ヴァイオリンチャットのかわり'00年10月


ヴェンゲーロフ @ 東京オペラシティ (その2) 投稿者:kojima  投稿日:10月31日(火)23時26分24秒

 28日のコンチェルトプログラムでのアンコールのバッハのサラバンドが見事だっ
たので30日に期待したのですが、その期待があまりに大きすぎたこともあってか、
私にはやや物足りなさが残りました。その原因は、ヴェンゲーロフさん自身の演奏で
はなく、別のところにありました。28日と違って、30日はテレビカメラなどの放
送用機材が入っていたのですが、前半の無伴奏でそれが原因と思われる雑音が終始鳴
り響いていたのです。あるいは雑音の原因は別のものだったのかのしれませんが、い
ずれにせよ、このために私自身は演奏に集中することができませんでしたし、演奏者
に失礼だと思いました。ピノックさんに触発されて始めたというバロックヴァイオリ
ンを日本で始めて披露してくださるというせっかくの機会だったのに…。
おそらく前半は収録もうまくできなかったのではないかと思います。

 それと、2曲目のシャコンヌでは、途中で調弦が大きく狂ってしまったのが、明ら
かでした。それをうまくカバーしながら弾く彼には脱帽の思いでしたが、しかし気の
毒でなりませんでした。

 でも3曲目の、ヴェンゲーロフさんが世界初演を行い、8月のプロムスでも大成功
をおさめたという、無伴奏ヴァイオリンによる「トッカータとフーガ」は素晴らしかっ
たです。事実上この夜が日本初演になるわけですが、いくつかブラボーも飛び、喝采
に迎えられました。

 とはいえ、前半はいつもの彼の演奏会らしい圧倒的な盛り上がりとはいえないもので
した。

 楽器をモダンヴァイオリンに持ち替えた後半は、ほとんど23日と同じノリで、ブ
ラボーの嵐でした。これほど違う面をヴェンゲーロフさんが持っているですから、私
は後半も今度はモダンヴァイオリンで無伴奏を聴きたかったです。特にヴェンゲーロ
フさんオハコのイザイ… 実はアンコールに期待してたのです。テレビで見たイザ
イがもう圧巻だったものですから。) あるいは、ピアノ伴奏ならツィガーヌ…(こ
れもベルリンフィルのジルベスターでのヴェンゲーロフさんに圧倒されたのです。)

 それから、アンコールの最後にパッツィーニの「妖精の踊り」を持ってきたのは、
日本のファン(クラブ?)からのリクエストがあったからだそうです。樫本大進さん
もコンチェルトのアンコールやリサイタルのアンコールの最後にはこの「妖精の踊り」
やパガニーニなどの技巧曲を持ってきますね。やぱり彼らにはこのような曲を弾いて
みて欲しいと期待する方が一般には多いのかしら? 事実、この日も沸きに湧いてい
ました。


ヴェンゲーロフ @ 東京オペラシティ (その1) 投稿者:kojima  投稿日:10月31日(火)23時17分09秒

 10月28日と30日に東京オペラシティコンサートホールで開かれたヴェンゲー
ロフさんの演奏会を聴いて参りました。28日がコンチェルトプログラム。30日は
前半が無伴奏、後半がピアノとのデュオのリサイタルプログラムでした。

 私は23日の愛知県芸術劇場でのリサイタルと合わせて3種類のプログラムを聴い
たわけですが、この3つがまったくといっていいほど異なった色合いをもっていたと
いう点をまず特筆すべきだと思います。別のいいかたをすれば、ヴェンゲーロフさん
が3つの異なる顔を持っているということです。そのなかで、彼の本当の存在価値は
コンチェルトプログラムと無伴奏プログラムにあって、ヴァグ・パピアンさんとのデュ
オは、誤解を恐れずに言えば、彼にとってはある意味でお客さんへのサービスのため
の余興にすぎないのではないかと思いました。

 私がもっともよかったと思うのは、文句なしに28日で、なかでもベートーヴェン
は圧巻でした。23日のリサイタルは、音楽することの「楽しさ」を前面に押し出し
たもので、これはこれで私はおおいに楽しめましたし、将来のソリストの卵達にはい
い動機づけになったと思います。しかし、28日の真剣そのものの彼のベートーヴェ
ンを聴いた後では、23日のプログラムは楽しさを前面に出すあまり、なにかが足り
なかったのではないかと思えるようになったのも事実です。それくらいベートーヴェ
ンは重みがあり、聴きごたえがありました。ボウイングのひとつひとつはもちろん、
隅々まで彼の神経がピリピリするほど行き届いていたと思います。

 東京の友人達との楽しいひとときに別れを告げて本日帰宅したばかりなのですが、
佐々木さんのお書きになった「なぜ音楽に厳しさを求めるか」と拝見したのは、実は
これを書く直前です。初めてお聴きになったヴェンゲーロフさんの生がヴァグ・パピ
アンとのデュオリサイタルで、その音楽に厳しさがなく物足りなさをお感じになられ
たのだとしたら、それは理解できるような気がします。しかし、お聴きになられたの
が、30日のベートーヴェンでしたら、まったく違った感想をお持ちになったかもし
れません。

 クライスラーの3曲は彼のお気に入りのように思えますし、彼にあっていると私も
思います。しかし、それだけでは「百人にひとりの天才ヴァイオリニスト」という称
号はさすがにつけれないでしょう。私は30日のまるでベートーヴェンの魂が乗り移っ
たようなコンチェルトを聴いて、ヴェンゲーロフさんが現在の若手のなかで突出した
存在だといわれる理由がよりはっきりとしてきたような気がしました。23日と違っ
て、この日は楽しそうな表情はロン・カプにちょっとだけみられたのみでした。ベー
トーヴェンでは、ただただ作品のために奉仕する真剣そのものの彼の姿があり、細部
まで神経の行き届いた卓越した技術も、文字どおり他では聴けないほど美しい音色も、
あるいは解釈の緻密さも、すべてはベートーヴェンにかわってこの曲のあるべき姿を
再現されることのみに注がれ、音楽に対する(おそらく佐々木さんのおっしゃる)厳
しさというようなものが随所にみられました。

 その結果、私がこれまで生で聴いたどの演奏家の演奏よりも、さらには今に残され
た巨匠達の数々の歴史的名演の録音と並べても、際立ったものがあったように思いま
す。作品を完全に手中に入れたという言葉をよく聞きますが、この日の演奏は佐々木
さんはもとより、ベートーヴェン自身にお聴きになっていただきたかった、そんな素
晴らしい音楽でした。

 アンコールはバッハのパルティータ2番からサラバンドでしたが、これも見事でし
た。


もし間に合えば・・ 投稿者:ブライアン  投稿日:10月29日(日)18時01分14秒

皆さんはじめまして。実は月曜(30日午後7時)のヴェンゲーロフの
S席10列目のチケットが事情があって一枚余ってしまいました。

直前すぎるので7000円のところを6000円でいいです。

もし買っていただけるなら月曜日の午後3時までにメールをいただけ
ればすぐにこちらから連絡させていただきます(返信のメールに
私の電話番号を書き込みます)。月曜日仕事もありますので、一番
最初にメールをいただいた方にお譲りします。オペラシティの
現地で手渡しとさせてください。

土曜日のコンサートで初めてヴェンゲーロフを生で見ましたが、
かなり感動しました。人間的にもとてもいい人です。


↓に補足 投稿者:栄八  投稿日:10月27日(金)12時12分09秒

ええと、念のため。決してヴェンゲーロフ批判をするつもりはありません。
ただ、野球のピッチャーでいえば豪速球型かな、と思っていたら、制球力で勝負するタイプのように思えたので、最初の印象と違ったのかな、ということが言いたかっただけで...
(ちなみに最初に聴いた彼のCDは、ニールセンのコンチェルトです。あれは気迫が漲っていて絶品だと思います)
下の文章を読んで不快に思われる方がいらっしゃるかもしれないので、あらかじめおわびします。


イザベル・ファウスト 投稿者:栄八  投稿日:10月26日(木)23時06分23秒

皆さん、はじめまして。m(_ _)m
実は私はヴァイオリンにはそれほど詳しくはないのですが...
管理人さんからメールをいただき、少しばかり書いてみようかと思いました。
今月、素晴らしい実演を聴かせてくれた若手、イザベル・ファウストについてです。

管理人さんはおそらくここでの私の投稿をご覧になったのだろうとお察しします。
彼女は1972年?生まれのドイツのヴァイオリニスト。
ハルモニアムンディ・フランスから出たバルトークの作品集2枚が大変話題になっているようです。
1996年録音の第1集=彼女のデビューCD
1999年録音の第2集
他に独cpoからシューマンのヴァイオリン・ソナタ全曲というのも出ています[999 597-2]。こちらも1999年録音。

私は10/7にサントリー小ホールで行われた彼女のリサイタルに足を運びました。
具体的な感想は上記リンクの投稿でも書いたとおりですが、彼女の音は、その場に居合わせた聴衆をピタッと黙らせる、峻厳さを持っています。
当日のリサイタルはバッハとバルトークの無伴奏作品という、技術的にも音楽的にもヴァイオリニストの質を問われるヘビーなプログラムでしたが、彼女は一瞬たりとも弛緩することなく、厳しく、けれども暖かい音楽を聴かせてくれました。ヴァイオリンによる瞑想曲の夕べ---そんな印象すらありました。

「音楽になぜ厳しさを求めるか」というコラム、拝読いたしました。
残念ながら私はヴェンゲーロフの生は聴いたことがないのですが、CDで聴く限り、類稀なる美音の持ち主だけれども少し軽いかな、という印象です。特にブラームスの協奏曲が「あれれ?」というくらい軽めの音だったのが、個人的には物足りなさを覚えたものです。
技術的なことは分かりませんが、コラムに書かれているようなご不満をヴェンゲーロフにお感じになったとすれば、ファウストはその対極かもしれないな、とも思いました。

彼女の場合、演奏姿に特に華がある、というわけではありません。あくまで実質本位、虚飾を排した演奏こそ彼女の持ち味です。ソロ・ヴァイオリンを聴くのにはあまり適しているとはいえないサントリー小ホールで、聴衆が物音一つ立てることなく聴き入っていた。聴衆のマナーの低下が云々されている昨今では極めて稀なことでしょう。

今年の日本ツアーはもう終わってしまったけれど、上記CD---特にバルトークの無伴奏ソナタをお薦めします---でも十分にその魅力と実力を感じることができると思います。
勿論実演はCDよりも更に感動的でありました。

さて末筆になりますが、その意味で私が心配しているのは諏訪内さん。類稀なる素質に加えて大変な努力をされているのはよく分かります。でも、私は彼女の方向性にある種の危惧を抱いているんです。なんというか、気迫溢れるあの音が自分自身を向いていて、共演者や聴衆にあまり向けられていないように感じるんです。もう少し共演者の音に耳を
傾け、聴衆と音楽を分かち合うようにすれば、更に高いところまで成長できるのではないかと。非常に高レベルでの要求なのですが、彼女であればそれが可能だと思うからこそ、こういう注文もしたくなるのです...


