XP」をインストールすると、自動的にスタートアップの機能の中に「MOSEARCH」という機能が追加されてしまうのが原因です。HDDのカリカリ音は最近の静音対策のついたパソコンではほとんどわからないために気づかないこともあるかもしれません。私も、職場で使っているパソコンでは音が静かなのと、FSなど長時間ゲームをすることはありませんので、最初は気づきませんでした。見分け方は簡単で、キーボードもマウスも触らないで、数分待つことです。すると、HDDのカリカリ音またはランプがピカピカと連続的につづくようになります。マウスやキーボードを触って動かすと、すぐに止まります。

 あまりこういう現象が気にならない人なら無理に直すこともないのではと思います。私はFSをするときにどうにもうるさくてこの現象に気づきましたが、Windowsにはこれ以外にも、ほとんど使わないのに、勝手にスタートアップ時に起動してしまう機能はたくさんあり、システムリソースを相当に無駄使いしています。メモリをいくら増設してもシステムリソース用のメモリとは関係ありませんから、「なんで?」と首をかしげる人も多いかもしれません。上にリンクをはってある「Windows FAQ」には、これらの常駐してしまうファイルについて「どれをはずしても大丈夫か」を1つ1つていねいに説明してありますから、ご覧いただくと参考になると思います。私もこの説明に従って設定を変えてみたら、相当にPC環境が改善されました。ただし、これは自分の責任で設定を変えるものですから、よく熟慮されてから取り組まれることをお願いします。

 そうそう、付け加えようとしていて忘れていたことがありました。職場の同僚で、かつ私の出身高校の先輩でもあるS氏が、先日「パソコンが起動しなくなったよ」と困っていました。私も気になっていろいろ原因を探ったのですが、一向にわかりません。電源を入れても、モニターの画面は真っ黒で起動しないというのです。お手上げ状態のときに、彼がサポートセンターに電話してみたら「ひょっとしてマザーボードの電池がなくなっているのでは?」をアドバイスを受けたのだそうです。そこで、パソコンの箱を開けて電池を入れ替えてみたら、な、な、なんと直ってしまったのだそうです。マザーボードの電池?などと知らない人もいるかもしれませんが、パソコンを自作する人などには、当たり前のことですね。パソコンの電源を切っても時計は動いていますよね。あれは、その電池があるからです。マザーボードにボタン電池が付いているのです。それがなくなると、パソコンを起動する最初の作業をしてくれるBIOSというマザーボード上にある記憶装置が起動しないので、まったく反応しなくなってしまうのです。しかし、これは私も知識としては知っていましたが、まさか身近なところで実際に起こるとは想像もしませんでした。実にいい勉強になったとS氏には感謝しています。ホント、こんなこともあるのですねー。

 2002/06/16 (日) 9:19:22

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