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キューバ(ハバナ)へ


キューバが近づいてきた。カリブ海が美しい。

キューバが近づいてきた。美しいカリブ海上を右旋回するANA Boeing747-400。

■カリブ海を飛ぶ

 今回はいよいよ南アメリカ大陸を離れるフライトです。しかし、どこへ飛ぼうか地図を見ながら迷いました。ベネズエラのカラカス近くのSimon Bolivar国際空港はカリブ海に面しており、エメラルドブルーの海がきれいです。まっすぐアメリカ合衆国に入るのは、あまりに芸がありません。そこで、カリブ海のど真ん中に位置する共産国キューバに立ち寄ってみるのも面白いだろうなと考えました。そうと決まれば、すぐに準備です。

 2002/09/28(土)の14:00、いつものようにFSNavigatorでフライトプランを立てて、ベネズエラを離れました。機体は、濱本さんという方がリペイントしたANA Boeing747-400です。ポケモンのカラーリングが可愛い機体です。20分ほどかけて高度35000ftに達したところで290ktsでの水平飛行に入りました。カリブ海も深いところは通常の海の色ですが、島々の周囲はエメラルドブルーのきれいな色になっていて、上空から眺めているととてもきれいです。そうそう、離陸して上昇しているとき、14:10頃ですが、FS2002ではじめて海上を走る船を見ました。「こういう船も出てくるんだ…」とうれしくなってしまいました。しばらくは、洋上の飛行がつづきます。ときおり小さな島も見えますが、今回の飛行では時間の都合もあって、ほぼ直線状にキューバに向かうため、カリブ海を円弧状に取り巻く島々を見れないのが残念です。私にはこのカリブ海に浮かぶ島々の並び方を見ると、どうしてもこれは大きなクレーターの衝突の跡ではないかと思えてしまうのです。トイレ以外は席を立つこともなく、スナップを撮ったり、本を読んだりしながら飛行を見守ります。次第にわかってきたのは、カリブ海というのは想像以上に大きいということです。飛び立ってからフライト予定時間を見たら、2時間50分近くもかかるのです。円弧を描く島々に沿って飛行していたら、相当の時間がかかっていたところです。横断するだけでもこれだけの時間がかかるのですから。

 15:45頃にジャマイカ島の上空に達しました。島の周囲は本当に美しいです。時間があればのんびりとこの島の周遊飛行でもしたいところですが、今回はパス。また、来ることを誓う。こんな形で世界紀行の旅に出ていなければ、この海の上を飛ぶこともなかったかもしれません。偶然とはいいながら、やはり思い切って世界の空(といってもFSですが…)に飛び立って知ることも多いものですね。16:10を過ぎると今度はキューバが前方に見えてきました。細長い大きな島で、周囲はきれいの一言。徐々に近づいて撮ったスナップを上に載せました。景色がいいので何枚も撮りましたが、いつものことながらどれを載せていいのか迷いました。結果、飛行機のアングルが気に入っているこのスナップにしました。

 スナップを撮り続けているうちに、長い飛行も終わりに近づき、着陸の時間がせまってきました。首都ハバナの近郊にあるJose Marti国際空港が着陸予定の空港です。高度がどんどん下がってゆき、次第に周囲の景色もはっきりと見えてきました。空港が見えてくると、着陸の態勢に。ギア・フラップを下げて滑走路を正面に捉えます。高度がぐんぐん下がっていきます。滑走路脇の照明が順次白から赤へと変わっていきます。もうすぐ着地。滑走路に飛行機の陰が大きく映り、ほどなく着地。すぐにエンジンを逆噴射させて少しずつブレーキをかけて減速。速度が落ちてきたところで、途中の誘導路からターミナルに向かいます。そして、ターミナルのそばまで機体を移動して、停止。16:46での着陸でした。自分の中でのイメージより、ずいぶんと時間のかかったフライトでした。景色のきれいなところなので、今度はゆっくり水上機を使ってのんびりと飛んでみようと思っています。

■世界紀行ももうすぐ終わり

 きょう(10/13)の午前中に3時間ほどのフライトをしました。それが「世界紀行」の48回目にレポートするフライトです。いつどんな用事が入るかわからないので、飛べそうなときはできる限り時間を作って飛ぶようにしています。世界をそのときの気分次第で飛んできたこの「世界紀行の旅」も残すところ2回となりました。別に意識してそうしてきたのではないのですが、ちょうど50回で世界を1周することになります。明日、49回目のフライトを予定しています。そして、最後のフライトは少し時間をおいて10月の末になりそうです。ちょうど1年がかりで飛んだことになりますね。世界紀行の飛行レポートは実際の飛行よりはかなり遅れていますので、11月中にはこの企画を終えたいと予定しています。飛ぶほうはこれからもつづけるのは、もちろんです。現在のところ、次の企画はまだ考えていませんが、そのうちに何かはじめるんじゃないかな。

 FSの世界では、飛行機をつくる人、飛行機のペイントに凝る人、シナリー作りやTexture作りにいそしむ人などさまざまです。私は根っからの面倒くさがりですので、せっかく買った飛行機をデザインできるソフトもパソコンに入れたままで全く使うこともなく、ただ飛ぶほうに打ち込んでおります。自宅でゆっくりパソコンに向かうのは、土日(部活動の試合などがなければ…)だけです。ふだんの日は、仕事からもどると晩酌して夕食、そして風呂に入り、メールチャックをすると、もう夜9:00過ぎには寝てしまいます。読書はほとんど寝床でします。朝の起床は早いので(いつも4:00過ぎ)、本格的な読書や勉強は出勤までのこの朝の時間でします。この習慣は長いため、もう変えようがないと思っています。FSでゆっくり飛べるのも、最近では土日くらいになってしまいました。その土日にも、山登りに行ったりすることもありますから、考えてみると月に数回くらいしかのんびりと飛ぶこともできなくなっています。でも、こればかりは気にしてもしかたないので、細く長く付き合っていこうと思います。こんなわけで、現在はもっぱら「飛ぶ専門」に徹しているのです。そのうち、あちこちから声もかからなくなり、時間もできることでしょうから、そのときはFSの「製作部門」にも進出したいと考えています。今は今で楽しんでおこうという気持ちです。

 「日本縦断飛行」「アメリカ50州ー州都の旅」そして「世界紀行」と飛んできましたが、FS2002に限ってもまだほんの一部を飛んだだけです。20000箇所以上の空港が入っているといわれるFS2002のすべてを飛びつくすことは、私にはとてもできることではありません。でも、いろいろな場所を飛ぶために絶えず見ている世界地図では地図を読む楽しみを覚えましたし、今まで全く関心のない国や場所にも関心が出てきたのは不思議です。今回の世界紀行では、意識的にはずした国があるのです。そこは、あまり好きではない国なのですが、今度飛ぶ機会があれば、じっくり国内旅行をさせてもらおうと思ってます。世界紀行で飛んだコースを10万円くらいで実際にたどれる「夢のようなプラン」ができたときには、私は死んでもともとという気持ちで飛び立ってゆくことでしょう。そういうのができる前にあの世に旅立っているだろうとは思うのですが…。

 2002/10/13 (日) 14:34:38

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