うらやましいです! 投稿者:マリ  投稿日:10月26日(木)02時13分19秒

みなさん、ヴェンゲーロフのコンサートにいかれて
本当うらやましいです。
ヴェンゲーロフのCDシベリウスのコンチェルトを
もっていますが、北欧の森のしずけさや、ブリザードが
吹き渡るような様子が目にみえるようなすばらしい演奏ですよね。

こちらに弦楽器やその演奏家に関するストリングスという雑誌があるのですが
(日本のストリングスとは関係なさそうです)、その別冊「21世紀の
バイオリニスト」という本のトップにとりあげられていました。
すばらしい実力を世界がみとめている証拠ですよね。

ずんびさん、まさにおっしゃるとおりですね。
子どもは親の何十回何百回の励ましや誉め言葉より、先生や演奏を聴いてくださった
他の生徒さんのご父兄とかまったく知らない方々のたった一言が大きな支えとなり、
苦しくつらい練習に耐える原動力になっていると思います。

結局バイオリンを弾くは親ではなく本人です。将来のことを決めるのも本人だと
思います。ただ本人が真剣にとりくんでいる間は、多くのコンサートやオペラを聴きにつれていったり、同じ曲でも複数の演奏家のCDを購入し聴せてやる、そのような方法ででるかぎりの
サポートしていこうとは思っています。


ありがとうございます。 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月25日(水)21時04分16秒

 週末に弦楽器フェアに行くことに加えて、ヴェンゲーロフのリサイタルにも行くことが
できるようになりました。
 一度はあきらめていたリサイタル行きをKOJIMAさんの羨ましくなるような書き込みに刺激され探してみたら、オペラシティーのチケットセンターにありました(はしっこでしたけど)。灯台もと暗しとはこのことか。娘と一緒に行って来ます。
 ブロンセミナーも明日電話で訊いてみようと思っています(実は自分からメールを出したことがないのです)。
 
 この間、あるオーケストラの演奏会に楽器を肩に下げて行ったら、隣の席のおばさまに
娘が声をかけられていました(ヴァイオリンのことで)。思えばレッスンの行き帰りや
発表会の演奏後に見も知らぬ方たちから励ましやお褒めの言葉をいただいたりして、小さい子にはそういう親以外の周囲の人たちの言葉かけも十分な動機づけになるのではと思いました。
 そして親自身はこちらで励まされ、いろいろ教えていただき、なんだか元気になりました。単純なやつとお思いでしょうが、ホントに皆さんに感謝しています。
 


ブロンセミナー 投稿者:とっつあん  投稿日:10月25日(水)19時40分47秒

みなとみらいホールへのリンクです。
問い合わせてみてはいかがでしょうか?

先のURLは間違いでした。こちらへどうぞ。

http://www.city.yokohama.jp/me/mmhall/topics/h12.html


ブロンセミナー 投稿者:とっつあん  投稿日:10月25日(水)19時38分30秒

みなとみらいホールへのリンクです。
問い合わせてみてはいかがでしょうか?

http://www.city.yokohama.jp/me/mmhall/topics/h12.htmlhttp://


そうですか。。 投稿者:マリ  投稿日:10月25日(水)15時09分47秒

RさんやRさんのお気もちとてもよくわかります。
お嬢様は今きっと帰国して半年、生活環境や学校生活、バイオリンの
練習、すべての急激な変化にとまどっていらっしゃるのだと思います。

先生がとてもすばらしい先生のようすね。お母様もお嬢様もとても
先生を信頼されていらっしゃることがよくわかりました。
前回の書き込みあまり事情がわからないので短絡的な意見を書いてしまって
申し訳ありませんでした。

お嬢様は佐々木さまのご長男さんと同じくらいのお年頃というと
中学生くらいでいらっしゃいますか?
小学生くらいですと、親が何十回いってもききもしないのに、
先生が一言「うまくなるために絶対大切なこと。だからやりなさい。」と
おっしゃれば素直に行動にうつしますが、中学生にもなられるとやはり自分が
きちんと納得し自覚して初めて行動にうつるのでしようね。

帰国子女のデータをみると、帰国子女が日本に帰国した場合
日本の生活環境に完全に適応するのに海外生活に順応するのに要した時間と
ほぼ同じくらいの時間がかかるそうです。

現実毎日そばで見ていらっしゃるお母様は歯がゆいお気もちでいらっしゃることとお察しします。
でも音楽やバイオリンが大好きで実力も十分あるお嬢様のこと、
きっとこの時期を乗り越えられるでしよう。
がんばってください。応援しています。


とっつあんさん

ブロン先生の公開レッスン12月にあるのですか。
日程があえばぜひ一度見たいです。


またまた 投稿者:とっつあん  投稿日:10月25日(水)10時30分43秒

コンサートもいいけれど、
横浜のみなとみらいホールで、
ザハール・ブロン師匠の公開レッスンをときどきやって
いますから、そういうものを見て、自分の目の前で、
音楽が変化していくのが分かる方がおもしろいかも・・・
たしか、12月頃にもあるような・・・・
みなとみらいホールのHPに案内でも出ているかと思います。


先生には、、、、 投稿者:  投稿日:10月25日(水)08時54分13秒

とっつあんさま、kojimaさま

アドバイスありがとうございます
先生にはもちろん、逐一報告済みです
とっても気さくな方ですし、何でも話せてしまって
でも、「今がいちばん大事なときだから」と
ご自身でも同じような経験があったことも含めて
せつせつと娘にむかって、基礎の大切さを説いてくださいます
、、、それをどうも納得できないわが子をみていると
あ、こりゃだめだ、、、と、、、

頭からシュポシュポ湯気を立てている親を横目に
ぐずぐずいいながら、のろのろと練習に向かう娘、、、
「ねえ曲弾いてもいーい?」
「だ、め。」
なかなかスポ根もののマンガの世界、、、というか、
究極の脂肪抜きダイエットの世界に突入しつつあります
深刻になったら、、こわーい世界なので
ときどきはおちゃらけるようにしてますけれど
たぶん一番ネをあげているのは親の私、と
こうしてグチをいわせていただくうちに、思い知らされます。

せっかくの掲示板をかびくさくしてすみません
音楽はたのしむもの、、、、でも、、
なんでしたか、古典で、何気なく泳ぐ水鳥のあしは激しく動いている、、、
というのがあったのを思い出します。
来週のヴェンゲーロフのリサイタル、別の見方(聴き方)ができそうです


訂正 投稿者:kojima  投稿日:10月25日(水)00時46分32秒

 さきほど、kojimaとkijimaと書いてしまってました。(恥ずかしい ^^;;;)


ヴェンゲーロフさんのリサイタル@名古屋 投稿者:kijima  投稿日:10月25日(水)00時43分49秒

 昨日はヴェンゲーロフさんのリサイタルを聴きに名古屋まで出かけてきました。
とってもとっても素晴らしい演奏会でした!

 ヴェンゲーロフさんの生の音色を聴くのは実はまだ2回目なのですが、とにかくもう極上
の音色で、これほどまでに美しい音色は滅多に聴くことができない貴重な体験だと実感しま
した。そのゾクゾクする美音で、幅広い曲目を本当に楽しく聴かせてくださいました。

音楽って楽しいな。
あんなに楽しくヴァイオリン弾けたら楽しいだろうな。

という思いにさせてくださった演奏会でした。 Yoshiさんがお書きになっておられたのは
このことなのですね?

 プログラムは、前半が、モーツァルトのソナタ40番とシューベルトの幻想曲。後半が、
ブラームスのソナタ3番とクライスラーの小品3曲。それに、アンコールが、ハンガリー舞
曲1番、ラフマニノフのヴォカリーズ、バッツィーニの妖精の踊りの3曲でした。

 シューベルトの幻想曲もけっこう技巧が散りばめられた曲のようですが、ヴェンゲーロフ
さんはそういう面をほとんど感じさせずに、丁寧でドラマチックに音楽を聴かせてください
ました。早くもブラボーが飛び出し会場に火が点きました。後半のクライスラーはどれも
ヴェンゲーロフさんのお気に入りらしく、会場全体が明るく楽しい雰囲気で一体となって盛
り上がりました。

 アンコール2曲を弾いても鳴り止まない拍手に、「ツカレマシタカ?」と日本語で茶目っ
気たっぷりにおっしゃったときには、会場は笑いでどよめきました。その後「キョウハ、
アリガトウゴザイマシタ」の日本語に続いて英語で挨拶をされ、ラストは妖精の踊りです。
もうテンポの早いこと早いこと。以前、樫本さんもこの曲をアンコールで弾かれていました
が、まずテンポが全然違います。樫本さんの場合はもっとゆっくりがやっとという感じで、
それはそれで汗を飛び散らせながら難しい曲を全力で弾いている樫本さんのひたむきな感じ
がよく伝わってきてとても印象がよかったのですが、ヴェンゲーロフさんはそれこそ目の回
るテンポでしかも軽々と余裕で弾いていました。この曲はこれぐらいのテンポで弾いて始め
て曲想がはっきり出てくるのだと思わせる見事なものでした。圧巻は最後の左手ピチカート
が入る部分ですが、ここでも彼はあまり難しい曲を弾いているという様子は感じさせないで、
とにかく楽しそうでした。「さっすがー」という感じで開いた口が塞がりませんでした。

