ヴァイオリンチャットのかわり

17日はたぶん向井滋春with弦at新宿PIT INN,昼はピアノの発表会


先ほどは書き込み有難うございました 投稿者:ザビエル  投稿日:12月30日(土)23時24分59秒

ザビエルと申します。
佐々木さん、先ほどは書き込み有難うございました。
ヴァイオリンチャットを運営なされておられ、とっつあんさんの紹介だったのですね。
ザッパの話題が出ていたので、少しコメントさせてください。
私自身プログレ系なのですが、ザッパに関しては直接的に関わっておらずお恥ずかしい
のですが、最近Ensemble Ambrosiusの「The Zappa Album」というザッパの曲を
古楽で再現しているアルバムを買いました。なかなか味のあり面白い作品だと思いますが、
おとなし過ぎてパワーは感じられませんでした。原曲を知らないので比較できないのが残念ですが。
ただ、以前に買ったEnsemble ModernのThe Yellow Sharkの方は素晴らしかったという印象が
あります。そして、私のお薦めはブラジルのザッパといわれるARRIGO BARNABEの
「TUBAROES VOADORES」です。機会があれば一度お聴きになってはいかがでしょう。
それでは失礼します。


I'll Never Be The Same 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月30日(土)15時19分06秒

「もう,この世界も同じじゃないわ」
 音楽上の僚友,レスター・ヤングの死に接したとき,この曲こそがビリー・ホリデイの気持にもっとも近いだろうといわれた。

 20世紀に亡くなった多くの巨星を思いつつ。


ちょっと覗いてみてください 投稿者:とっつあん  投稿日:12月28日(木)19時06分38秒

こんにちは。
知人が先日、ネットのCDショップを立ち上げました。
プログレ系です。
よろしかったら、覗いてみてください。
URLは・・・・

http://x-rec.com/


わからないー!! 投稿者:とっつあん  投稿日:12月26日(火)23時59分13秒

こんにちは。
なんだか、ご指名されちゃったもんで・・・・

最近、来日されていたオレグ・クリサさんのシリーズですね。
内容までは、ノーチェックでした。
残念ながら、ほとんど知りません。
アレンスキーの名前くらい。
コンチェルトのCDはもっていますが・・・・
(Vn:アーロン・ローザンド)

よく知られていない作品・作曲家・演奏家などについて
再評価という言葉が使われますが、考えてみるに、すごく
ゴーマンな言葉のように聞こえます。
作品など自体は、ずーっと前から存在しているのに、
受容する側の感性などが、追いついてきただけのような気がします。
何かもっと適切な言葉ってないですかねえ。
メトネルのCDに再評価という言葉が多用されていたので、
ちょっと?????と思いました。


古楽器による『アンクル・ミート』 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月26日(火)10時38分08秒

 フランク・ザッパの「ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション」時代の傑作
アルバムが『アンクル・ミート』です。が,ここでは以下のアルバムのジャケッ
トをクリックしてみてください。(曲が聴けます)

  Weasels Ripped My Flesh
(邦題『いたち野郎』)

 どこにストラヴィンスキーのテーマが入っているのか私にはさっぱり未だに
わからないのですが,高校時代の私はこのようなノリノリのロックに夢中でした。

 これに似たZAPPAの曲で,高校2年の学園祭では『白雪姫』の劇音楽を担当
してました。主に『アンクル・ミート』から曲を拝借してました。
 このとき毒リンゴ売りのお婆さん役をやっていた石川君は,現在東京都稲城市
の市長をやってます。演出の不手際で,小人のひとりが,
「あっ,お婆さんだ!」
 と下手を指差したんですが,石川君は上手に下がっていて,しぶしぶ上手から
登場したのが,未だに爆笑ものの思い出です。
 この登場シーンにも,アイアン・バタフライなど何かプログレの曲を流しまし
た。

