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ポルトガル(リスボン)へ


ポルトガルの海岸線上を飛ぶBoeing 747-400。流れる川はドウロ川。

ポルトガルの海岸線上を飛ぶBoeing 747-400。下を流れるのはドウロ川。

■イギリスからポルトガルへ

 2002/08/10(土)に時間ができたので、イギリスからポルトガルへ飛んでみることにしました。本当は前日から田舎へ帰省するつもりでいたのですが、諸般の事情で今年は帰省を断念したため、思わぬ時間ができたのです。自宅にいるとなると、汗の滴るような室内で読書というわけにもいかず、すぐにパソコンに向かってしまいました。そして、条件反射的にFS2002を起動していたのです。朝7:47いろいろな設定をすませて、離陸態勢が整いました。スロットル全開!今回の飛行機はBoeing 747-400。目的地はポルトガルのリスボンです。離陸後、約20分ほどで高度35000ftに達し、290kts(マッハ0.83)で水平飛行に入りました。ヨーロッパの西海岸を南下するようなコースです。今回の世界紀行では、フランスはあえて行きませんでしたが、このフライトでは、ほんの少しだけフランス上空を通ります。

 しばらく飛ぶと、フランスのコタンタン半島(有名なシェルブールがある)を通過。半島横断後、今度はもっと大きなブルターニュ半島を横断します。ほとんど高い山もなく平原といってもいいほどの風景が広がります。半島を横切ると、今度はビスケー湾をひたすら南下します。ここからは本格的に海の上を飛びます。周囲に見えるのは海だけです。湾とはいっても、大きく弧を描いたもので、距離は相当にあります。ここを飛んでいる間に朝食を摂ることにしました。

 ゆっくりした朝食を終えてパソコンの前にもどると、スペインのアストゥリアス地方のオビエドの町が見えてきました。この町の上空で機体は右旋回をしてコースをポルトガル領空に向かい、ポルトガルの海岸線にそって再び南下するのです。上のスナップはポルトガルの領空に入って、しばらくして見えてきたドウロ川の上空で撮ったものです。広がる海は、大西洋です。ここを横切るのは大変ですが、そうしないといつまでも日本にもどれないので、何回か後には横断するつもりです。

リスボン空港でAI機と並んで翼をやすめる。

リスボン空港でAI機のMD-81と並んで翼を休める。機体の大きさのちがいがよくわかる。

■リスボン空港へ到着

 イギリスのヒースロー空港を飛び立って、2時間ほど経って、目指すリスボンが近づいてきました。着陸の準備に入り、静かに着地のときを待ちます。Boeing 747-400は機体が大きいので、着陸もなかなかむずかしいです。この飛行機のコックピットからみると滑走路の幅がやけにせまく見えるのです。9:52無事着地。そのまま誘導路からターミナルに向かいました。ちょうどAI機のMD-81が止まっていたので、その脇に機体を並べることにしました。そのときのスナップが上に載せたものです。両機の機体の大きさの違いがよくわかりますね。それに胴体の太さも全く違います。Boeing 747が通称「ジャンボ機」と呼ばれる理由もこれでよく理解できます。誘導路を曲がってくるときも、他の小さな機体にくらべて、反応が鈍いので、早めに動きをコントロールしないとうまく動いてくれません。おそらく実際の機体もそうなのでしょう。

 ようやくのことポルトガルのリスボンまできましたが、ここからでは南米はまだ遠いです。そうです、ようやく帰りのコースをおぼろげながら決めたのです。まずは南米に渡り、そこから北上してロサンジェルスまで来て、あとはハワイ経由で日本にもどることにしたのです。この世界紀行もほぼ1年がかりで世界を一周することになります。まだ行ってないところも多いのですが、実時で飛ぶためあまりに時間がかかりすぎて、土・日はほとんどこの飛行に時間を費やしてしまいます。いくら好きでも、日常生活に支障も出ているので、家族からもヤイのヤイのと言われて困っています(笑)。ちょっと時間ができると、すぐにパソコンに向かっているのですから。これが仕事でもやっているのなら、多少は「仕事大変ね…」みたいなことも言ってくれるのかもしれませんが、私の場合、パソコンに向かうと「ゲーム」ですから、我が家の家族にとっては「パソコンはゲームの機械」と思われていることは間違いのないことです。ですから、だれも「パソコンやりたい」なんて言ってきませんし、「パソコンがほしい」なんていいません。これがいいことなのか、悪いことなのかわかりませんが、私自身が反面教師になってしまっていることは考えられますね。

 次はどこへ飛ぶか?思案は続きます。とにかく、南米に最短で飛ぶことのできるところへ移動するしかありません。このところ、世界地図を眺めている時間が増えています。

 2002/08/17 (土) 9:36:22

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