 私は音程には特に敏感なのですが、ヴェンゲーロフさんは終始安心して聴いていられまし
た。ついに1音もはずすことはありませんでした。こういう人は極めて稀な存在です。クラ
イスラーの曲では、微妙にピアノの音から離れたところで音程をとっていらしゃったようで、
特にウィーン奇想曲の重音の部分などでこれ以上ないくらい純粋にハモらせるところなどは
まさにヴェンゲーロフさんならではの妙技でしたが、その分ピアノとは合っていないような
気もしました。逆に言えば、これこそが平均律のピアノと純正調の響きの違いだいうことだ
と思います。

 以上、本当に充実した演奏会でした。Rさんやすんぴさんのお子様にも、Yoshiさんがおっ
しゃっているような「音楽の楽しさ」を実感する上で、貴重な機会ではないかと私も思いま
す。


音楽できることの喜びと楽しみ 投稿者:kojima  投稿日:10月25日(水)00時33分25秒

 Rさん、すんぴさん、はじめまして。
 お子様のことでお悩みのご様子、胸が痛みます。事情も詳しくわかっていない私が軽々
しく口をはさむのは大変失礼なことですが、書き込みせずにはいられない気持ちになりま
した。利いた風なことをお思いかもしれせんが、お許し下さい。

 私も音楽を続ける上で、いろいろと悩んできた者のひとりです。また大学の友人達も多
かれ少なかれみんなそうです。音楽が好きで志した道ですが、音楽をやってきて楽しいこ
とばかりではありません。特にヴァイオリンの人はそうみたいです。
幼少から始めなければプロにはまずなれないし、小学生を卒業するまででだいたい将来が
わかってしまうとも聞きます。どんな先生についているか(つけるか)やコンクールなど
でだいたいレベルがわかってきます。入試の1年以上前から音大の先生にみてもらったり、
コンテストの審査員の先生のアドバイスをもらったりするのですが、今チェロをやってい
る人のなかには、先生に、あなたはヴァイオリンでは無理とはっきり宣告されて転向した
という人もいます。一度は本当にやめようと思ったそうです。また、あのときもっと真剣
にやっておけばよかったと大学に入ってから悔いている人もけっこういます。とくに音程
的な部分はおとなになってからでは直すのが難しいようです。

 子供さんには、今やっていることがどれほど大切なものかなかなかわからない部分もあ
ると思います。ぜひ、親御さんは音楽をやることがどんなに楽しいか、ヴァイオリンをう
まく弾けたらどんなに楽しいか、人に演奏を聞いてもらうことの恍惚感などを少しでもわ
からせてあげてくださればと思います。そして、ここが難しいのですが、「でもそのため
には厳しい練習が必要なのだ」ということも諭してあげられたらと思うのです。

 また、とっつあんあんがおっしゃっているおられるように先生とよく話し合われるのも
大切だと思います。やっぱり生徒によって教え方の相性ってあると思うのです。

 日本は確かに基礎技術偏重の傾向はあると思います。今の国内コンクールや音大入試の
基準が原因なのでしょう。辻井先生も、樫本大進さんが日本にいたら陽の目をみないうち
につぶれていたかもしれないとおっしゃっています。

 ただ、ひとついえることは、いろいろなメソッドこそあれ、楽してうまくなる方法はな
いのだと思います。基礎ができてなくてもなんとなく曲は弾けますが、いずれ壁がくると
思います。

 以前、飛行機に乗っていて乱気流のなかに入り、揺れに揺れました。もどす方も多数出
るくらいでもうダメかと思いました。先が見えないというのはこの上なく不安なもので、
とにかく長く長く感じました。でも、ある場所を境にそれまでの暗黒がうそのように揺れ
が止まり、平和が訪れました。それ以来、乱気流に入っても、しばらくの間我慢すればそ
のうちまた楽になると思えるようになりました。

 ヴァイオリンの練習も同じだと思います。今我慢すれば、そのうち難しい曲がすらすら
弾けるようになる楽しい時期が必ず待っているのだということを親御さんがいかにして教
えてあげられるかだと思います。Yoshiさんもおっしゃっているように、「音楽できる楽
しみ」をわからせてあげていただければ、と思います。

>とっつぁんさん、
 「レッスンが上手く行かず泣いていたら、ブロン師匠に、泣いているヒマがあったら
練習しろなあんて、いわれていたような・・・」のは、ヴェンゲーロフの本では
なく、「徹子の部屋」での樫本大進さんの経験談ですね。なんもど泣いたか。
そういえば、樫本大進さんはブロン先生に基礎から徹底的に直されたそうですね。

 あと、レーピンもブロン先生の厳しいレッスンでなんども泣かされたとか。


弦楽器フェア 投稿者:とっつあん  投稿日:10月24日(火)20時13分39秒

試奏目的なら、午前中、早い時間に人の少ない時がいいのでは??
混み出すと、楽器も弓も触れにくいです。
ウデジマンの人が結構、これ見よがしに弾かれるので気にせずに・・・

あと、漆原朝子さんの無料の試奏もありますから、時間を確認されて
いかれるとよいでしょう。演奏は、やはり自分の楽器での方がたぶん
良いと思いますが・・・・少なくとも楽器に慣れているから。

入場時に1度登録しておくと翌年から入場料割引の案内のハガキがきます。


弦楽器フェア 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月24日(火)18時28分16秒

 新参者の分際でちょくちょくおじゃまします。
 弦楽器フェアに行ってみようと思います。はじめてなので基本的な歩き方、見どころを教えていただけませんか。
 試奏もできそうですが、やっぱり子どもはダメでしょうか。プロの試奏を聴くだけでも勉強になるかなと思っています。新作楽器の良さに触れられたらと、楽しみにしています。それとももしかして素人の親子連れが見学しに行くような雰囲気ではなかったりして・・


みなさま、どうもありがとうございます 投稿者:  投稿日:10月24日(火)07時56分43秒

ほんとうにありがとうございます
帰国して知人もいなくて、ひとりでじくじくと思い悩んで
いましたが、こちらに書き込むことで、自分たちのことを
考え直す機会にもなりましたし、なにより、
みなさんにお声をかけていただき、とても、心強くなります。

櫻田さん、そして、佐々木さん、覚えていてくださってありがとうございます。
もっと前にこちらに、気づいていれば、、、、
いえ、もっと恐ろしいことになっていたかも。
私のグチグチの書き込みで掲示板をもっとじめじめにしてしまってます。
あぶないところでした、、、

マリさん、、、そういえば、以前どちらかの掲示板で拝見していたかも、、、
よい先生にめぐり合えて本当によかったですね、、
何よりお母様の判断と努力の賜物だと思います。
うちの場合、今の先生のお人柄を娘が好きですし、変わるなんて考えられません。
先生がいやなのではなくて、練習がいやなのですから。

いろいろ書きたいのですが、娘の目にふれるかもしれません。

今、いえるのは、道を選ぶにしても自覚が必要、、、ということと
親の心子知らず、子の心親知らず、、ということでしょうか。

西尾さん。はい、ほんとにいろいろコンサートなどには連れ歩いています。
でも、どうも、劇的効果はなくって、、、、、
疲れる、、、とかいうんですよ!まったくもう!
それでもこりずに、来週はヴェンゲーロフのリサイタル。
来月はギルシャハムと江口玲さんのリサイタルや渡辺玲子さんの無伴奏を、、、と
一応チケットをとっているのですが、、、
果たして転機はきたるや!?

長くなりました。すみません。
また、おじゃまさせていただいていいですか?


青野さん,改めてこんにちは 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月24日(火)07時07分46秒

 昨日は忙しくて失礼しました。
 ストラヴィンスキーはプロコフィエフの先生ですね。
 昨日挙げた曲目リストのようにヴァイオリン曲もたくさんあるようですが,
それにしては話題になることが少ないですね。
 プロコフィエフの良さがわかれば,ストラヴィンスキーもすぐに
好きになれることが最近わかってきました。
 また青野さんが聴いたアンコール曲も,私が聴いた『イタリア組曲』も
昨日の曲目リストのなかにはありませんでしたね。

 でも,その曲が気になったり良かったりしたということは,結局その演奏家が
ストラヴィンスキーの良さを伝えてくれたということで,私はそういう演奏家が
誰であれ自信を持って素晴しい演奏家だと思うことにしています。

 ストラヴィンスキーのヴァイオリン曲について,また何か情報がありましたら
よろしくお願いします。

 以下は Mac 用ですが「外国人名変換辞書」ATOK 用です。
 私の Mac はデフォルトでストラビンスキーと変換しますが,検索時は
ストラヴィンスキーのほうがヒットしやすいように思います。
 下の辞書は,8000人分の外国人名が登録されていて,
Schoenberg とか,かなりへんてこな音楽家の名前も一発で英語に変換して
くれます。Repin,ヴェンゲーロフ,Gillシャハム,Rostropovich,スヴャトスラフ,
Emile* Gilels,またはEmil*,Heifetz,Szigeti,ナタン見るStein,IsaacStern
hRadiguet炉譜(ヴラディゲロフ),Beethoven,異種とVanケルテス,Dvorak,
スフォア,う〜ん,だんだんダメになってきたぁ〜。
 ウィン用にも使えると思います。(テキスト・データなので)

http://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se055802.html


Rさんへ 投稿者:マリ  投稿日:10月24日(火)06時23分43秒

Rさんはじめまして。
現在アメリカに在住し、バイオリンを弾いている9歳のこどもが
おります。

うちはRさんのとは反対に日本でバイオリンを始め3年目にアメリカにきました。
アメリカでもバイオリンを続けるつもりで毎年コンクールに生徒を入賞させるているという
良い先生をアメリカ人の知人に紹介していただきましたがその先生は日本で習っていた先生とまったく奏法がちがいました。娘は弓の根元を指板のほうに倒し音を響かせるひきかただったのですが、アメリカの先生は弓の毛をべったり弦につけアメリカの大ホールの後ろに方にも
音が飛ぶようにとにかく大きな音をださせる方法でした。

毎回「あなたの弾き方はロマンチックすぎる。だいたいあなたはソリストになるんでしよ
(先生はソリスト養成をモットーにしていたんです)。今のあなたの音はオーケストラバイオリンの音とまったく同じよ。そんなんでコンチェルトを弾いたらあなたの音は聞こえないわ。」と注意されました。いままで自分が習ったきた奏法を頭から否定され、娘は本当にショックをうけていました。

結局娘はやはり日本で習ったていたもとの先生について勉強を続けることをえらび、3ヶ月に一度
レッスンのために日本に行くという方法を選び、それが2年半つづいています。

Rさんのお嬢様もアメリカで立派な先生につききちんとしたメソードで習われてきた
ことでしよう。一からやりなおしをさせれれるのは、単にお嬢様が習得した演奏方法と
今の先生のそれとが違うだけで、けしてお嬢さまが間違ったいるわけでないのです。
ですからけっして落ち込む必要はないと思います。
ましてバイオリンをやめたいという気持ちにまでなられるなんて悲しすぎます。

実際娘が今もっとも信頼している日本の先生も娘にとっては2人目の先生です。
最初の先生は技術的なことをほとんど教えてくださらず曲ばかりどんどん進める方でした。
行き詰まりをかんじ新しい先生を探したとき、電話でこちらの悩みをじっくりきいてくださり
体験レッスンをして娘の悪い点と良い点を明確に指摘してくださり今後の指導方法を
親身になって考えてくださいました。

お嬢様の良い点を伸ばしてくださる先生がきっと探されればきっといらっしゃると
おもいます。がんばってください!!


