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エジプト(カイロ)へ


ナイル川沿いのルクソール上空を飛ぶBoeing 747-400

ナイル川沿いのルクソール上空を飛ぶBoeing 747-400。この辺には古代エジプトの遺跡が多い。

■南のキリマンジャロ山かエジプトか?

 エチオピアのアディス・アベバまで飛んできて、ここからどこへ飛ぶか?かなり考えあぐねてしまいました。南のケニアとタンザニアの国境近くにあるアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山を見ておきたいという気持ちと、そこまで飛ぶと今度はその先が面倒になるからです。アフリカ大陸は1周するだけでも大変な大きさだからです。それと、アフリカ大陸北部は古代ギリシアの時代より、ヨーロッパとの交流がさかんで、その辺を飛んでみたいという気持ちもありました。そこで、世界地図をジーッと見て、エジプトのカイロまで飛んでおくことにしました。

 2002/05/25(土)の朝8:25(FS時間では早朝5:10頃)にエチオピアのアディス・アベバ空港を離陸しました。この滑走路は7200ftほどでしたから、機体の重いBoeing 747-400では、離陸するのに滑走路を目一杯使っての離陸でした。この機体の離陸速度は160kts近くですが、そこまで加速したときにはもう滑走路の端が見えていました。操縦桿を引くと、何とか浮上してホッとしました。ギアを格納すると、あとは自動操縦に切り替えました。約20分ほどで、高度35000ftまで上昇してそこで290ktsでの水平飛行に入りました(今もって、どうしてFS2002では、巡航速度が340ktsくらいまでしか上がらないのかわからないのですが…)。とりあえずは安定飛行になりましたから、周囲に見える早朝の山々を眺め、それが済んだところで、昨日からカミさんに言われていた自宅の脇に植えてある木の枝の伐採をしました。もう伸び放題にしていたため、道路の方へしだれ柳のようになっていて、ずいぶん前から切ってくれるよう頼まれていたものです。約40分ほどその作業をしました。戻ってみると、飛行機は砂漠の上を飛んでいました。おそらく、スーダン北部のヌビア砂漠ではないかと思います。ここで、ようやく半分ほど飛んだわけです。

 このあとは、パソコンの前に座り、本を読みながら飛行を見守りました。飛行機の翼からは飛行機雲が4本のすじ状になって流れるように出ています。FSNavigatorの飛行ルートを見ると、古代エジプトの遺跡の多いルクソールの上空を通るようです。この飛行機の高度からは、とてもそれらの遺跡を望むことはできそうはないのですが、ナイル川との位置関係はわかるでしょうから、楽しみにです。何本かの川が合流して一つの大きな川になるところが見えてきました。地図ではその辺がルクソールです。上に載せたスナップは、その合流地点を少し北上したところで撮ったものです。川沿いに緑の帯が、その周辺に人為的に作られたような小さな緑の場所が点々としていますが、その辺りがどうも遺跡のようです。この世界紀行には載せる予定はないのですが、この辺を再度プロぺ機でゆっくり飛んで確認したいと思っています。

 3時間以上も飛んで、そろそろ昼の12時を迎えるという頃に、エジプトのカイロが近づいてきました。飛行機の高度はどんどん落ちて、雲の中を突き抜けるように飛んでいます。一番低い雲を抜けると、もうカイロの町が見えてきました。少し右旋回をしながら、カイロ国際空港を目指します。滑走路が正面に見えてきたところで、ギア・フラップを降ろして着陸準備。一番慌しいときです。そして、もっとも緊張する瞬間です。滑走路がぐんぐん近づいてきて、まもなく着地です。少し機首を上げて、滑走路の端近くから静かに着地。そのまましばらく滑走しながら減速してゆき、途中から誘導路に入りました。空港ターミナル近くの給油所までタキシングして飛行機を移動させました。空港全体では、AI機が6機ほどあり、1機はこれから離陸するのか、滑走路へ移動中でした。さすがに大きな空港はFS内でも活気があります。飛行機を停止した時間は、12時近くの11:57でした。飛行時間は3時間32分で、かなり時間がかかりました。おかげで本を1冊読み終えてしまいました。

■飛び続けるのも大変?