 いずれにしても,暴力バロック音楽ともいえるザッパの音楽が,21世紀に古楽
器で伝わるのは感慨深いです。このCDも買えそうもないのですが,どなたか聞い
たら感想をください。

http://www1.plala.or.jp/murasaki/zappa_files/page1.html


コンテンポラリー・ダンス 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月26日(火)09時15分14秒

 うちのヴァイオリンの先生の娘さんが,子どものときから習っていたバレエ
を活かして,コンテンポラリー・ダンスというのに挑戦しています。
 1月には三軒茶屋のほうで公演があるので,見に行く予定です。伴奏はジャ
ズなのですが,踊りそのものも即興で,レッスン時にはそのような「振り」を
なぜしたか口頭で説明しなければならないような,思索的な訓練も含まれるの
だそうです。
 バレエはTVで見るぐらいで縁がなかったのですが,先生の娘さんのほうから
ジャズっぽいものに近づいてくれたような気がして嬉しいです。
 竹屋啓子コンテンポラリー・ダンス・カンパニーという集団の公演に呼ばれて
のパフォーマンスになるようです。
 その「竹屋啓子」を検索したら,ミルフォード・グレイヴスの名前でもヒット
したサイトがありました。今年もニューヨークの診療所から山梨県のなんとか
村に来てドラムを披露するようです。
 カゼをひいたら枕元でドラムを叩いて治療するという,「病は気から」でなく
「病は心臓の鼓動のリズム変調から」を実践する前衛ジャズの偉大なドラマー
なんですが,すっかり山梨が気に入った様子。(以前NHKでも放映したんです
よ)

 コンテンポラリー・ダンスの世界は,こんなへんてこな世界とも繋がってい
るようです。


メトネル〜ヴァイオリンを片手に 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月26日(火)08時46分38秒

>とっつあんさん
 凸庵さん購入のメトネルの室内楽選集は2枚あるんですね。以下のサイトで
表示を50件にするとまん中へんに出てきますが,ここにある『ヴァイオリンを
片手に〜ロシア編』にもかなり珍しい曲が入っていますね。シチェドリンの
「ユーモレスク」なんて聞いたこともない曲がいっぱい。
 他にも,
 アファナシェフの「告白」
 リヴォフの「カプリース」
 グレチャニノフの「後悔」
 アレンスキィ「セレナーデ」「スケルツォ」
 ジフ「夜想曲」

 なんて具合。もし聞いたことがあったら教えてください。

「イタリア編」では,
 ペトラッシ「影への賛歌」
 ベリオ「セクエンツィア」(名前だけは聞いたことあるけど)

「東欧編」になるともう…,
 バルカウスカス「無伴奏パルティータ」
 スタンコヴィチ「ウクライナのトリプティク」
 シリヴェストロフ「ポストルーディア」
 シマノフスキ「神話」(これは有名)

 てな感じで,ほとんど未知の世界。なんかみんなで手分けしたくなります。

http://www.dml.co.jp/classic/catalog/triton_cdlist.php3


斎藤充正ウェブ・サイト 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月24日(日)09時45分30秒

 わかりやすくいうと,日本で最もピアソラに詳しい人のサイトです。
私にとっては,ここで勉強しないといけないことがゴマンとあるような,
そんな魅力に満ちたホームページです。とはいえ,まだ出来たばかりの
日本語サイトなので,乞うご期待,というところでしょうか。
 正月休みにじっくり覗いてみたい場所です。
(情報提供=バルトークの孫さん)

http://www14.u-page.so-net.ne.jp/da2/mitsu-sa/index.htm


忘年会シーズンですね 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月24日(日)09時34分20秒

 12月31日はたぶん池袋ミッテンヴァルト(地図 )の忘年会へ行けたら行きます。
ひさしぶりに行こうと思っている方は,引っ越してますので場所を確認しましょう。


メーリング・リストからの情報 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月22日(金)20時49分09秒