曲名がわかりました 投稿者:青野真也  投稿日:10月24日(火)03時53分39秒

先日といあわせた曲はストラビンスキーの"Maiden's Dance"という曲であることがわかりました。お騒がせいたしました。


返信 投稿者:西尾  投稿日:10月23日(月)23時19分56秒

こんばんわ。

YOSHIさん>
 お久しぶりです、お元気そうですね。実はこの前の問いかけにYOSHIさんも答えて頂
 けないかなあ、と勝手に期待していました。(^^;) 答えていただいて嬉しいです。

 やはりプロの世界、特にクラシックは相当厳しいようですね。その厳しさに耐えてき
 た人々が表舞台に立てるのでしょうね。また聞き手はその苦労をほんの少しでも解っ
 てあげられる努力をするべきだと思います。
  しかしそれは手放しで賛辞を送るということではなく、良い所と悪い所を区別して
 あげられたらもっと良いと私は思っています。(それが正解かどうかは別にして。)
 非常に難しいことですが・・。

 以前書いた私の苦手なジャズ・ヴァイオリニストが近々リサイタルを開くんだそうで
 す。その紹介コメントが「この人はとても楽しそうに演奏するので、見ている周囲の
 人々がハッピーになる。」と書いてありました。それを見て私は苦笑いしたのと同時
 に聞き手は演奏時の表情にゴマかされてはいけないなあと、深く思いました。

 話がそれました。元に戻します。
 
 ヴェンゲーロフの奇跡、まだ読んでいませんが、凄い内容のようですね。1日8〜10
 時間の練習!!。想像もできませんが、超が付くくらいの一流になろうとすれば
 こういう風になるのでしょうか。でも彼のヴァイオリニストになる動機って何だろう?
 と思いますが、本に書かれてあるんでしょうね。読みたいと思います。

 ところでYOSHIさんはヴェンゲーロフの無伴奏リサイタルは、お聞きになったのです
 か?。私は関西圏でコンサートがなかったので行けませんが、もしお聞きになられた
 ら感想を聞かせて下さい。
  私も無伴奏ものが好きとはいえ、さすがに東京まで追いかける気力もお金もありま
 せん。(^^;) もしお金があったとしても、そのお金で関西で開く無名なヴァイオリ
 ニストの演奏会を数多く聴いてあげたいと思っています。

新メンバーの皆様>
 初めまして。
 ヴァイオリンを習うお子さんをお持ちの皆様のご苦労をお察しします。

 ご存じかも知れませんが、五嶋みどりの母親はみどりが幼少の頃に生の演奏会に触れ
 さす機会をたくさん持ったそうですよ。YOSHIさん(ご存じない方のために説明をす
 るとある有名なオーケストラのヴァイオリニストさんです。)もおっしゃってること
 ですし、ヴェンゲーロフとは言わないまでも、何か演奏会に連れていってあげたら
 お子さんも何かを受け取ることができるのではないでしょうか。
 (生意気言ってすみません)

 青野様はどこの地方で誰の演奏会か書くと、もしかして同じ演奏を聴いた誰かが教え
 てくれるかも知れませんよ。

長くなりました。
でわでわ。(^^)


うちの先生がいうには… 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月23日(月)20時16分00秒

 Rさん、こんにちは。おひさしぶりです。
 Rさんが大人から始める… のほうへ書込んでいらっしゃるのを実はいつもチェックしていたのですが,
当然こちらの存在にも気づいてるだろうと私は勝手に思い込んでたようです。
それで,それなのにこちらに書込んでくれないのは何かそれなりの理由があるのだろうと
私なりに遠慮して,声をかけそびれていました。
 何度か「こんなとき R さんだったらどうするだろう?」とか,R さんに相談したいなぁ
と思ったのですが,遠慮が先にたってしまい,そのうち R さんの書込み自体が「大人から
始めるヴァイオリン」の掲示板で見かけなくなったので残念だなぁと思っていました。
 本当に自力でここを見つけていただいて感謝感激です!!!

 いつ日本に戻られたのかわかりませんでしたが,たぶん R さんが渡米していた間に,
日本では桐朋のヴァイオリン科の優秀な先生がみんな東京音大に移籍してしまい,桐朋の
ヴァイオリン科のレベルは下がってしまった,と多くの人の噂になっています。
 噂は噂でしかないのですが,まぁ学閥みたいなものがあるのはたぶん事実ですし,その
学閥の集合体として「国閥」みたいなものがあってもおかしくないと思います。

 うちの先生がいうには,たぶん日系ブラジル人だかの女性でアメリカでヴァイオリンを習い,
日本に来て桐朋に入った娘さんがいたそうですが,大学生でさえ基礎からやり直しをさせられた
そうです。才能のある娘さんだったそうで桐朋時代に日本でもコンクールに出たらしく,
うちの先生も本選を見て,日本人にはない非常に魅力的な音色を持っていると思ったそうです。
他の人もみんなその娘さんの優勝だと思ったそうです。しかし,アメリカから来てまもなくだっ
たせいもあり,審査員とは違う弾き方だったので一次予選にさえ通らなかったそうです。
 
 この娘さんはしかしヴァイオリンを諦めることなく,まもなくフランスに留学しました。
ところが,そこでも一から基礎をやり直しさせられたそうです。それでも娘さんはがんばって
なんとグリュミオの弟子になった(!!!!!)そうです @_@

 グリュミオの弟子になって一年後,娘さんはやはりグリュミオの弟子になって間もない
男性とかけおちしてしまい今はスペインだかアルゼンチンだかその男と暮らしているとか。
現在カナダに住んでいるはずの娘さんの母親は,もうショックのあまり…,

 といったような話を,私は聞きました。
 グリュミオの弟子なら,名前ぐらい調べがつきそうですけどね。

 この話,うちの先生ぐらいの年代の人たちの間では有名な話らしいです。

 我家も,子どものことでは悩んだり夫婦喧嘩になったりたいへんな毎日が続いています。
でも,子どもと一緒になって親が暗い顔しててもしょうがないですよね。
 子どもが小さいときは,子どものやらかしたことの責任は全部自分が背負い込もうなんて
気負っていましたが,最近は3人もいるとひとりぐらい刑務所に面会に行かなきゃならない
かもしれないな,なんてほとんど居直っています。

 R さんのところは一人っ子ですか? 私自身も一人っ子でしたが,一人だから心配とか
3人だから心配とか,考えてもキリがないですしね。
 ヴァイオリンのレッスンをやめても,あるいはまた始めても,どっちにしても
「歌の好きな子」でいてほしいなというのが,最近の私の願いです。

 長男は今晩も東京音大の学生の弦楽コンサートに出かけました。ジュニア・オーケストラは
実は東京音大と関係ありなので,もしかしたらいいのかもしれませんが,私はオーケストラ
音楽には興味がないし,そっちはとにかくかみさんの担当なのです。
 もし東京にいらっしゃるのなら,うちの長男と一緒にやってみませんか?
 そろそろ,自分に最も適した先生を自力で見つけだせる年齢だと思うんですよ。


ずんびさま 投稿者:  投稿日:10月23日(月)17時48分59秒

お子さんのバイオリンのおけいこで
同じようにおつらい思いをなさったとのこと
「夢をかなえるための根っこ」という考え方、
心強く感じました。

娘の場合、どう弾くかを気にすることがあまりないままに、
(もちろん、それなりの注意はあったのですが、帰国してからの
比ではなくて、、、)
ずんずんと進んできていたので
帰国して思い切り基礎に立ち返ることになって
完全にやる気を喪失してしまっています。

ずんびさんのお子さんが、きちんと基礎の大切さがご自分で
認識できて練習されているのは、本当にすばらしいことだと思います。
うちの場合、手遅れなのでは、、、と。
あわれなことに、基礎練習に限った半年間で、前弾いた曲が
もううまく弾けない、と嘆くのです。
本人が「よくなった」とわからない限り、動機づけにならなくて
練習にも身がはいらないのです。

また愚痴めいてしまいました。
なんとかこの暗闇をぬけだしたいものですが、、、
そう、簡単ではなさそうです。


お久しぶりです 投稿者:櫻田@渡辺玲子HP  投稿日:10月23日(月)16時25分00秒

Rさん、お久しぶりです。その後、日本に帰国されたのですか。
お子さんのことでいろいろ悩んでおられるようですね。

実は、私も帰国子女の端くれでして、Rさんの書かれていることを読んでいくつか
思い当たる節がありました。掲示板に書きこむのは憚られるのですが、よろしけれ
ば私宛てにメールを頂けませんか?多少のご助言をできるかもしれません。


親として 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月23日(月)16時00分17秒

 Yoshiさんの投稿を拝見してヴァイオリンや音楽の専門知識(耳のことも含めて)を持たない自分が子どもに何をしてあげられるのか、いつも考えていたつもりで、一番肝心(だと自分では思う)なことを忘れていたことに気がつきました。
 >Rさん
 スケールもアルペジオもエチュードもいまだ苦手なうちの子ですが、レッスンにスケールが加わってから曲の早いパッセージに鮮やかさがでてきたように思います。本人もそれを感じるらしく、苦手ながらも一生懸命やっています。それを聴いていてあげなければならない親も大変ですけど。Rさんのお嬢さんもいまのつらい時期を乗り越えて、曲をもらったときにきっと眼を見張るような成長を感じられることと思います。私もRさんと同様の悩みを持っておりましたが、しばらくは親として「夢をかなえるための根っこ」作りにはげもうかなと、なんだかふっきれました。ただ、いよいよ来年にはフルサイズを購入する事になりそうだし、うちの場合お財布とも相談しなければならなかったりするので、二人三脚でハードルしているみたいな感じは当分続きそうです。


