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インド(デリー)へ


ガンジス川上空をデリーに向けて飛ぶBoeing 737-400

インドのガンジス川上空をデリーに向けて飛行中のBoeing 737-400

■ヒマラヤ山脈がみたい!

 前回、タイのバンコクまでもどり、これからヨーロッパ方面かアフリカ方面にでも飛んでみようと思い始めています。そこで、少しでも西方へというわけで、とりあえずインドの首都デリーまで飛んでみることにしました。デリーにしたのは、飛行時間にして3時間半ほどで飛んでいけるからです。というのも、どうもFS2002では、巡航速度が340kts以上になるとオバースピードになってしまうらしいため、あまり遠くまでは飛べそうにないのです。実時間で4時間以上もパソコンの前に張り付いているのはけっこうキツイですからね。いつものFSNavigatorでフライトプランを立ててみたら、ネパールとの国境から350kmほどのところを飛ぶので、ひょっとするとヒマラヤ山脈がみえるかもしれないなーと期待してしまいました。

 2002/04/13(土)10:45、バンコク国際空港を離陸しました。機体はBoeing 737-400。バンコクから離陸後、約20分で高度33000ftに達し、そこから290ktsでの水平飛行に移りました。まだ、下には緑の大地が見えます。その後はほぼ海岸線に沿って、北西の方角に飛びつづけました。すでに自動操縦にしていましたから、飛んで1時間ほど経った頃、昼食にしました。きょうは、家族が出払っているため、インスタントラーメンに野菜をどっさり入れて食べました。こういうときも、飛行のことは気になりますから、ときどき2階に上がってきて、飛行の状態を確認します。どの辺まで飛んで来たかと世界地図帳との照合も大切な仕事です。バングラディシュの海岸線近くを飛んでいるときに世界地図と照らし合わせてみたら、地形と地図がほとんど同じで、「よく作ってあるなー!」と感心しました。

 インドに入ってからの楽しみは、「ヒマラヤ山脈が見れるか?」でした。もうパソコンの前に張り付いて、ネパールが近づいてくるのを待っていました。もう見えてもいい頃なのに、機体の北方をいくら見ても、平らな水平線が見えるだけで、山脈の盛り上がりは一向に見えてきません。飛行ルートからヒマラヤの山々までの距離はほぼ600kmですから、無理なのかもしれません。それでも、ひょっとすると、と思い目を凝らしますがダメでした。いくら標高が8000mあっても水平距離が600kmもあっては見えるはずもないのです。新婚旅行のときにインド上空を飛んだとき、夕日に赤く染まるヒマラヤ山脈が見えて感動したことがあるので、その思いが強かったのでしょう。今回は予想がはずれてしまい、かなり残念でした。

 ヒマラヤの楽しみがなくなったので、あとは無事にデリー空港へ着陸することだけです。14:05頃に飛行機は降下をはじめ、次第に高度を下げていきます。デリー空港の標高は約750ftです。バンコクを離陸してからすでに3時間以上が経っています。高度が4000ftを切ったところで、ギア・フラップを下げて、着陸の態勢に入ります。これから数分は緊張の時間です。正面にデリー空港の12000ftの滑走路が見えてきました。滑走路がぐんぐん近づいてきてまもなく着地です。滑走路の先端からすこし入ったところにきれいに着地。すぐに「F2」キーを押して逆噴射。小刻みにブレーキングをかけてほどなく停止。14:23無事着陸成功。そのまま、誘導路からターミナルまでタキシングで移動して、ターミナル横でパーキングブレーキをかけて、飛行を終えました。とても気分のいいフライトで、楽しめました。さて、次回はどこへ?

■車のすぐ上をF/A-18が…

 この4月から勤務する高校が変わり、以前と同じように大和市を横切って横浜の旭区まで車通勤をしています。電車では駅から降りてバス、さらに徒歩と、場所的には「通勤困難校」になってしまったため、やむなく燃費の悪いワゴン車で通うことになりました。大和市の小田急南林間駅は現在の住居に引っ越す前に住んでいたところの近くです。もう裏通りまで知り尽くしています。この駅の近くを通って、小田急線(江ノ島方向の線)を横切ります。この南林間駅上空は、厚木飛行場(米海軍航空隊と航空自衛隊の共用)の滑走路のほぼ真北になります。この駅上空を目安に飛行機が離着陸をするのです。

 先日、帰宅時にちょうどこの駅の近くの道を走っていましたら、ものすごいジェット音がしました。音で「F/A-18だな。」とわかりましたが、車内からは機体が見えません。信号が変わって、一時停止したのをいいことに窓を開けて、空を見上げたら、グレーの機体がすぐ上空に見えました。機体を傾けていたのでパイロットの姿も。「イヤー、格好いいなー」と見とれてしまいました。信号が変わっているのも忘れていたため、後の車にクラクションを軽く鳴らされ慌てて発進した次第。飛んでいる実機をこんなに近く見るのも久しぶりです。厚木飛行場で何度も実際のF/A-18に触ってもいますが、やはり飛行機は飛んでいるときが一番です。音はうるさいけれど、あの飛んでいるときの姿にはホント惚れ惚れしてしまうのです。翼の両端からすじ状に飛行機雲の一種を出しながら…。これからまた、この道路を通っていれば何度も見られることでしょう。交通事故に気をつけながら楽しみたいと思っています。

 話のついでに、毎年行われている厚木飛行場の基地開放が今年も多分あると思います。例年ですと、デモ飛行があって多少アクロバティックな飛行が行われるのですが、今年からそういう飛行は住民の不安をあおることになるため、今後おこなわないという協定が結ばれたのだそうです。私は、大和市に長く住んでいましたし、飛行ルートの真下で暮らしたこともあるので、騒音がどれくらいすごいのかも十分知っていますが、デモ飛行がなくなってしまうと、正直なところ、厚木基地開放のときの大きな楽しみがなくなったようで、残念な気持ちです。飛行機好きな人はそうは多くはないと思うので、あまり声高かには言えませんが、せめて年1回のデモ飛行を残しておいてほしかったというのが本音です。戦闘機が無理なら、プロペラ機の飛行だけでも…。はい、はい、これもこちらの勝手な希望ですから、もう止めましょうね。残念です。

 2002/04/14 (日) 10:40:55

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