 うん,まったく,タイトル通り。
イラストがなかなかかっこいい。
内容は英語だから,よくわからんけど…。

http://www.unife.it/lavilla/Violin.html


BACH のドッペル 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月18日(月)08時56分41秒

 成城学園前の大きなお屋敷で,ピアノの発表会をしました。子どもたち三人は,
可もなく不可もなくのピアノを弾きました。
 長男は三枝成彰の『フォスターさんちの草競馬』でした。(まぁ,ジャズですね)

 ピアノの先生と男の子二人で BACH のドッペルを披露しました。
 次男が1st. です。
 二人の男の子たちがヴァイオリンを始めた4歳の頃,とりあえず
兄弟でドッペルを弾いてもらうのが私の夢でした。
 中1と5年生でそれが実現できたのは,まぁ…,めでたいことです。
 次の夢はフルートの娘を混ぜてブランデンブルグの4番でしょうか?
 
 私は「ピアノの発表会など興味ないから行かない」と言いはってたのですが,
お金持ちのお屋敷も見学できたし,良かったのかも…。

 おかげで〆切り3本抱える月曜の朝,つまり「今」は居直り状態です。
 そのあとの新宿 PIT INN の向井滋春プラス弦楽四重奏団のピアソラ演奏もすごく
良かったのですが,レポートはまた後日に。
(23日,京王線柴崎駅前『さくらんぼ』,24日青山『ボディ&ソウル』でも弦楽四重奏
共演します。どなたか向井滋春のトロンボーンの咆哮に「耐えて」みたいという方が
いらっしゃればご案内します)
 ↓ 向井さんのサイト。(CD 買わなきゃ)

http://www2.saganet.ne.jp/mannen/mukai.html


ひとみさんへの返事 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月17日(日)08時40分16秒

 以下は今朝,私がひとみさん宛に書いたメールの全文です。
 また雪の季節がやってきました。
( )内の文字はこの掲示板で追加した注釈です。

------------------------------------------------------
 http://www.egroups.co.jp/message/davidoistrakh/424

↑ フェイギン先生にここを教えるか,見せてあげてください。

 私は英語は出来ませんので翻訳ソフトを使った妙な英文になっています。
ときどき意味不明の翻訳になってしまうのですが,学力がなく(パーなので)
それさえも気づかないで,恥ずかしげもなく英文を公開しています。

 ただこのときは,なんだか雪の話が妙に世界中の人にウケまして,
その後にMLのオーナーであるポール・ジュファン(ゲッフェン?)の
「Re:Snow」なんてレスがついてまして,そのあと別スレッドでオーストリアで雪のなかで
自転車に乗ってるぞーとか,ぜんぜんフェイギン先生ともオイストラフとも
無関係な話(別スレッドの)が続くのが,なんだか面白いんですね。

 まぁとにかく今でも雪が降るとフェイギン先生のミヤスコフスキーを
聞きたくなるんですよということが云いたいのですが…。
(グリゴリー・フェイギンのミヤスコフスキー協奏曲はオイストラフに
捧げられた)

 そんなようなことを,よろしくお伝えください。
 単なるファンの一人としてそのように憧れておりますということです。
 お会いしても会話もままならないので,私としてはフェイギン先生に
花束代わりのLPが届いたというだけで満足です。
(オイストラフに花束を届けることは物理的には出来ませんので)

 また,何かフェイギン先生がらみの催しがあったら是非
駆けつけますので,ご案内ください。

 実際のフェイギン先生の現状は,LPを録音された全盛期の頃の実力に
もしかしたら届いていないかもしれませんね。
(私は過去のメールでフェイギン先生の実力をオイストラフの弟子のなかで
最高。現役ではクレーメル以上! と書きました。ミヤスコフスキーの協奏曲は
ステレオ録音された同曲のなかで最高レベルと今も思っています。モノラル
録音しか残さなかったオイストラフの特徴を忠実に「模写」した演奏としても,
私にはよくぞここまで師匠の気持を継ぐことができる演奏が出来たものだと
感激しているわけです)