はじめまして+おもいきりのグチ 投稿者:  投稿日:10月23日(月)09時11分55秒

いきなりの乱入、失礼いたします。
本当にお久しぶりです。
と、いっても管理人さんは覚えておいででしょうか
以前バイオリンチャットのほうで時々出没した、(当時)在ニューヨークの、
渋谷図書館そばに住んでいたことのある、ご長男と(ほぼ?)同年齢の
娘がバイオリンをやっている者です、、、、
と、自己紹介はこのくらいにして、、、、

思いがけずこちらのサイトをみつけて、とても懐かしくて
足跡をペタンとつけさせていただくこと、お許しください。

ご子息がバイオリンを習うのをやめられたと知って、
とても心が苦しくなりましたが、すぐ、そのご子息が、オーケストラなどで
楽しくバイオリンを続けられているとわかり、
ご本人が道をみつけられたのだ、、、
本当によかったなあ、、と、安心しました。
そこに至るまでの、ご長男のお気持ちとお父さまとしてのお気持ちを
至らぬながら拝察いたします。

ちょうど、今、うちでは、半年前にNYから帰国して、日本でのレッスンに
いきづまってしまい、娘が岐路に立っています。
日本の先生のやり方は前の先生のやり方とはまったく違い、
型からすべてやりなおしです。
派手な曲はもう弾けません。開放弦のくりかえしとスケールを徹底的に
正確に弾く努力の繰り返し、、、
でも、なぜそれをやっているのか納得いかない様子で、
受身の練習しかできず、ほめられないのでやる気がおきず、
自分ひとりでは練習できません。
つらいです。本人も見ているほうも。
このままでは先がみえません。

やめたほうがいいのでは、、と悩みます。
でも、今、やめられてしまったら、今までの努力や時間が
全部むだになってしまうのでは、と不安でしかたありません。
娘も、やめたら今の私には何も「とりえ」が残らない、、と申します。
ただでさえ、日本の勉強をしていない帰国子女。
勉強のほうがおいつくのが大変なのです。
でも、本人がこれからもバイオリンを続けていくとなると、
もっとつらい思いをするのなら、そして、それが耐えられないのなら、
やめ(させ)る勇気をもたないといけません。

ちょうどYoshiさんが趣味or職業としてのバイオリンということを書いていらっしゃって
まさにそのことを娘にこんこんと言い聞かせていたところです。
でも、親の私が言えるのは、やめてもいいよ、続けてもいいよ、でも
自分で決めて、、、ということだけです。
つらいのは、やめろ、とも続けろともいえないところです。

夢はバイオリニスト。でも現実にはその道は狭く険しいのです。
それをわかって続けられるのか、と何度も問いかけ、
納得いく返事をしてほしい、、、きつい親でしょうか。

思いがけずこちらのページを見つけて、黙ってはいられなくなりました。
私事を書きこんでしまい、申し訳ありません。
これからも、よらせていただいていいでしょうか、、、
どうぞよろしくお願いいたします。


すいません,資料丸写し 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月23日(月)07時33分22秒

忙しくて時間がないのですいません。
私もその曲が知りたいです。

ストラヴィンスキーのヴァイオリン曲。


Pastorale
   Vocalise for Soprano and Piano
   Transcriptions:
   for Soprano and Wind Quartet, 1923;
   for Violin and Wind Quartet, 1933;
   for Violin and Piano, 1933

L'Oiseau de Feu (The Firebird)
   Ballet
   Arrangements:
   Concert Suite Nr.1, 1911;
   Concert Suite Nr.2, 1919;
   Ballet Suite, 1945;
   Canon for Orchestra, 1965
   Transcriptions:
   Pr?lude et Ronde des Princesses for Violin and Piano, 1929;
   Berceuse for Violin and Piano Nr.1 1929, Nr.2 1933;
   Scherzo for Violin and Piano, 1933

Petrushka
   Ballet
   Revised version, 1947
   Transcriptions:
   Petrushka Suite, Three Movements for Piano, 1921;
   Danse Russe for Violin and Piano, 1932

Le Rossignol (The Nightingale)
   Opera after Hans Christian Andersen
   Transcription:
   Chants du Rossignol et Marche chinoise for Violin and Piano, 1932

Histoire du Soldat (A Soldier's Tale)
   for 3 Actors, a Dancer, and 7 Instrumentalists
   Arrangements:
   Concert Suite in 8 Movements;
   Suite in 5 Movements for Violin, Clarinet, Piano, 1918

Pulcinella
   Ballet after Pergolesi
   for Dancer-Pantomimes, Singers and Chamber Orchestra
   Arrangement:
   Pulcinella-Suite for Chamber Orchestra (8 Movements); Revised version, 1947
   Transcriptions:
   Suite for Violin and Piano, 1925 (5 Movements);
   Suite Italienne for Violoncello and Piano, 1932, (5 Movements);
   Suite Italienne for Violin and Piano, 1933 (6 Movements)


Mavra
   1 Act Opera after A. Pushkin
   Transcriptions:
   Chanson de Paracha for Soprano and Piano, 1922;
   for Soprano and Chamber Orchestra, 1923;
   for Violin and Piano, 1937;
   for Violoncello and Piano, 1938

Le Baiser de la F?e (The Fairy's Kiss)
   Ballet after Hans Christain Andersen and after Music from Tchaikovsky
   Revised version, 1950
   Transcription:
   Ballade for Violin and Piano, 1947;
   Concert Suite (4 Movements): Divertimento, 1934,
   Revised version, 1949
   Transcription for Violin and Piano, Divertimento, 1932

Violin Concerto in D, 1931

Duo concertant
   for Violin and Piano, 1932

El?gie
   for Viola (Violin) ,1944

http://igor.rz-berlin.mpg.de/cmp/stravinsky_works.html


曲名を知りたいのですが・・・ 投稿者:青野真也  投稿日:10月23日(月)01時16分09秒

先日バイオリンのコンサートに行ったのですが、そのときアンコールに演奏された曲が気になっています。バイオリンとピアノのための曲で、作曲者はストラビンスキー(と言ったはず。英語だったので聞き間違えかも知れません)、少し悲しい曲調の舞曲で、最大の特徴は演奏中ずっと弱音器を装着していた点です。これだけの情報では絞りきれないかも知れませんが、もし該当する曲を御存知の方が居られましたら、DMください。宜しくお願いします。


Monica Huggett 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月22日(日)08時43分06秒

 >ずんぴさん
 あまり人のことは気にしないほうがいいと思います。
 うちの娘は兄の楽器をいたずらすることはありますが,経済的な負担も
考えると3人分の楽器は買えません。
 私が女の子にヴァイオリンを習わせるなら,迷うことなくバロック・ヴァイオリンを
薦めます。

 私はプーチンと同い年なので,モダン・ヴァイオリンは兵器だと思うことがあるんですよ。
まぁ,そこまでいわずとも五輪種目ぐらいには感じます。音楽をそういう争いの場に置かない
ようにしようというのが女性音楽家の務めだと考えています。


練習時間 投稿者:マリ  投稿日:10月22日(日)07時34分10秒

ヴェンゲーロフの奇跡を読みました。
学業もなにもかもすててバイオリン一筋、だからこそこのような
すばらしい演奏ができるのでしようね。

ブロン先生にメンデルスゾーンのコンチェルトを2日でしかも暗譜でさらって
くるようにといわれたそうです!!びっくりです!

ピアノのアルゲリッチ、バイオリンの アンネゾフィー ムターも
子どもの時代、学校にはいかなかったそうです(小学校さえ。親がホームスクーリングを
して年に2回ほどの国が行う学力アチーブメントテストをうけていただけだそうです)

今の日本で、学校にもいかず毎日10時間練習している小学生がいるのでしようか?
(コンクール前には実際学校をさぼって練習しているという話はきいたことが
ありますが)

小学校を高学年になると勉強やクラブ活動(日本では強制的に所属させらると
ききましたが本当でしようか?)もいそがしく、また弾く曲も難しくなるので
練習時間をつくるのさえ大変です。


スタリャルスキーについて 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月22日(日)00時28分34秒

 私のホームページに「ベジエ」というサイトがありまして,そこからスタリャルスキー
の略歴をしるした外国のサイトへ飛べるようになっていましたが,その外国サイトがなく
なってしまい,リンク先をつけかえました。
 新しいリンク先はロシア語だけなので,どうも私のMacではうまく表示されません。
 うまく表示される人からの情報をお待ちしています。

 さて以下はイーゴリ・オイストラフが父のヴァイオリンの音になんだかフラストレーショ
ンを感じたんだかなんだかと書かれた最近のサイトです。ここにもメーレンブルムなんて
人の名前は出てこないんだけれど,スタリャルスキーがどういう役割を果たしたのか,き
ちんと英語が読める人の解説を待ちたいところです。
(私は「こりゃ英和」しか頼りにならないので)

1901~1989年までのロシアン・ミュージカル・ハイライトなるロシアのサイト(英語)です。
 

http://www.vor.ru/century/1947m.html


ヴェンゲーロフが百年にひとりの天才といわれる理由 投稿者:Yoshi  投稿日:10月21日(土)23時14分20秒

ヴェンゲーロフが百人にひとりの天才といわれるようになって久しいですね。
20歳代半ばにして世界の頂点を極めてしまった彼の類い稀な輝ける栄光に端を
発して欧米でいわれるようになったわけですが、この言葉を私なりに解釈すると
次のようになります。

すなわち、彼の殺人的な「超々」過密スケジュールに対する体力的・精神的な強
さにもあらわれているように、どんなに苦しいことよりも音楽する喜びの方が勝っ
てしまう度合いの非凡さは、ほかのどんな名手よりも勝っていると思うのです。
若くして名声を得ながらプレッシャーや連日連夜の演奏活動の過労などでつぶれ
ていったり、スランプに陥っていた「天才」の少なくないなか、ヴェンゲーロフ
は年を追うごとに着実に成長しています。毎年のように世界の主要な音楽祭に招
かれ、ウィーンフィル、ベルリンフィル、シカゴ饗などの定期にひっぱりダコで、
室内楽ではヨーヨー・マなどやはり超一流奏者から共演の声がかかります。それ
でもなお彼は基礎練習を欠かしません。ステージでは自身たっぷりな彼も、普段
は音楽に対しても周囲の人々に対してもとても謙虚です。それは行動を少しでも
共にした人なら例外なく感じる彼の素顔です。

