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パソコンが突然落ちる?!


■ある日突然

 この11月15日にそれは突然起こった。前日まで全く正常に動いていて何の異常も感じずに仕事を終え、パソコンの電源を切った。その日、出勤するといつものように、勤務校の物理準備室でお湯を沸かし、パソコンの電源を入れると正常に起動した。いつもの光景である。パスワードを入れると何の問題もなく、飛行機の壁紙を貼り付けたデスクトップの画面になった。しばらくそのままにして、コーヒーを飲み、毎日つけている「個人日誌」を書くために、IdeaTreeというソフト(とても容量の小さいアイディアプロセッサー)を使い、書き始めて少し手を休めて画面を眺めていたら、突然画面が黒くなり、そして落ちた。ちょうどリセットをかけたときのように、本当に何の前触れもなく、ストンと落ちてしまった。自動的にリセットがかかったようになったのだが、当然「正常にWindowsを終了」しているわけではないため、スキャンディスクがかかり、その後また再起動してきた。今まで、フリーズは数え切れないほど経験しているので、まったく気にもならないが、今回の出来事に遭遇するのは初めてであり、最初は何が起こったのかわからなかった。「あれれ?…」という感じであった。幸いにもファイルは1分間隔の上書き保存に設定してあるため無事であったが、気持ちの動揺はあった。

 それまでに何か前兆はあったかというと、何もない。昨年(2001年)の10月23日に、それまで4.3GBのHDDであったものを「Disk Copy 4.0」というソフトを使い、現在の20GBのHDDにそっくりコピーして使っている。中に入っているOSはWindows98(SEではない)で、その前に使っていたWindows95からバージョンアップしたものである。不安定さが出てきて、何度か上書き再セットアップした。最後のセットアップはちょうど1年半ほど前である。できるかぎり常駐するソフトもはずしてあり、起動時のシステムリソースは63%くらいで推移している。この現象が出る前日までは、非常に安定しており、当分OSなどのバージョンアップも考える必要を感じていなかった。現在もまだ原因がOSと特定できたわけでもないため、しばらくはようすをみようと思っている。

 友人でパソコンの「師匠」でもある、佐々木君にメールして聞いてみたら、「メモリの故障じゃないかな?」という返事。念には念をと、ネットでこういうときにはいつもお世話になっている「Windows FAQ」というサイトの掲示板に投稿して意見を伺ったところ、やはり「メモリの故障では?」というアドバイスを受けた。メモリが壊れてしまったのなら、当然交換すれば直るはず。心配している間に、新しいメモリを買って来て付け替えればいいのだが…。

■本当にメモリの故障なのか?

 メモリが原因か…と思いながらも、なぜか腑におちない点もあり、今ほど佐々木君に電話をしてみた。メールでは伝えられない微妙なニュアンスがあるので、実際に話してみることにした。その話の中で、どうもメモリが故障しているとは考えにくいことがわかった。メモリの故障なら、ときどき思い出したように、電源が落ちるということはありえないとのこと。マザーボード上のどこかで、ほこりなどが溜まり、ショートしている可能性のほうがあるのでは、という話だった。そういえば、私もその辺が気になり、パソコンの箱を開けて、先週末にひさしぶりに掃除してみたのだ。ファン回りや、メモリソケット部などを覗いてみると、細かい砂ぼこりがかなり入り込んでいた。とくに電源部の汚れはひどかった。パソコンの置いてある物理準備室にはグランドの砂ぼこりが思った以上に入ってくる。できるならエアースプレーみたいなものでほこりを飛ばすのがいいのだが、まだ買っていないので、とりあえず目に見える程度のほこりは掃除した。これで、直ってくれればいいのだが、まだ予断は許せない。佐々木君との会話の中でまだPC100用(つい最近まではこれがメインだった)のメモリがまだ売っていることも確認できたので(PC133用でも使用可)、ひとまずは安心できた。メモリが手に入らなくなっていれば、このパソコンもお仕舞いだから。