 年を取ればそんなこともあるでしょうし,そういうことすべてを含めて
オイストラフに捧げられたフェイギン先生の気持を,私も応援したいと
思っています。

(以下のURLはちょうど1年前の雪を迎える季節に,ジャンプします/上の
と同じサイトですが)

http://www.egroups.co.jp/message/davidoistrakh/424


M・フィフテンゴリッツ/メモ 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月10日(日)10時44分28秒

 再びエテルナ・トレーディングの通販カタログより

 M・フィヒテンゴルツ  Mozart 7番協奏曲 K.271a
                アダージョK.261
 メロディヤ原盤 ¥10,000
 指揮はオイストラフです。とても手が出ませんが,ここにメモします。
 下は私自身のサイトです。(意味不明の英語はご容赦。今となっては私自身も
わかりません)

 背の高い,大柄なヴァイオリニストだったようです。

http://www01.u-page.so-net.ne.jp/ta2/quniqo/golidosh.html


Makanowitzky検索 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月10日(日)09時09分40秒

 クリーブランド音楽院 のサイトがなんだか楽しげ(?)です。
 ヴァイオリン科のダヴィド・アプデグラフ(?)教授の経歴にマカノヴィツキーの
名前がみつかりました。
 ここは前にも来たことがあるなと思ったのですが,モスクワ音楽院でオイストラフに
師事した人たちのリストを辿り,ヴィクトル・ダンチェンコ教授(現カーティス音楽院
教授)の経歴を調べたことがあるサイトでした。

http://www.colburnschool.org/pages/faculty.htm
(↑ ここも楽しげ。しかし超重い。最近のアメリカのサイトは ISDN でも重い!)
http://www.colburnschool.org
(↑ トップページはそんなに重くないけど…)

 東京カルテットのメンバーだった原田幸一郎が師事した
と ↓ ここにもありました。ドロシー・ディレイ,イアン・ガラミアンの同僚だったわけですね。
http://www.aspenmusicfestival.com/html/catalog/artist_faculty.html

あとは以下にもヒットしました。
http://www.stolaf.edu/depts/music/faculty/strings.html
http://www.tmo.org/artists27.html

 要するにジュリアードの教授だったわけですね。


オークション…だとか/マカノヴィツキー 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月10日(日)07時55分19秒

 昨日,エテルナ・トレーディングから送られてきた通販カタログにオークションの
お知らせが載っていました。
「今世紀最後のお宝」と銘打って,

 Paul Makanowitzky  vn.
 Noel Lee         pf.

 なるアルバム。曲はブラームスのソナタ,1番,2番を収録した LP です。
 レーベルは仏LUMEN レコード番号 LD3428
 オークション価格は 13万円より。

 もう1枚あります。こちらも同じ顔ぶれでレコード番号 LD3429
 曲目がブラームスのソナタ3番と,ホルン3重奏曲で,
 やはり 13万円から。

 2枚で 26万円。誰が落札するのでしょう…。
 
 …。

 何人かに聞いてみたのですが,マカノヴィツキーというヴァイオリニスト,
知っている人がいないんですよね。
 どなたかご存じの方,ご教授ください。


クロイツェル教本の3番 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月 9日(土)16時40分22秒

 次男は今日やっと,クロイツェルの3番を合格しました。
タン/スラー/タン とうい小節があったり,
スラー/タン/タン とう小節があったり,
いろんなパターンの切り替えをノーミスでやらなければなりません。
最後はテンポを上げてやってみようということになり,何度もなんども間違えては
最初からやり直し…。
「急ぐ」のと「速いテンポ」とは違う,とか云われ,そういう指摘は
もはや弾いている次男本人じゃないと,横で見てるだけの私には「理解しがたい感覚」に
なりつつあります。
 とはいえ,しゃかりきにやっていた今年の2月ごろまでに比べれば,のんきなものです。
 このような方針がいいのかどうかは,私にはわかりません。

