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ノルウェイ(オスロ)へ


雪の残るスカンジナビア山脈上空を飛ぶBoeing 737-400

雪の残るスカンジナビア山脈の上空を飛ぶBoeing 737-400。フィヨルドも見える。

■北欧は夏でも寒い?

 先日、我が山岳会恒例の夏山山行に行ってきました。私の体調不良のため仲間には多大の迷惑をかけてしまいましたが、みんな文句も言わずに付き合ってくれたことに感謝。痛めた太ももあたりの筋肉で階段の上り下りもままならない状態でも、何とか少しは飛びたいと2階にあるパソコンに向かいました。同じ姿勢で座っているだけでもつらいのですが、何もしないでゴロゴロしているのも返ってつらいので、あえて飛んでみることにしました。今回はフィンランドの北端にあるイバロから、ノルウェイの首都オスロまで飛びます。ちょうどスカンジナビア半島の背骨にあたるスカンジナビア山脈の上を南下するように飛ぶように設定しました。

 220/08/01(木)の8:55にイバロの空港をBoeing 737-400で離陸しました。全身筋肉痛で笑いが出てしまうほどなのですが、飛行機を飛ばすときはすごくまじめです。予定飛行時間は2時間ほど。イバロの空港からそのまま西に向かい、スカンジナビア山脈をなぞるように南下してオスロに向かうコースです。約15分で高度33000ftに達し、290ktsで水平飛行に入りました。左旋回して、山脈をなぞりはじめると右手には有名な「フィヨルド地形」が見えてきました。山々にはところどころ雪もかかっており、北欧の寒さを感じさせます。山脈といってもそれほどの高峰はないのですから、やはり緯度が高いことによる影響があるのでしょう。飛行ルートはほぼスウェーデン側を飛んでいるのですが、ノルウェイ側の光景の方がやはりきれいです。今回は、階段を上り下りするにも難儀するほどの筋肉痛(完全に運動不足でした…反省)なので、トイレにゆく余裕などなく、飛んでいる間きちんと操縦席に座っていました。今週は、この夏山があったので、5日間の年休をとっておきました。今まで年休などそれほど取ったこともないのですが、今年から「取れ、取れ」と管理職がうるさいので、取ったのです。そんなことを言うなら今まで使わなかった分をみんな返してくれ!といいたいところです。おそらく1年分くらいはあるでしょう。

 北欧もまた行ったことのない土地なので、実際にこの時期どういう気候なのか不明ですが、緯度から想像するに北海道よりははるかに寒いことでしょうね、きっと。もし、実際に行かれた方がおられましたら、教えていただけると助かります。さて、飛行機は、飛行機雲をなびかせながら順調に南下してゆきます。深く入り組んだギザギザ模様のフィヨルドがノルウェイという国のシンボルみたいです。ビートルズの曲に「ノルウェイの森」というのがありますが、これをもじったのか作家の村上春樹氏にも『ノルウェイの森』という作品があります。雰囲気がいいのでしょうね。

 飛行機は予定通り2時間ほどして、オスロの空港に無事着陸しました。11:07でした。コースの設定がおかしかったのか、オスロの周辺を1回ぐるっと回っての着陸です。何とも間の抜けた着陸でしたが、無事着陸できるとホッとします。

■きょうは猛暑も一休み

 我が家には「エアコン」なる文明の利器はないので、この夏の猛暑にはほとほと参っておりました。山に行っている間はともかく、自宅でパソコンに向かっていても、マウスをもつ手は汗だくになるし、キーボードに触る指先はキーに張り付くし、で散々な有様です。もちろん、仕事で職場に出かけても、エアコンなど夢のまた夢ですから、首にタオルを巻いてズボンで手の汗を拭き拭きキーボードに向かっています。わが日本の役人諸君は、自分たちより仕事環境がいい部署があると、いじめに走るようで、頼んでもいないのに夕刻からの仕事をしたり、その悪習を他の部署へ強要しようとしたりと、何ともかわいくない習性をもっています。文部科学省は「教員に夏休みは取らせない!」と意気込んでみたり、まことに不思議な国です。体質は明治の頃からと何も変わってはいないのですね。自分たちの利権だけはしっかりと守るところも…。かれらの習性に文句をいうつもりも関心もないけれど、あまり周囲を巻き込まないで、自分たちだけでやってほしいと願うだけです。どっかの都知事のように、影響力だけ強いのも辟易します。

 今朝は、めずらしく気温も下がり、今のところ額から汗がしたたることもありません。早朝4:30には起床して、約1時間ほど筋肉をほぐすためにウォーキングをしてきました。朝のひんやりとした空気はひさしぶりです。いつも熱気が残っていて、嫌な気分になることが多かったですから。明日からはまた通常の勤務になりますから(といっても、仕事相手の生徒はいないけど)、この猛暑が一休みしているうちに、この飛行日誌も書き上げておこうとパソコンに向かっている次第です。

 暦の上ではこの8/8が立秋です。もちろん、まだまだ暑い日はつづくでしょうが、どんなに暑かろうが時期がくれば知らぬ間に季節は巡ってゆくものです。「暑さ、寒さも彼岸まで」とよくいわれますが、たしかに一つの目安にはなります。私自身にとっては、天候は「ビールの量」によって明確に区別されています。現在では、まだビールが日本酒を圧倒しています。これが、近いうちに逆転して日本酒が勢力を伸ばしてくるはずです。しかし、先日の夏山での醜態を思い起こすと、もう飲んでばかりなどいられないような身体になりつつあるのも確か。別段、長生きのためではなく、山に気分よく登れるように体調を維持しておくためにも、少しは節酒しようかなと考えています。ちなみに長年吸いつづけていたタバコも辞めて3年以上が経とうとしています。本当に好きなことをやるために惰性で続けていることは少し見直しすべき時期に来ているのかもしれませんね。今回は、どうも健康問題になってしまっていました。こんなことは個人的なことなので、お忘れください。では、また次回。

 2002/08/04 (日) 10:04:57

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