その強い精神力と音楽する喜びこそ、彼が生まれ持った才能といえるのではない
かと思うのです。少年時代、ほかのすべてを犠牲にして毎日欠かさず1日8時間〜
10時間ヴァイオリンを弾いていたという事実。わずか4歳のときに連日夜中の
2時までヴァイオリンを弾いていたという事実。レーピンよりも厳しい鍛練に耐
えたというブロン先生の証言。これらすべてが裏付けているように思います。

彼は音楽家である両親が逆に心配するほどヴァイオリンに熱中していたそうです
が、音楽を専門に目指す子供に限っても、マキシム少年のような子供は極めて稀
です。(五嶋龍君やゆきのぶ君がちょっと近いかもしれませんが…)

でも、そのような才能がのり移る方法がひとつあります。それは彼の演奏会に足
を運ぶことです。しかもできるだけ多く。そのうちに、「音楽する楽しみ」を強
く共有することができる特別なDNAを彼のオーラとなって受け取ることになる
のです。ヴェンゲーロフに強い影響を受けて、本気で世界を目指し始めた幼い卵
達を実際に何人か知っています。ゆきのぶくんもそのひとりですね。
ヴェンゲーロフは、そういうカリスマ性を、ヴァイオリンに目覚めようとする潜
在的「天才」少年に対しては持っているようです。

下に、sarasateの北見さんが「ヴェンゲーロフの奇跡」をご紹介なさっている
ページへのリンクを書いておきます。子供さんへの「動機」づけを考える上で
も大変参考になると思います。

http://www.interq.or.jp/classic/sarasate/book/vengerov.html

http://www.interq.or.jp/classic/sarasate/book/vengerov.html


趣味としてのヴァイオリンと職業としてのヴァイオリン 投稿者:Yoshi  投稿日:10月21日(土)23時04分48秒

佐々木さん、西尾さん、そしてみなさん、お久しぶりです。
西尾さんからの問いかけにあまり反応がないようなので、私自身の経験からコメ
ントしておきます。

習い事程度ではなく、将来、ヴァイオリニストになるつもりで本格的に稽古する
覚悟を決めたなら、ヴァイオリンの練習はそんなになまやさしいものではありま
せん。大きくなったらヴァイオリニストになりたいという強い意志を持つ子供で
さえ、ヴァイオリンの練習をさぼってしまいたいという衝動にしばしばかられる
のが普通です。

気が向いたときに好きなだけヴァイオリンを弾く程度でよければ、それはとても
楽しいことでしょう。大人になってから趣味として弾く人は、自分が楽しめれば
いいわけですから、それでじゅうぶんでしょう。それ以上の練習を強いられたら
逆に嫌いになってしまうかもしれませんよね。しかしながら、プロのヴァイオリ
ニスト、それも世界で活躍できるようなソリストを目指して本気でうまくなろう
とするのなら、楽しいと感じるレベルを超えた日々の鍛練が必要です。

私は天才や神童という言葉は嫌いです。ろくに練習せずして、もしくはなにか特
別な秘策をつかって技を身につけたかのようなニュアンスがあるからです。しか
し、猛練習なしに超絶技巧を軽々と弾けるようになった人などこの世にひとりも
いませんし、厳しい鍛練のなかにさえ音楽の楽しみを感じることのできる人こそ、
師匠から独立して、みずからの音楽をつくりだすことができるのだと考えます。

天才や神童といわれる子供は、厳しい鍛練に対する強い精神力とヴァイオリンに
向かう情熱を生まれつき持っているものです。そして、それを楽しいとすら感じ
ることができるのです。技術は天が与えたものではありません。一方、ヴァイオ
リンがとことん好きでいくら練習してもつらくないという性分は、生まれた環境
を含めて、ある意味で天が与えたものだということができるのではないかと思い
ます。

私自身も、厳しい鍛練を継続する精神力という面でみずからの弱さをこれまで何
度も痛感してきました。練習が好きになれたら、もっとうまくなれるのにと今で
も思います。自分よりうまい人は例外なく自分より厳しい鍛練を積んでいること
知っているからです。


イーゴリ・オイストラフのストラヴィンスキー 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)22時32分09秒

 今朝はストラヴィンスキーの「イタリア組曲」とかって曲をじっくり聴きました。
オイストラフの弟子のなかでは,イーゴリ・オイストラフがやはり突出しているなぁ
という感じはやはりします。
 親子だから当然じゃんと考えるのは大間違い。
 ワケあって,イーゴリ・オイストラフは18歳で初めて父親の弟子になったのだそうです。
 それまではメーレンブルムという人に習い,コンクールに優勝してから,やっとその後で
弟子になっています。立場としてはクレーメルや,スピヴァコフ,スタドラー,フデチェック,
フェイギンらとあまり変わらん,ということです。
(ゴリドシュテインはDFOの同僚というかライバルであり,そういう意味ではポリヤキンや
コーガン,ユリアン・シトコヴェツキーと並ぶ立場ですね。ブロンはゴリドシュテインに習い,
続いてDFOの弟子になり,イーゴリ・オイストラフの助手という立場です)
 
 つまりオイストラフ父子はかなり性格の違うヴァイオリニストなんですね。
 イーゴリのストラヴィンスキーの「ヴァイオリンとピアノのためのイタリア組曲」
(ドイツ語なので曲名が???)にはなかなか面白い特徴がありました。
 音の大小の差がものすごくある演奏なんです。(CDが壊れてるんじゃないかと
思えるほど)
 イーゴリは非常に感情の起伏の激しい演奏家で,ストラヴィンスキーをそんなふうに
表現するのは,何か時代を逆行しているのではないかしらと思ってしまいました。
 面白い曲で,聴いていてなぜか「破断」というコトバを思い浮かべてしまいましたが,
そんなコトバは広辞苑(CD-ROM版)に載ってないので,意味もないのですが,
DFOはこの手のやけくそな崩壊状態を思わせるような表現はかなり得意だっただけに,
イーゴリの感情過多のストラヴィンスキーはかえって古臭く思えます。
 その後のプロコフィエフの「メロディー」でも,イーゴリは作曲家の諧謔性と美学が入り混
じったような特殊な個性を表現するのにあまり適さない弓の「止め方」や,奇妙なほど
なげやりな弓の「抜き方」をします。
 おそらく当時はそのようなスタイルが新しいと思われたのかもしれません。
つまりあまりにも作曲家に寄り添うような父親の姿勢は,それ自体は立派なものでも,
弟子には息苦しく感じられるものであり,さらっと身をかわしたくなるような,
それ以外では太刀打ちする術がないように感じられたのかもと思われます。
 
 そうかと思うと,イーゴリは父とそっくりに弾くことも出来ました。
あえて,そうしたくなかったのだろうとも推測されます。


娘とはこんな話をします 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)21時24分25秒

 昨日だったか,娘に尋ねました。
「『大きくなったら何になりたい?』って学校で訊かれたことある?」
「な〜い」
「じゃぁ,小さくなったら何になりたい?」
 娘はえ〜っとか少し考え込んで,
「木登りする人!」

 う〜ん,なかなか名案だなと私は思いました。
 太り過ぎの私には木登りは憧れです。子どもの頃は木の上にうちを作りたいと本気で
思ったものでした。
 今朝,同じ質問を次男にしてみました。彼の答は,
「蟻の巣探検隊!」
 あ〜,そうだよね。俺も子どものときそんなこと考えたかもしれない,とウェンディのパパ状態。
(それにしても,私はひねくれた性格でスイマセン。素直に「大きくなったら何になりたい?」
と訊けばよさそうなものですが…)
 


そういえばうちでも 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)20時56分52秒

 そういえばうちでも4年生の娘が,長男と同じオケでフルートをやっています。
ヴァイオリン・パートはいつも不足気味なので,都心部に近ければ参加できます。
4年生からヴァイオリンを始めたという子どもしかいません。
よろしければいつでもメールでお問い合わせください。
まだホームページはないのですが,そのうちできるかも。
 レベルの高いジュニア・オーケストラというのは都内にもまだいくつかあると
思います。(学習院中等部とか?)
 我家で通っているのはできたてほやほやのオーケストラですので,もちろん
オーディションもあるはずもなく,気楽なほうなのだろうと思います。


エチュードとか 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月21日(土)19時07分50秒

 うちの子はスズキだったので春頃からカイザーの1巻からはじめて2巻に入ったところです。スケールもアルペジオもほとんど初めてで、怒られてばかりいます。
 いまはアンサンブルの練習でピアノクァルテット(モーツァルト)をやっています。
曲とエチュードやスケールの音程の取り方のレヴェルが雲泥の差だと云われてます。クァルテットを演奏しているとき(合わせはまだ)は本当に楽しそうですが、基礎練習みたいなものは小さいときからやり慣れてないせいかかわいそうなほど・・・です。


ピアノの発表会がありまして 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)18時17分56秒

 ピアノの先生が,発表会でもやろうという気になってくれまして,そのときに
何かヴァイオリンも弾いてほしいといわれ,兄弟二人で, BACH のドッペルをやらせる
ことにしました。
 長男は初見で弾けてしまいましたが,次男はまだ1楽章の半分ぐらいまでしか弾けません。
ヴァイオリンのいつものレッスンと違い,誰も教える人がいない状態で譜読みから自分で
やらなくてはならない曲なので,勝手に練習させていたら1ヶ月たっても1楽章の半分
も進まないのですが,まぁ次男にとってはきままな練習のほうが楽しいようです。
 ヴァイオリンはやめたはずの長男も,二人で合わせるのは楽しいようです。
 本当は,先生になんかつかないでこういうむちゃくちゃな練習のほうがいいかもとさえ
思えるほどです。楽譜はペーター版(オイストラフ)を使っています。
「暮までに1楽章終わればいいから」と次男には云っています。
(長男のときとくらべ,私もずいぶんと肩の力が抜けてるんですけど)


