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イギリス(ロンドン)へ


まだ暗い早朝の飛行でイギリス本土に接近するBoeing 777-300

まだ暗い早朝の空をイギリス本土に接近するBoeing 777-300。雲の下に他機が見える。

■オスロから一気にロンドンへ

 北欧の国々を飛んで、だいぶ時間も経ったので、ノルウェイのオスロからイギリスのロンドンまで飛んでおこうと考えました。いつもは、休日の午後に飛ぶことはほどんどないのですが、この日、午前中に「世界紀行」を一編更新しましたから、一区切り感も手伝ってもう少し飛んでおこうという気持ちになったのかもしれません。

 2002/08/04(日)12:48(FS2002の時間では早朝5:10)に、ノルウェイのオスロ空港からBoeing 777-300で離陸しました。目指すロンドン(ヒースロー空港)までは、フライトプランでは約1時間40分ほどです。地図で見ても、それほど離れているようには見えないし、ヨーロッパが本当にお隣同士だというのがわかります。言語や習慣が多少ちがうでしょうが、基本的には同じ文化圏だというのはなるほどと感じます。FSでの時間では早朝になってしまいましたが、こういう時間に飛ぶのも久しぶりなので、たまにはいいでしょう。上のスナップが薄暗いのも早朝のためです。

 飛行機は高度35000ftまで上昇して、そこから290ktsでの水平飛行に入りました。FSNavigatorでの自動操縦にセットしてあるので、飛んでいるあいだは、最近では世界地図を見ていることが多いです。名前はおぼろげながら知っていても、どの辺にあるのかがはっきりしなかった場所を地図で見つけ、感慨にふけることもあります。中学や高校のときに地理や世界史などで学んだ場所をこの歳になって復習しているような感じです。今になってみると、よくわかるということも多いものです。若いときの勉強とはまたちがった意味での学習はなかなか楽しいものだと思います。

 さて、飛行機のほうは順調にルートをたどり、イギリス本土も間近にせまってきました。眼下には、光を点滅させながら他の飛行機が反対方向へと飛んでいます。まだ、早朝で、飛行機もそれほどは飛んでいまいと思っていたら、やはりイギリス周辺はいつでも飛行機が飛び回っているようです。これ以外にも数機飛んでいました。ロンドン郊外のヒースロー空港が近づいて来たので、飛行機の飛び具合をチェックするためATCで確認すると、着陸予定の滑走路にもすでに進入をはじめた飛行機もあるよし。ATCをよく聞いて、事故のないように滑走路への進入を開始します。1機の飛行機が離陸したそのすぐあとに着陸することにしました。滑走路が正面に見えてきたとき、まだ離陸前の飛行機が滑走路に見えました。その飛行機はすぐに滑走をはじめ、ほどなく離陸しました。そこへ今度は私の飛行機の着陸です。14:32に無事着陸して、スピードを落としながら、途中の誘導路からターミナルまでタキシングで移動して、飛行を終えました。ちょうどいい時間のフライトでした。

■ここ最近の厚木飛行場のようす

 我が家の上空を、昨日も2機編隊のF/A-18 Hornetが何度も周回しておりました。おそらくタッチアンドゴーの訓練だと思うのですが、FS2002で同じF/A-18で飛んでみたときの感じよりは、かなり低空を飛んでいるようです。FSでは、低空になると地形が実際とはかなり違ってしまうためか、高度感が掴みにくいのですが、本物はその辺は肉眼でもよく見えるのでしょう。

 昨日はF-14 Tomcatも1機飛んでいました。高速時のデルタ姿勢から、右旋回して厚木飛行場の滑走路に向かうときには、自動的に翼が広がり、かなりの低速でも安定した進入姿勢が取れるのですね。見ていて、感心しました。あと、Learjet45も車で走っているときに真上を通過したのを見ました。あのキラキラした光沢がまた溜まりません。今までのは、全部米軍機ですが、日本の海上自衛隊のP-3Cオライオンも訓練飛行をつづけています。エンジンから出る煙が、FS2002でも再現できるようになりましたが、実機はやはりいいですね。黒い煙が風で流されてたなびくところなど、ほれぼれします。これもFS2002に入れて飛んでいます。

 以上のような飛行機の飛び方を見ていると、いずれも思った以上に低空を飛んでいるのに驚かされます。FSで低空を飛ぶことの難しさをいつも感じているので、この辺がシミュレータと実機との違いなのかなと思っています。FSでもGPWSを入れれば、高度を音声で教えてくれますが、高度計を見ながら飛ぶのはけっこう難しいです。私の技術がまだ未熟なのはわかっていますが、実機の動きをみることで、シミュレータの限界も見極めておくことは大切なことでしょう。

 近所で飛行機が飛んでくると見上げているのは私だけです。あまりに日常化してしまった飛行機などだれも見上げようとはしません。私は条件反射的に見上げてしまうため、家族からも笑われています。でも、いいのです。あの飛行機の飛んでいるときの姿を見ると不思議と気持ちが安らぐのです。エンジン音も私には心地よいものです。あの空気を切り裂くようなキーンという音も飛行機の音なら平気なのです。電車(相鉄)で厚木飛行場の近くになると、つい滑走路のほうに目が行ってしまいます。気分が落ち込みがちのときにも、薬より効くのは、滑走路の近くに行って飛行機の離着陸を見ることです。見ているだけで、それで満足なのです。変な習性だなと自分でも笑ってしまいますが…。最近の厚木のようすでした。

 2002/08/10 (土) 12:08:40

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