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ペルー(リマ)へ


アンデス山脈を背景にサンティアゴ空港を飛び立ちペルーのリマに向かうJAL Boeing 747-400

サンティアゴ空港を飛び立ち、ペルーのリマへ向かうJAL Boeing 747-400。高い山はアコンカグア山。

■南米も広い

 3日連休の最終日。とくに予定もないし、外は雨が降り出していて外出気分にもならないです。こんなときは、FSで飛んでいるのが一番です。朝食後、先日Flightsim.comからダウンロードしたBoeing 747-400のJAL用のりペイントがうまくインストールでき、きれいに表示できるようになったので、早速この機体を使って飛んでみることにしました。このリペイントは日本の濱本さんという方が作られたようで、ありがたく使わせていただきます。ちなみにANAのリペイントもダウンロードしたのがあったので(こちらは外国の方の作)インストールをしようと試みましたが、どういう訳かうまく表示されず、こちらはすぐに削除しました。

 2002/09/16(月)の9:30、チリのサンティアゴ空港(正式にはArturo Merino Benitez Intlと長い名前)を諸準備を終えて、離陸しました。機体はJALのBoeing 747-400を使うことにしました。フライトプランでは、チリのリマ空港まではおよそ3時間の長い飛行になるため、大型ジェット機が似合いかなと思い、決めました。今まで外国の飛行機を使って飛行してきましたので、気分を変えるためにも日本の飛行機で飛んでみたかったのです(別に愛国的というわけではないけど)。離陸するとすぐに、前回飛び越えてきたアンデスの山々が見えてきました。とくに、アコンカグア山とすぐに特定できる山が見えたので、上にスナップを撮ってみました。今度は間違いないと思います。今回のコースは、しばらくは進行方向右側にアンデス山脈を望みながらの飛行ですが、その後は太平洋上に出て、ほとんど洋上を一直線にリマへ向かいます。ですから、アンデスの山々を望めるのもわずか40分ほどです。実時間で飛んでみると、なかなか地図で見るようには、簡単には飛んでいけません。高度が高くなれば空気抵抗も少なくなり、それなりに速度は出ますが(KIAS)、それでも1つのフライトで3時間ほどかかるのはふつうです。Naviに使っているFSNavigatorでは、簡単に距離を短縮するためにジャンプして移動できるのですが、それを使っては面白さも半減するので、あえていつも実時間で飛んでいます。ですから、離着陸に失敗すれば、最初から出直しという悲惨なことになってしまいます。今までも、6時間も飛んで、着陸に失敗したということもあり、毎回安全に飛べているわけではないのです。また、余計なことを書いてしまったかな?

 飛行機はこのあとは、太平洋上にでて、高度35000ft、290kts(この高度ではM0.83)で2時間以上も海と空と雲の世界を飛び続けます。こうなると、書くこともなくなってしまいますね。f^^;) でも、FSの世界では不思議なことにこういう順調に飛んでいるときでもふとしたことで、機体が急に傾き始め、失速してしまうというようなアクシデントもときたまあるのです。いくら自動操縦にしているといっても油断はできません。それに、FSをはじめたばかりの人は、自動操縦に簡単にできると思っている方もいるようですが、これってけっこうその前のフライトプランなどをきちっとしておかないとうまく機能しないときもあるのです。まあ、口でいくら解説してもこればかりは、何度も失敗して覚えてもらうしかないのですが…。今回はとくにトラブルもなく順調に飛行しています。途中でお昼になり、パソコンの前を離れて、昼食をとりました。洋上を飛んでいるときは、景色という面では単調な時間です。考えてみると、わが日本から外国にゆくときには、飛行機にしても船にしても、海また海が続きますね。地球の表面の7割は海なのですから、飛行機で飛んでも海の上を飛ぶことのほうが本当は多いはずですが、それぞれの国内を飛んでいるときには地表の上を飛びますから、ついそれがふつうのことのように思えてしまうのですね。退屈なときは、地図帳を眺めているのが一番です。今回もそうしていました。

 13:00過ぎに、機体は高度を下げ始めました。右手には、ようやく陸上も見えてきました。アンデスの山々ともまた再会です。20分ほどかけてゆっくり高度を落としながら、リマの空港(Jorge Charez Intl)に向かいます。この空港はリマからちょっとだけ離れたCallao(カヤオ)にあります。リマにも空港が一つあるのですが、小さくてBoeing 747-400は着陸できません。こういう場合は、近間の空港へ降りるしかありまんせんね。13:20空港が次第に近づいてきました。着陸に失敗すると大変なので、慎重に準備を進めます。ギア・フラップを降ろして、滑走路を正面に捉えます。大型ジェット機は反応が遅いので、何事も早め早めにチェックを入れておかないと、いざという時に間に合いません。徐々に高度を落とし、まもなく着地です。あまり機首をあげると、機体の後部が滑走路に接触しますから、ほんの気持ち程度あげます。着地。すぐに逆噴射をかけて、順次ブレーキング。滑走路半ばで無事停止。13:26でした。すぐに、エンジンを少し開き、ゆっくりと誘導路からターミナルの方へ機体を移動させます。これもなれないと、誘導路をうまく移動させることができませんが(とくに大型機は)、視点を外部にして、後上方から眺めるようにすると比較的安全に移動ができます。この方が空港全体の位置関係もよくわかりますからです。長い飛行でしたが、無事飛べてホッとしました。