ええと, 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)18時05分02秒

 中1の長男は今年の3月2日からヴァイオリンを止めてしまいましたが,今日も
ジュニア・オーケストラに通って,小学生相手にヴァイオリンを教えたり(!)
しています。
  Mozart の3番や5番,ブルッフの1番,無伴奏パルティータの3番,ラ・フォリア
ぐらいが弾ける程度で人様に教えるなんてことをされると,いったい誰のために
月謝を払っていたのだろうという気持ちになるんですよ。でも,まぁ,ぐちはやめます。

 5年生の次男はこの夏に BACH の協奏曲1番が終わったところです。エチュードも
クロイツェルに入ったばかりで,長男のときよりもだいぶ進み具合が遅いです。
 でも音がきれいなのと,大きいのとがせめてもの救いです。
 あぁ,6時を過ぎてしまった。


いや,いいんですよ 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月21日(土)17時32分31秒

ずんぴさんこんにちは。
改行は適当に入れてください。
うちのも小学5年生です。
このあと少し書き込みますね。6時ぐらいまでにはなにか書いてみます。


ごめんなさい 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月21日(土)17時26分19秒

 自動改行の意味がわかりませんでした。はじめてだったので。読みにくくてすみません。以後気を付けます。


はじめまして 投稿者:ずんぴ  投稿日:10月21日(土)17時21分52秒

 ヴァイオリンを勉強中の娘を持つ母親です。
 この春教室を移って基礎から勉強し直しています。小4ともなると、
お友達が勉強に力をいれ始めたり、コンクールなんか観に行ったら
知っている子が出場していたりしてきゅうに周りが動き始めたなと
感じます。先生の言葉の端々にも将来のことが出てくるようになり
ました。
 かといってぼんやりとヴァイオリニストになれたらという夢を抱いて
はいる当人の練習は山あり谷ありで、母の私は、悩み多き日々を送って
おります。
 こちらにこんな気持ちを理解して下さる方いらっしゃいませんかあー。


2枚の新譜CD 投稿者:西尾  投稿日:10月16日(月)23時18分08秒

こんばんわ。

以前から気になっていた、高嶋ちさ子さんとダイアナ湯川さんのCDを買いました。

<ダイアナ湯川さん:天使のカンパネラ>
 写真見てびっくり!、女優の安達由実(漢字がわからん^^;)さんにソックリです。
 (ルックスの話はこっちにおいといて、と ^^;)

 彼女の父親は御巣鷹山・日航機墜落事故の犠牲者らしく、事故の翌月に彼女は生ま
れたんだそうです。その関係もあってか日本からのCDデビューとなりました。
 彼女の演奏はすでにイギリスで認められているそうで、使っている楽器が、
ニコロ・アマティとストラドということで、その注目度がわかります。

で、このCDの演奏ですが、15歳でこの演奏、いいですね、これからが楽しみの演奏家
だと思いました。曲目が割合とあっさりした作風の作曲家を選んでいるせいか、演奏も
自然とあっさりしていますね。がんばって欲しいです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<高嶋ちさこさん:シネマ・オン・ヴァイオリン>
 実は今回買って感動が大きかったのはこちらの方です。私が映画が好きなせいも
あるのでしょうが、一つ一つの映画のワン・シーンが頭の中に 甦ってくるようで、
「聞き手に訴えかける演奏」に感動しました。

で、彼女は最近話題にもなったジャズ・ヴァイオリニストの部類に入るんですって。
(あらまー^^;;)
CDの曲もアレンジがたっぷりなんですが、即興でないせいか「よく歌って」いるので
アレンジは自然と聞けて心地よいくらいでした。こういうジャズ・ヴァイオリニストな
ら私は好きですね。

私も習ったことがある「エデンの東」もあって、「おおー、プロが弾くとやっぱり違う
なあ〜」と感心しきり。シンドラーのリストもあり、ラカトシュとは違った演奏が聞け
ます。他にお勧めはゴーストとタイタニックもいいです。

「聞き手に訴えかける演奏」が好きな方にはお勧めできる演奏家です。
樫本大進、五嶋みどりファンの方は共感できる部分があるのではないでしょうか。

11月にはアニメ・ソングのCDも発売されるそうです。となりのトトロもあるのでどんなふうに楽しく演奏してくれるか楽しみです。

でわでわ。(^^)♪


LEAHY 他 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月11日(水)23時55分15秒

 Secret Garden, 小林靖宏, LEAHY, そして ENYA などいくつかヴァイオリンと関係のある
ケルティック音楽を以前にちほさんから教えてもらい、ずうっと感想を書けずにいましたが、
私は LEAHY がいちばん気に入りました。長男は Secret Garden, かみさんは ENYA とみんな
まちまちです。私自身、ENYA はいまいちぴんとこないんですよねぇ。きっとトシなんでしょ
う。小林靖宏のアコーディオンもおしゃれで好きです。
 MP3 にする過程でユーミンを聞き直してますが、私自身ユーミンの歌詞が特に好きという
ことはないながらも『チャイニーズ・スープ』なる曲は好きだなぁと思っていましたが、こ
の曲にヴァイオリンが入ってるのに今回初めて気づきました。(シンセ・ヴァイオリンかも)

 NHK のトップランナーでも先週ヴァイオリンとアコーディオンというピアソラのような
編成で歌っている人がいました。これもけっこう好きです。ただ私はやっぱり、コアーズの
DVD がほしいなぁ。
 

http://www.kazemachi.com/


返信 投稿者:西尾  投稿日:10月10日(火)23時42分08秒

こんばんわ。

お!、小川さん、お久しぶりですね、お元気そうで何よりです。(^^)

まあ、子供の頃に真剣に習い事をやったことがない私からすれば、一般論くらいしか
話すことができないのですが、それに経験者の方が同意されたのは嬉しいです。

>子供のとき習っていたか否かに関わらず、大人になって始める人は、趣味として弾く
>わけですよね。その点では確かに動機ははっきりしています。

そうですね。私も習っていますが動機ははっきりしていますね。

>ヴァイオリンの練習って、やっぱりきついものですから、ヴァイオリン
>よりも好きなものができたり、関心が他へ移るともうダメですね。

これを佐々木さんは心配しているのですよね。宗教等で環境をある程度、鎖国状態に
しておかないと、他に関心が移ってしまうんですよ。特に日本には、TVゲーム、野球
映画等々、それこそ何でもありますから。

>そんな子供の6時間と趣味で始めた大人の6時間って、比べ物にならな
>いくらいの密度の差があって、まったく次元が違うもののように思います。

そうですねー、まず、「忘れません」ね。私のような大人の場合、一月前に暗譜した
曲を弾いてみよう!、なんて言われたら、「?」が増殖しますね。(笑)。
でも小さいときに習っておいたら、大人になってもさっと弾けますからね。
記憶力にしても、成長のスピードでも格段に違うと思います。

やっぱり習い事は小さいときに!、ですよ。

でわでわ。


Chamber Orchestra of Europe 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月 8日(日)09時27分25秒

 一昨日、アムステルダムのハンノ・デ・コーゲルさんという方から突然英文のメールが来ました。
私の名前は、オイストラフのメーリング・リストで見たそうです。ところが、コーゲルさんの名前は
メーリング・リストのメンバーのなかに見当たりません。
 アムステルダムといえばひょっとして先日ナウム・グルーベルトのアムステルダムの音楽事務所に
メールを出したので、その関係者だろうか?(ヴァイオリニストのイリヤはやはり兄弟でした。ラト
ビア生まれのヴァイオリニストってなんか凄そう。ハイフェッツだってその南の隣国リトアニアだ)

 メールの内容はたいしたことではありません。10月22日に諏訪内晶子と一緒に日本に行くけど、オ
ランダの電話のモジュラー・ジャックと日本のは同じか? というものです。手短かに教えてほしい
と書いてます。
 手短に、といわれてもこれを調べるのに半日費やしてしまいました。まずNTTの 116 番に問い合わ
せたら「まず無理でしょう」と言われてしまいました。電話とモバイルの接続口の形状は自由化され
て以来世界中に40種もあり、例えば宿泊するホテルによってまちまちだそうです。
 つまりオランダ人が来日して自国にメールが送れるかどうかは、宿泊するホテルの電話口の形状と
そのホテルが設置したターミナル・アダプタを調べる必要があるとのことでした。
(こんな面倒なこと、諏訪内晶子に訊いたほうが早いんじゃないかと思ったんですが)
 そこでコーゲルさんの名前を検索すると「ヨーロッパ室内オーケストラ」のヴァイオリニストであ
ることが判明しました。私はてっきりアムステルダムの件の音楽事務所「ドノバン・プロダクション」
のスタッフかと思っていたのですが。
 さらにこのオーケストラは10月29日に 横浜みなとみらいホール でアルゲリッチの伴奏を勤める
ことも判明。私はホールに電話し、オケのメンバーがどこのホテルに宿泊するのか聞き出そうとしま
したが判らず、ホール周辺のホテルに電話したりしましたが、わかりませんでした。
 しかたなく新宿のビックカメラに電話。電話の接続口を変換するアダプターはオランダと日本の場
合ミヨシというメーカーから¥1,080 で4階で売っているということをつきとめました。
 このビックカメラのホームページが日本語しかなくコーゲルさんに地図を添付してあげたくともで
きません。日本語の地図にPhotoshopで英文を書き込み、添付してあげることになりましたが、これ
が大変な作業でした。まず店名が、Bic Paso-Con-Kan Shinjuku Tohnan-guchi-ten なんて具合で
Tohnan-guchi は「東南口」という意味だとが、説明してあげました。
 この画像をウィンドウズ機でも開けるように圧縮するとか普段あまりやらない作業の末、他にもい
ろいろな資料とともに送ってやりました。(私はアムステル大学のモニカ・ハゲット教授も好きだと
か、オイストラフが客死した地だとか、ヴェンゲーロフも住んでるとか)
 午前中いっぱい費やし、午後には早速「ファンタスティック!」とかいって返事が来ました。
 添付した地図のおかげで「ひとりで買物が出来そうだ」ともあり、今度はデジカメを買いたいそう
です。メーリング・リストのメンバーなら我家にご招待したいところですが、今回はそこまではしま
せんでした。しかしヨーロッパ室内オーケストラは、アバド指揮プラシド・ドミンゴのバックを勤め
てレコーディングしたり、またCDも出ているようで、かなりの名門のようです。
 うちのかみさんなんか、デジカメの買物につきあってあげるからうちのポイント・カード使ってと
か云ってます。う〜ん、ビジネス・チャンスだなぁ〜。