 私は自宅に戻って、夕飯(&酒)と風呂を終えると、すぐにパソコンの前に座って、FSで訓練飛行をすることが多いのですが、これも続けるのは私が思っている以上に大変なようです。仕事で遅くなったり、飲み会が続いたりで、自分の思い通りにいかないことはすぐに想像できます。そういう、私もこの3ヶ月は叔母の不幸があったり、転勤やら通勤時間の大幅な増大などさまざまありました。その間、何度かの歓送迎会にも顔を出し、午前様ということも多かったのですが、何とか週末には時間を作り、世界紀行の旅を続けています。健康であればこそ、といつも気を使ってくれているカミさんにも感謝しています。

 職場も変わったため、私自身も「これからしばらくはFSは休業かな?」と思ったものですが、何とか続けられているのは、偉大なる「惰性」のせいかもしれません。どこかに泊まりにゆくとき以外は、自宅にいてパソコンに電源を入れない日はないですから、入れれば習慣でFSを起動してしまうのです。もうこの頃ではFS2002がほとんどで、アイコンをクリックするだけで起動できるにも関わらず、FS2000の方はとんとご無沙汰しています。この先しばらくは、FS2002で飛び続けて、そのあとは時々はFS2000の方でも飛んでみようと思っています。自宅でパソコンをするときは、ほとんど仕事関係のことはしません。また、するつもりもないです。家にファイルを持ち帰って仕事をすることは、以前は確かにあったのですが、今はもうそこまでパソコンで仕事をする意欲はなくなってしまいました。自宅では、もっぱらメール・Web・ゲーム・VC++などだけです。パソコンはやっていると時間感覚がなくなってしまいますから、1時間ほどやると、やめます。9:30には就寝するようにしていますから、WebもFS関係のDLなどを除くと、一晩10分もやることは珍しいくらいです。パソコンは大好きですから、いくらでもやりたいのですが、毎日気分よく付き合うには少しずつくらいでいいのでは?と最近では思っています。

 話を元にもどして、FSも飛び始めは面白くてのめり込むのですが、長く飛び続けることは、他のことと同じように難しいようです。マシンの性能をいくら向上させても肝心のFSをやる時間がないのでは、もったいないです。車でもそうですが、どんなにいい車を持っていても実際に走らなければ、ただの金属の箱です。パソコンも同じでせっかく素晴しい性能のものを買っても、使いこなさなければただの電子箱です。毎日、歯磨きするように、ほとんど無意識に使っている状態になってはじめて、元手がとれるというものです。FSの目的はずばり「飛ぶこと」です。それ以上でも以下でもありませんよね。とにかくひたすら飛び回ることです。少ない時間なら少ない時間なりの飛び方があります。休みの日に疲れてドドーと眠りたいこともありますが、それでも飛べます。今回の飛行も前夜の飲み会で午前様で帰ったため、ものすごく眠かったですが、そして実際にパソコンの前で居眠りをしてしまいましたが、それでも何とか飛べるものです。とにかく続けていれば、いいこともあるものです。

 きょうも昼から山岳会集会という名前を借りた飲み会です。おそらく帰宅するのも遅くなるでしょうが、それでも飛んでみたいところがあるので、帰宅したら飛んでみようと思っています。ま、これくらいの熱意を仕事に向ければ、少しは「いい先生」になれるのかもしれませんが、そういうことには全く興味がないのです。ま、遊び第一主義といわれれば、その通りですね。でも、人生一回限り。だれにどういわれようと、好きなように生きるのが一番いいのだ、と最近本当にわかってきました。「FSは仕事よりもはるかに面白い!」「仕事人と言われるよりゲーマーといわれたい」と心底思っています。

 2002/05/26 (日) 9:33:32

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