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USA(ロサンゼルス)へ


カルフォルニア半島を望みながら、ロスへ向かうBoeing 747-400

カルフォルニア半島を南南西に望みながら、ロスをめざす。見える山はエンカンターダ山(3078m)か。

■ちょっと米国内に立ち寄りです

 日本への帰途では、米国へは寄らずにダイレクトに日本まで飛ぶ予定でいましたが、飛行時間を調べてみたらとても無理だとわかりました。時間を短縮したり、ジャンプ機能を使えば飛べるのですが、今までずっと実時間で飛んで来た意味がなくなってしまうので、ここはやむを得ず米国の一部に立ち寄って帰途につくしかありません。そこで、メキシコシティーから米国のロサンゼルスに飛んでから、そこで次を考えることにしました。

 2002/10/13(日)のまだ家族の寝ている7:20にエンジンの音を小さくして、メキシコシティーを離陸しました。今回の機体はごく平凡なBoeing 747-400です。メキシコシティーからロサンゼルスまでは、フライトプランではおおよそ3時間の予定です。感覚的にはメキシコからアメリカ合衆国の南西端までですから、もう少し短時間で行けるかなと思っていましたら、そうは甘くありませんでした。世界地図で見るとけっこうな距離あることがわかります。離陸して20分ほどで高度35000ftに達し、巡航速度の290kts(マッハ0.83)で水平飛行に入りました。今回のフライトで興味があったのは、カルフォルニア半島の付け根の辺がどうなっているのかなということでした。その辺りには、「活断層」が走っており、アメリカ西海岸の地震の巣になっているからです。その断層がカリフォルニア半島の付け根でカリフォルニア湾へとつづいているところがどんな風にFS2002では見えるのかな?という興味です。そこに着くまではほぼ同じような光景ばかりでしたので、自動操縦にしてあるのをいいことに、朝食などを摂っていました。

 飛行時間の半分くらいは、進行左方向を見ても海岸線は見えずにいましたが、そこをすぎると少しずつ海岸線が見えてきました。見える海は、カリフォルニア湾です。その向こうにはカルフォルニア半島があるはずですが、まだ見えません。カルフォルニア半島は名前からするとアメリカ合衆国に属しているように思えますが、じつはメキシコ領です。恥ずかしいことながら、私はこのフライトをするまで、てっきりアメリカ合衆国領だと思い込んでおりました。地図で見て、自分でも赤面してしまいました。これでも、地理などは得意教科で世界の地勢にはくわしいと思っていたのですが、やはり勉強不足でした。でも、今回はっきりとわかりましたから、いい勉強になりました。ま、新しい発見はいくつになってもあるものだと、自分を慰めています。そうこうしているうちに、カルフォルニア湾がだんだん狭まって対岸の半島も見えるようになってきました。半島の付け根は飛行コースのほぼ真下にきますから、いよいよ観測開始です。湾の奥まったところには、グラン砂漠になっていてそこにソルトン川が流れ込んでいます。上にスナップを撮ってみましたが、ソルトン川がグラン砂漠の途中で途切れてしまっていますね(笑)。どうもアングルが少しよくなかったようです。半島はずっと奥までつづいており、この画面ではそこまで見えません。断層状の台地の向こうに見えるのはエンカンターダ山(3078m)ではないかと思います。地図で確認する限り、この近くに3000m級の高山はここしかないのです。この辺を飛ぶのも、おそらくこれが最初で最後かもしれないので、じっくり見学しました。

 これを過ぎると、断層状の台地が線状につづいており、これが有名な活断層(サン・アンドレア活断層とかいう名前だったと思うのですが、これはちょっとうろ覚えですf^^;))にちがいありません。なかなかの見ごたえでした。それが過ぎると、もうまもなく目指すロサンゼルスです。ここは、何度も飛んでいるところなので、とくに感慨もなく空港へ急ぎました。ほとんど機械的に着陸態勢に入り、ATCで他の飛行機の進入がないことを確認して(ここは飛行機がバンバン飛び上がってくる)、滑走路に向かいます。10:24無事着陸して、ターミナルに飛行機を着けました。ここまで来ると、気分はもう日本に戻ったようです。あとは、太平洋という大海を飛び越すだけです。とはいっても、飛行時間のことを考えると、相当な時間かかりますから、時間に余裕のあるときしか飛べそうにありません。1回で飛ぶか、途中でどこかに寄るか、考えてみます。

■Real Weather v4.0というソフト

 先日、Flightsim.com(私のリンク集にも載せてあります)から、「Real Wearher v4.0」というソフトをダウンロードしました。FS2002の中で、天気をランダムに変化させてくれるソフトで、いろいろな高度の雲などが本当の自然現象のように出現してくるようです。これをインストールして飛べば、より一層のリアルさを体験できるのでしょう。この「世界紀行」では、飛行機の下の光景が見えないのではつまらないため、天気の変化はほとんどないようにして(中層の雲が少し見える程度)飛んでいました。FS98で「日本縦断飛行」をしたときに、このソフトと似た天気を自動的に変えるソフトを入れて使ってみたのですが、これは失敗でした。飛行の間ほとんど雲の中ということもあり、スナップを撮るにも全く意味のないものになってしまったのです。そんなこともあって、このソフトを使わないで、日本まで戻ることにしました。戻ったら、早速インストールして雲の中を飛んでみようと思っています。

 このソフトだけでなく、FSにはこれに類したアドオンソフト(ほとんどフリーソフト)がたくさんあります。世界中のFSファンがより高度のリアルさを求めて、いろいろなソフトを自作しているのです。それらのソフトを私もありがたく頂戴して、FSの世界を楽しんでいるわけです。いろいろなアドオンソフトに共通して使われるものはFlightsim.comでは「must have files」というコーナーで入手できます。私がナビに使っている「FSNavigator」もここに紹介されています。今は有料のシェアウェアーソフトになってしまいましたが、以前はフリーのソフトでした。このサイトはすべて英語ですが、FSの好きな人だったら、覗いてみれば、それほど英語に堪能でなくても内容はすぐにわかると思います。何といっても、このサイトには飛行機関連のことしか載っていないのですから、単語だけでも理解できることでしょう。一時、ほとんどつながらない(busy)状態がつづきましたが、最近ある時間帯にはほぼ1発でつながることを発見しました。でも、これは教えられませんね。ご自分で試される方が面白いですよね。ホントにちゃんとつながるのです。

 FS2002では、インターネットを利用して天気情報をダウンロードして、それに基づいて天気を変化させる機能もあります。私もときどき使いますが、それほどは利用していません。天気を変化させることより、飛行機を飛ばすことの方にどうも興味がありすぎるようです。天気よりもどんな飛行機で飛ぶかの方にすぐ気持ちが行ってしまうのです。飛行機はじつにたくさんインストールしてありますが、何といってもゼロ戦のようなプロペラ機でのんびり飛ぶのがいいですね。このところ、時間がなくて、厚木飛行場の周辺を飛ぶだけになっているのは、本当に情けないです。でも、それでも飛び続けていることがストレスの発散にもなっているようなので、毎日の飛行はそれでいいかなと思っています。家庭内平和のためにも…。

 2002/11/02 (土) 18:48:11

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