Re: 動機 投稿者:小川  投稿日:10月 6日(金)22時23分31秒

西尾さん、私もそう思います。
子供が何かに夢中になるときって、ただそれが好き好きでしょうがないからとか、楽しくて
しょうがないからなわけで、まだ物心つかない子供にとって、宗教なんてまあぁ意味を持た
ないでしょう。

ヴァイオリンに異常な関心を持って、放っておけばそれこそ何時間でもヴァイオリンと戯れ
ているような、そんな子供が、神童といわれ、世界で活躍するソリストになるのでしょうね。
始めるきっかけも、自分からヴァイオリンを習いたいと親にせがむよう子供。
ヴァイオリンばかり弾いて勉強しないといって親が心配するような子供。
重要なのは「習わされている」ではなくて「好きだから習っている」と感じることなのだと
思います。世界中でごくわずかでしょうけどね、そんな子供。

もちろん、そんな子供でも小学生や中学生くらいになって、ひとりの天才少年として人前で
演奏を披露するとなると、その目的に徹した極限の訓練を強いられ、泣き出してしまうこと
も少なくはないのでしょう。

ただ、途中で挫折した私の経験からいえることは、子供自身の熱意を超えて親のほうが熱心
になってしまった場合って、先が見えてしまうと思います。つまりいやになってヴァイオリ
ンを習うのをやめるか、続けて上達のスピードが衰えるという親にとっては、最悪の不幸な
結果が待ち受けているわけです。残念ですが、日本ではほとんどがこのケ−スのようですね。
それともうひとつ、ヴァイオリンの練習って、やっぱりきついものですから、ヴァイオリン
よりも好きなものができたり、関心が他へ移るともうダメですね。

幼いころヴァイオリンを習っていたけど、中学ぐらいでやめてしまい、大人になってまた趣
味として始める人が最近増えているそうですね。

子供のとき習っていたか否かに関わらず、大人になって始める人は、趣味として弾くわけで
すよね。その点では確かに動機ははっきりしています。だから逆に毎日8時間も猛練習する
人などきわめてまれでしょうし、仮にそうしたところで、大人から始めたのでは世界の桧舞
台で活躍するようなソリストにはまずなれないわけですから、そういう意味で最初から割り
切っているように思います。

子供はあきやすいといわれますが、好きなものに熱中するときの子供の集中力って逆に物凄
いものがあります。そんな子供の6時間と趣味で始めた大人の6時間って、比べ物にならな
いくらいの密度の差があって、まったく次元が違うもののように思います。


iSubを買いました 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月 6日(金)16時58分45秒

 なんだかんだ買ってばっかりですが、さっき秋葉原近くの会社へ行く用事があったので
¥9,980という値段なので買ってきました。
 iMac (DV) はとても音がいいのですが、このサブ・ウーファのおかげで協奏曲でも
十分鑑賞に耐えます。
 全部透明のたこつぼのようなものをクラヴィノーヴァの下にセットしました。
 なかでほんのり明かりが点くので、ゴキブリが入り込んだら天井に巨大な影が!
 しかしホントいい音です。ユーミンの CD をぜ〜んぶ MP3 にしてオール・シャッフル
させるのが目的ですが、今日は5枚ぐらい MP3 に変換しました。
 我が家にCDは200枚ほどしかありませんので、年内にはぜ〜んぶハード・ディスクの
なかに入ってしまうと思います。これって、革命的大発明ですね!

http://www.harman-multimedia.com/


Re2:動機 投稿者:西尾  投稿日:10月 3日(火)23時41分35秒

こんばんわ。

なんか前回の投稿は本題からすこし外れていってますね。(^^;)(←反省)

で、動機なんですがこれはあれですよ、三味線を弾くのにも「日本人だから」という理
由だけでは続けられないですよね。宗教も理由の一つかと思いますが、やっぱり子供に
は弾いていて楽しいとか、好きという理由が一番だと思いますがいかがでしょう。

いくら考えても答えは出ないのでこういう場合、経験者のお話を聞くのが一番と思います。そこで皆さんに少しお願いしてみます。

このページをご覧になっている方で、幼いときからの習い事を今でも続けている(クラ
シックでなくてもok)人に経験談をお聞きしたいのですが、良ければ投稿願えません
でしょうか。「私はこういう理由で今でも続けることができています」という感じで
okですので。

よろしくお願いします。


Re;動機 投稿者:佐々木公明  投稿日:10月 3日(火)12時17分12秒

 >中には胎教で
 
 胎教などはうちもさんざんやったのですが、問題は宗教だと思います。
 最近はあまり読書しませんけど、ヘッセの小説を読むと(まぁエッセイだとクライスラーの
演奏会の様子など出てくるのですが)主人公がなんだかワケの分からん悩みを悩んでいて街を
歩いていると突然教会の塔の上から BACH のメロディが降ってきて雷に打たれたようになった
シーンとか、そういうことが日本では起きないし、留学したからといって宗教心がなければ単
に街に BACH の音楽が溢れていてさすがドイツだとか感激するだけです。
 私自身、ヘッセの小説なんか青臭いと思ってるんですけど、正直なところ『春の嵐』の主人
公がいったい何を悩んでいたのかということが理解できないんですね。(クリスチャンの人な
ら、判るのかも)
 もちろんアジア人のスピリッツを高揚させるということも大事で、アジア人はアジア人のク
ラシック音楽を自信を持ってやればいいというのも分かるんですが、それなら三味線だってい
いわけで(実際『ロバの音楽座』のフィドルのお姉さんなんか今年は三味線だったんですが)
「なぜヴァイオリンを極めるか?」という動機としては弱いんですよね。
 
 私のように仕事中にダルブッカを叩いているようなお気楽な人間でも、その楽器のふるさと
のことやパレスチナ問題とか気にはなるんですよね。で、紛争のニュースとか伝わってくると
「 BACH をやるにはまずクリスチャンの洗礼を受けなさい」とか気楽に言ってた自分が恥ずか
しくもあり、アジア人としては本当にどういうふうに動機づけすればいいのか難しいなぁとつ
くづく思います。

 話が変わりますが、オイストラフの誕生日は9月13日という説がありました。これは革命前の
帝政ロシアが「ジュリアン暦」というのを使っていたからだそうです。「グレゴリアン暦」に
なったのは1919年からで、それに換算すれば30日になるということです。
 ハイフェッツ(リトアニア生)やミルステインなんかの誕生日も、ちゃんと換算されている
んでしょうかね?
 宗教じゃないけど、革命で自分の誕生日も変わってしまうなんて、ホントもうすぐ21世紀とは
思えない話ですよね。
 ヨアヒム・ハルトナックの予言によると2001年の1月1日にはヴィブラートがなくなっている
だろうとのことですが、この日がもうすぐなんですよね。(『二十世紀の名ヴァイオリニスト』
41ページ/白水社刊)

 次男はヴィブラートでは未だに悩まされています。オイストラフが92歳になった記念すべき9
月30日には、次男は『クロイツェル』のエチュードに進みました。あと2年もすれば次男は今の
長男のレベルに追いつくことになります。
 親としては、もうどうなっちゃうんだろう、と気が気ではありません。
 


動機 投稿者:西尾  投稿日:10月 2日(月)22時33分53秒

こんにちわ。

>NHK の朝の連続テレビ・ドラマ、あれを観ないでくれって、私は主張してるんです。
     −−−−8< カット −−−−
>そのときにヴァイオリンを選ぶ子どもって、朝の連続テレビ小説のある国に現れるん
>だろうか?なんて思うんです。

ん?、そうですか?。オープニングのテーマ曲は生の楽器を使っているので、生の音色
に触れるという点ではいいかな?、と思いますけど。
(矢部達哉(vn)とか、宮本文昭(オーボエ)とかの一流演奏家ですしね)

矢部さんのVnを聴いてヴァイオリンファンが少し増えたのではないかと思うことも
ありました。

でも、まあ佐々木さんがおっしゃりたいことはわかります。クラシック演奏家たちは
生まれたときから、クラシックがあって当然のような環境の中で育っている、と言うこ
とですね。中には胎教で聴いていた人もいましたね。やっぱりそういう環境が左右する
のかもしれません。

>そういう子どもがジャズ・ヴァイオリンをやったりロック・ヴァイオリンをやったり
>してくれればいいなとも

うーん、そうですね。それはいいと私も思います。トッププロになれなかったといって
学んできたものを捨てることはもったいないです。
 引き合いにだすとファンに反感買うかもしれませんが、例えば葉加瀬太郎がいます
ね。クラシックをロック調で演奏して結構ウケました。
 この人の場合、ヴァイオリンの魅力(歌うこと)を前面に押し出して演奏しているこ
とがいいところです。
 
 こんな話題に私個人の話をするのは恐縮ですが、私ねー、個人レッスンの先生にも
いわれるんですよ。「もっと曲のイメージをを考えて練習しなさい。右手を上下させる
だけの感情がないVnを弾くのなら、パソコンにでも演奏させておいたらいいでしょう?。
Vnは右手が重要」と。私ね、いい先生に付けたなー、とつくづく思うんですよね。

 で、話を元に戻して(^^;)、ジャズでもロックでも、ヴァイオリンを弾くからには
感情を表現できる部分・方法はあるはず、ということを言いたいんですよね。
クラシックのトッププロが演奏するような感情表現でなくてもいいんですよ。自分なり
に表現しようとさえしてくれれば。

今ね、バーンスタイン&ウィーンフィルのエニグマ「謎」/エルガー(POCG-30027)を
聴いているのですが、その10楽章なんかは「うわー、クラシック聴いててほんっとに良
かった」と思わせる演奏ですね。好きなんですよ、こういう演奏。(^^)

>3月にヴァイオリンをやめた長男も8月には近くのジュニア・オーケストラへ出向い
>て、またヴァイオリンを弾いているんです。

お!、そうですか、良かったじゃありませんか。(^^)
道楽だ、なんて言わずに見守ってあげたらいいじゃないですか。
アイザック・スターン曰く、
「幼少の頃に音楽教育を受けた子供は、そうでない子供に比べて頭の回転が速い」そう
ですよ。演奏に接してさえいれば、決してムダにはならないと思いますよ♪。

でわでわ。(^^)