■次回の土曜日は飛べないと予測

 このフライトを16日(月)に飛んだのは、次の土曜日になる21日〜23日は私の勤務する高校の文化祭があり、とても時間的に無理だと判断したためです。21・22日の両日は、文化祭。23日は後片付けがあり、通常の勤務になります。というより、生徒がなかなか学校を去らないときには、その指導もあるため時間はもっと遅くなります。「来週は、飛べないし、HPの更新もお預けだな」とほぼ決定。もし、時間がとれれば…とHPに載せる作業(このレポート作り)は帰宅後、できるときに少しずつ書いてはみましたが、どうにも集中できずじまいでした。

 予測どおり、文化祭中は帰りも遅く、とてもFSはできる状態ではありませんでした。文化祭そのものは思っていた以上に充実しており、転勤後初めて見る文化祭ではありましたが、感心しました。HPの更新はできませんでした。別に毎週必ずと思っているわけではないのですが、一つの習慣みたいになってしまっているので、どうも気持ちがすっきりしないのも確かです。これは、私のほうが勝手にそう思っているので、見て(読んで?)頂いている方々にはどうなのかはわかりません。1週更新を休んでもだれから文句の出るわけでもなし、気にする必要もないのでしょうが、こればかりは私自身も不思議でなりません。

 そういう事情で、代休となった昨日(24日)と今日(25日)は時間が取れるぞと喜んでいたのです。しかし、1ヶ月ほど前にカミさんに「今年でマイカー登山もできなくなるから、乗鞍スカイラインにもう一度行ってみるか、ただし、天気がよければだけどね」と約束していたのを23日の夜に気づき、24日には天気が西から回復してくるから最高の景色が見れるだろうと24日に早朝から2人で出かけることにしたのです。カミさんにも乗鞍岳の頂上まで登らせてやりたいとは内心思っていましたが(3000m峰で登りやすいのは、ここだけ。立山もあるけどあそこは行くまで大変)、天気の具合があるので、登ることは内緒。「靴はスニーカーでいいよ。少し、寒いから上着も持って行ったほうがいいよ」とだけ言っておきました。翌日24日は、私の予測通り、完全な登山日和。早朝5:00に子供をほったらかして、2人で車を飛ばしました。中央高速をガンガン飛ばし、上高地の近くの安房トンネルを抜けて乗鞍スカイラインに登り始めたときには、雲ひとつない快晴。カミさんは大喜びで、間近に見える槍・穂高連峰や北アルプスの峯峰に感動したようす。このときは、まだ乗鞍岳に登ることは話していませんでした。乗鞍の畳平に何とか大きな渋滞もなく着いたのは、10:00頃。「せっかく来たのだから、乗鞍岳まで登ってみるか?」「いいよ」で登山開始。カミさんにとっては、山登りは故郷の会津磐梯山以外にはないので、はじめての3000m峰になる。はたして、登れるか?と思ったが、危険なところはほとんどないので、ゆっくり登ってゆく。ほぼコースタイムと同じ1時間半で頂上へ。360度の大パノラマを堪能しました。休日でなかったにもかかわらず、人は思った以上にいましたが、それでもゆったりと登れました。カミさんも喜んでくれたようで、普段何もしてあげていないので、久しぶりにカミさん孝行ができたかとこちらもホッとしました。帰途、白骨温泉で汗を流し、帰りもガンガン中央高速を飛ばして、夜7:00過ぎには無事帰宅しました。日帰りのドライブ兼登山でした。

 という次第で、本日25日は朝から、先週の土曜日の分というので、3時間半近くも飛びました(どこへ飛んだかは次回のお楽しみ。そのときの気分次第なので、私にもこれといった理由はないのです)。それと、HPの作業をしています(これ)。もう、台所からいい匂いがしてきたので、これから晩酌です。飲んだら飛ぶな、飛ぶなら飲むなというわけで、これでパソコンも終わりです。今回もまたなんということのない、内容でした。こういう日常が実は「幸福な状態」なのかな?とふと思ったり。
それでは、次回を乞うご期待。

 2002/09/25 (水) 18:29:50

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