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No.1<グラフィックカードの交換>


■グラフィックスカードの交換

 グラフィックスカードというのは、モニターに文字や絵・画像などを表示させるためのグラフィックアクセラレーターを内蔵したカード(ボード)のことで、最近ではマザーボード上のAGPスロット(Accelerated Graphical Port)に差し込んで使う。このボードの高速化・ビデオメモリ容量の増大化によって2D/3Dグラフィックの描画性能が大変よくなっている。ふつうの事務仕事にパソコンを使う程度では安物のビデオカード(こう呼ぶこともある)でも十分に間に合うが、2D/3Dグラフィックをふんだんに使うゲーム(FS2000など)では、このボードの良し悪しが画面の書き変え(リフレッシュレート…1秒間にどれくらい画像を書き変えられるかの度合い)に大きく影響されるので、より高速に描画ができるものが必要になる。

 このためのチップとして有名なのが、nVIDIA社のRIVA TNT2や同じ会社のGeForce2(&Ultra)や3dfx社のVoodooなどである。ぼくは、nVIDIA社のRIVA TNTもすでに使っているし、Voodooも使っているので、今回はGeForce2を使ってみたいという気持ちもあったが、何せ、Ultraの方は値段がまだとても高いので、今回は見送った。それに、FS2000やCombat Flight Simulator(以下CFSと略す。CFS2もある)などの3D高速描画のゲームに関しては、ベンチマークのテストよりゲームをしているときの体感のほうが大切だと考えているので、この面から考えると、Voodoo3 3000の後継であるVoodoo5 5500 AGP(メモリ64MB)が値段的にもすぐれていると判断した。

 Voodoo5 5500 AGP(メモリ64MB)はVSA100というチップを2個並列に並べたデュアルモデルで、当然チップを冷却するファンも2個ついている。見るからに高速なボードであるような雰囲気を漂わせている。しかも、ビデオメモリが64MBというからすごい。Voodoo3 3000では16MBだったが、一気に4倍になったのである。ぼくが、最初に買ったNEC98ノート用に買ったHDDが40MBで7万円だったことを思い出すと隔世の感がある。このVoodoo5は町田のヨドバシカメラで\32000ほどで購入した(数日前に友人の指原さんから蒲田にあるフリータイムというパソコン店で\24000くらいで売っていたと聞いてガックリ…やられた)。

 このグラフィックスカードの交換は簡単だった。パソコン本体の電源を切り、筐体のふたをあけて、使っていたVoodoo3 3000のボードを抜き、Voodoo5 5500のボードと差し替える。ボードを挿すスロットは専用のAGPスロットである。静電気に注意して何か金属をさわってからボードに触るのが原則である。このあと、ボードがきちんと挿してあるか再確認する。そのあと、筐体のふたはせずにパソコンの電源を入れてみる。そうすると、Windows98(SE…ぼくはまだこれです。2000&Meは問題が多すぎる!)自動的に新しいハードウェアの検出の表示が示されるので、ドライバの入ったCD-ROMを入れて、ドライバをインストールする。再起動を求められて再起動すると画面のモードがVGA(640×480)のでかい表示で驚くことがあるが、心配はいらない。その画面の好きなところでマウスを右クリックすると、画面のプロパティが開き、その中にVoodoo5の文字があればドライバは無事インストールされている。その画面の中に画面の解像度や色設定ができるので、好きなものにして(ぼくはふつう1024×768 16ビットカラーで使っている)再起動すれば、その解像度で表示されるようになる。

 なお、今調べてみたら、画面のプロパティの設定画面にディスプレイとしてモニターの名前とグラフィックスカードの名前が表示されていた。このとき、設定画面の下にある詳細をクリックするとその中に「アダプタ」のタブがあり、そこでリフレッシュレートの項目がある。ふつうは「最適」に設定されているだろうが、画面がチラついているように感じたら、それはボードとOSの関係でこのリフレッシュレートの設定が低くなっている(ふつう60Hz)になっている可能性がある。これでは、気になってしかも目にもよくない。「▼」で周波数を表示させて、最低でも75Hzにしないといけない。ぼくは、職場で使っているマシンは85Hzに、自宅のマシンはVoodooの最適値100Hzで使っている。だから、画面はいつもピタッとしており、チラチラ感はまったく感じない。こういうのも、ビデオボードとモニターの性能に依存することなので、ケチって安物で我慢しないほうがいい。

 このグラフィックスカードの交換ははっきりと実感できる効果をもたらしてくれた。FS2000やCFS&CFS2での描画が今までよりスムースになり、しかも解像度(通常ゲームは640×480にディフォルトで設定されていることが多い)を1024×768(SVGAモード、IBM規格ではXGAモード)にしても動きがとてもなめらかなのにはビックリした。やはり、CPUがそれほど高速でないうちはグラフィックスカードの交換は効果があると感じた次第。ここでもビデオメモリ容量が大きいほど効果ははっきりと出るだろう。

 じつは、このグラフィックスカード交換で気づいたのだが、CPUの周波数とグラフィックスカードのメモリ書き換えにタイムラグ(時間的ズレ)があると、画面が乱れることがあるのだ。そのときには、解像度をあげて対処するとぼくの場合はうまく行った。それでもCFS2のような飛行機の動きが速く、しかも機銃を発射したりするときにForce Feedback機能が働く場合は、サウンドボードとの同期の問題もあり、ときおり画面が乱れることがあるのだ。ゲームをするのに、理想的なパソコン環境を作るだけでもじつに大変であることがわかる。

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