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GeForce4シリーズのFS2002用パッチ


■ようやく修正版がでた(^^)v

 職場で使っているわたしのパソコンには、グラフィックカードとしてCREATIVEの「3D Blaster4」を使っている(何のことはない、ただ安かったから)。このチップにはNVIDIAのGeForce4 MX440というのが使われている。これをつけたパソコンで、FS2002をやると、飛行機の金属部の反射光や海面の動きがどうにも再現できない。自宅のマシンでは、これがしっかり再現されているので、そのギャップにちょっと違和感を感じてはいた。ただし、これはグラフィックカードの方のドライバの修正などで直るはずだから、いずれ修正用のパッチが出るだろうとは予想していた。

 そんなことがつづいていた先日、毎日のようにアクセスしている「FLIGHT INFO」というページにこの修正版が出ているという記事が目に留まった。どうも、このグラフィックカードのドライバの修正ではなくて、FS2002にある「display.cfg」を書き換えるもののようだが、とりあえず記事に従って「AVSIM.com」にアクセスしてそのファイルをダウンロードしてみた。14KBの小さなファイルであった。ファイル名は「gf4mxdsp.zip」という。これを職場まで運んで、解凍して上記の「display.cfg」を書き換えてみた(もちろん、バックアップはしておいて)。そうしたら、何のことはない、あっという間に問題が解決してしまった。金属光も海面の波の動きも見事に再現されるようになった。

 今回の修正は、グラフィックカードのものではなくて、FS2002というソフトの中にあるディスプレイ表示用の一種のドライバを書き換えるものだが、中身を見ると、FS2002発売当時にまだ出ていなかったグラフィックカードも記述してあり、そのパラメータを入れたものであることがわかった。その記述の中に、自宅で使っているカードの名称もあったので、早速自宅のも書き換えた。こちらは、それほどの変化はなかったが、それでも光の反射の具合がよりリアルになったように感じる。

 職場で使っているパソコンも自宅のものもCPUはそれぞれPentium4の2.4BGHzと2.53GHzとパワーがあり、メモリもともに512MBと余裕のスペックなので、グラフィックカードの性能を最大限に発揮できる環境にはある。ただし、今回のようにソフトの出たときにくらべ、ハードの変化はとてつもなく早いため、ソフト側での対応ができないケースなどでは、あとからどんどん修正版を入れていかざるを得ない。幸いにも、念願の修正版が出て、FS2002の表示もすばらしいものになり、またまた「飛ぶぞ!」という意欲が出てきている。あとは、Pentium4の発熱対策をどうするかだ。このCPUはべらぼうに発熱する。とくに膨大な計算を必要とするFS2002のようなシミュレーターソフトなどを使うと、その発熱はこちらがハラハラするほどだ。ファンは6個もつけてガンガン冷却しているのだが、空冷では限度は知れている。エアコンのない我が家で、これからの夏場にFS2002で飛ぶのは、けっこうシンドイものがある。昼間は仕事で飛ぶ暇もないが、帰宅後に飛びたいときは、部屋の窓を全開にして(もちろん網戸は必要だけど)飛ぶしかない。首にタオルを巻いての飛行となると、まるで古き良き時代のヒコーキ野郎の白いマフラーとは較べるべくもない。ま、気持ちはいつでもパイロット魂でいるのだが…。

■海岸線には波が押し寄せて…

 FS2002の「display.cfg」を書き換えて、設定の「表示」のところの「シーナリー」タブをクリックして、それぞれの項目の設定をできる限り高い方にして、とくに水面の表示効果を最大に設定する(細密で反射あり)と、海岸線のところは白く波が立っているのが表示されるだけでなく、押し寄せる波頭まで動いて見えるようになる。当然、海面は波がゆらいでいて見事だ。せっかくいいグラフィックカードを装着していても、これらの設定は自動的に行われるわけではないので、きちんと設定してみると、これが同じFS2002か!と見間違えるほどのすばらしいシーナリーが表示できる。とくに、泣かせるのは、太陽の光が海面に反射して、乱反射しているところが、白っぽくなって、まるで本物の海面を見ているような錯覚に陥るのが感動ものである。これを書いている自分もじつはここまで、設定をいじってみなかったので、最近これをやってみてわかった次第。CPUとグラフィックカードのメモリに余裕があれば、ぜひすばらしい光景を見てほしいとおもう。

 それにしても、この修正パッチはどうもNVIDIA社などが出しているわけではなくて、FSファンのどなたかが、個人で作っているようなのだ。FSファンは世界中に何百万人といるのだから、その中にはメーカーの人よりもこの道に詳しい人はいるのだろう。ソフト上の何かの不具合があっても、みんなが困るような大きなバグについては、じつに驚くべき早さで、その修正がだれかから出される。それをぼくらはありがたく頂いて安心してゲームに熱中することができる。だれも、その修正パッチを作った人のことを改まって賞賛したりすることはない。でも、みんな静かに感謝して使わせてもらっている。作った人も別段えばるわけでもない。その技量には驚嘆する。そういうFSファンがこのシミュレーションを支えている。そういう人をわたしはもっとも尊敬する。わたしもいつか恩返しができれば、それが一番のお礼になるのだろう。

 波の動きがじつにリアルになったせいか、このところ毎晩「奄美」の空を飛んでいる。きれいな島々の海岸線に立つ白い波頭。波立つ海面を楽しみながら低空での飛行を楽しんでいる。仕事で疲れて帰って、風呂上りに飛ぶのが一番のストレス解消法である。階下では、カミさんや子供たちがTVを見ている。そういうときこそ、飛行には最高のときだ。島々を巡っても、せいぜい30分。この短いフライトで気分はすっきりする。いろいろなジャンルの音楽を聴くのも好きだけれど、ほとんどの人にはうるさい騒音にしか聞こえない「飛行機のエンジン音」こそ、わたしには最高の音楽のような気がする。今夜もまた、飛ぶつもりである。

 2003/07/05(土) 16:04

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