 まだ直ったわけでもないので、これからの推移を注意して見守るしかない。1週間ほど使って、同じ現象が起きなければ、ひとまずは直ったと考えていいだろう。そのとき、故障の原因が特定できると思う。しかし、現在のパソコンのように完全にブラックボックス化してしまったマシンは、本当のところ「どこが故障していたのか」を特定するのはむずかしい。故障のようすを他の人に相談するにも、言葉で的確に伝えることも同じだ。「突然パソコンが落ちる」と言っても、本当にパソコンが落ちる(おっこちる)と勘違いしてしまう人もいる。私もこれで意味は通じると思っていたら、それは表現に間違いがあった。正確には「突然パソコンの電源が切れる」とすべきだった。表現的には「パソコンが落ちる」というのは、私の感じた印象にぴったりなのだが、それでは他の人には正確には伝わらない。それと電話で、パソコンの状態を話して、それでおおよその原因を特定できるというのは、相当のパソコン通である。やはり佐々木君に電話をしてみてよかった。パソコンの箱を開けて、中を覗きながらの原因探しをしても、わからないときはどうしたってわからない。もう、見てわかるというレベルではなくなっているのだから。

 てっきりメモリの故障と思い込んだが、どうも他の原因の可能性も出てきた。はたして直ってくれるのか、心配ではあるが、壊れたらまた部品を買ってきて直すしかない。今まで、何度も故障とは付き合ってきたし、終わってみればそれなりに自分のためにもなることはわかっている。HDDの中の大事なデータはバックアップを取ってあるので、この辺でオーバーホールのつもりで、少しマシンの手入れをした方がいいのかもしれない。パソコンのメカ的な部分、そしてOSのWindows98(まだ、これでやっていますf^^;))にしても、使っていれば次第に不安定になることは仕方のないこと。時期がくれば、いずれは手を入れなければならないときがくる。ふだん、トラブルもなく使えているときには、それが当たり前になって「故障」など考えもしないものだが、「故障」は必ずやってくる。この1年ほどトラブルもなく動いていたので、油断していたのは確かである。だから、突然の現象にショックも受けたのだと思う。「時期がくれば、故障は当然」と頭ではわかっていても、「普段から気をつけている自分には…」と本心は思っていたのが、今にしてわかる。

■故障は突然にやってくる?

 私は、今回のパソコントラブルを突然に起こった現象と捉えていた。しかし、本当は自分では気づかなかっただけで、おそらく前兆はあったのではと思うようになった。パソコンの出す音や画面の状態、アプリケーションソフトを使っているときの動きなど、冷静に振り返ってみると、何らかの前兆(今回の故障の)はあったのだ、と思う。それに気づかなかったというのが、真相なのだろう。今回のトラブルが起きる前までは、半年に1度くらいはパソコンの箱を開けて、内部の清掃などもコマ目にやっていた。それが、この1年ほどはそれをサボっていた。前任校では、グランドの砂ぼこりなどはほとんど部屋に入ってくることなどなかった。今度の学校では、部屋には絶えず砂ぼこりが入り込んでいる。それにもかかわらず、パソコンの内部を掃除することなく、今まで来た。それが、ひょっとするとパソコンの故障につながったのかもしれない。

 パソコンだけでなくどんな機械でも突然壊れることがある。しかし、よく原因を探ってみると、あるとき突然に起こるというのは考えにくい。その故障なりがおこる直前までに何らかのシグナル(前兆)が出ていることは多いのではないか。そういうのに、気づくことも大切だろう。早いうちに気づいていれば、何らかの対処ができる可能性も出てくる。直して使えるものなら、きちんと直してできるだけ長く使ってゆきたい。パソコンも現在は消耗品のようにどんどん廃棄されているが、本当はもっと長く大切に使ってゆけるのは理想である。そのためにも、自分で直せるものは自分で直して使ってゆきたいと考えている。今回のトラブルも何らかの原因がすでに内在していたのが、積もり積もって表面化したものだろう。私はちょっと油断した。

 自宅で使っているパソコンは、幸いにして今のところ順調に動いている。この状態を何とか維持してゆきたい。いずれ、Flight Simulationを入れている関係もあって、マシンの性能アップを図るつもりでいるが、それまでは大切に使って行きたいと思っている。今回、トラブルの発生した職場で使っている自作マシンも仕事で使う分には、すでに十分な性能をもっているので、できれば長く使いたい。年内には、何とか安定した状態で使えるように修理するつもりでいる。仕事の方も忙しくなる時期だが、何とか時間を見つけて取り組みたいと思っている。無事直ってくれるといいのだが…。

 2002/12/01(日) 17:35

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