 曲のほうも,クロイツェルの協奏曲の1楽章の最終仕上げに入りました。
とはいえ,まだまだ間違いが楽譜1頁に10箇所ぐらいあり,1楽章全体で50箇所以上ありそう
です。とても子どもに覚えられる個数ではありません。
 でも,習う子どもは,それを一つひとつしらみつぶしに覚えていかなければならないわけで
すよね。これも,実際に弾いている子どもは体で覚えていくのかもしれません。
 50箇所ぐらいあったはずなのに,楽器を弾かない私が覚えている箇所はせいぜいひとつか
ふたつです。
 ポジションを上がらなければならない箇所。
 次のフレーズをダウンで弾き始めたいのでスラーを分けなければならない箇所。
 G 線だけで弾かなければならない箇所。
 弓を節約して上半分だけで弾かなければならないような箇所。
 リソリュート! 決然と! ここは弓先なのにリソリュートしなければならず,
音量がなぜかダウンボウで小さくなってしまう癖を直さなければならないこと。
 途中にトリルが入る下りの音階なのに,トリル直前でスラーを分けなければな
らない箇所。
 
 うーん,スラーのかけ違いだけで30箇所ぐらいあったとして,私にも思い出せない
ことがあと10個ぐらいある。
 ほかに弾き方の注意,弓をつけて始める始め方とか,音階の途中でクレッシェンドして
すぐディミュニエンドするような,まん中をふくらませるような弾き方とか,エチュード
でやったように集中力を発揮して速く弾かなければならない部分とか,そういう曲想に関
したことまで含めたら,またあと50個ぐらい注意点が増えてしまう。

 あぁ,あとなんといってもヴィブラート,もっとも高い音にもすべてヴィブラートをか
ける。
 開放弦を織りまぜる箇所。指をトンネルさせ開放弦を織りまぜる箇所。ろりんまぜ〜る!

 こうして列挙してみると結構思い出してきたけど,実際に毎日のレッスンで次男にこれ
らのことがいちいち思い出せるのだろうか? 仕事しながらそれを聞いている私に,これら
ほとんど3小節に1回は出てくる問題の箇所を見張ることが出来るのだろうか?

「見張る」で思い出した。私はジミヘンの All Along The Watchtower という曲が大好きだ。


『無題』/Coba〜戸川純 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月 9日(土)10時30分38秒

 10月11日書込み「小林靖宏のアコーディオンもおしゃれで好きです」というのは
Cobaのことだったんですね。昨日,スタジオパークを見たらわかりました。
 Cobaのライブの模様が出ていましたが,そこに戸川純がゲスト出演していたのも
驚きでした。ジャニスで借りてきた『極東慰安唱歌』というアルバムの中に『無題』という
曲があり,その歌詞が好きです。曲はアンデス民謡とのことなんですが,戸川純作詞の最後の部分は
こんな感じです。

 騎馬の民の声海流に乗っては
 聞こえ来るよ
 響く波の音 鳴くように

「泣く」ではなくて「鳴く」というのが面白いです。私はけっこう真面目に
人はなぜ歌うのかということを追求しているつもりですが,戸川純にとって
歌うことは「鳴く」ことなんだと,少しわかったような…。
「吠える」というイメージに近いんですね。けっこう動物的かも。
曲名が『無題』というのもなんとなく…という感じです。「歌う」という行為
自体にはタイトルをつけにくいんでしょうね。


国連ユニセフ音楽特使 投稿者:kojima  投稿日:12月 6日(水)00時39分53秒

 そうですよね。ユニセフの仕事をみすから進んですることは、結局その人のつくりだす音楽に
かかわることになるいと私も思います。そして、マキシム・ヴェンゲーロフこそ、その国連ユニ
セフ音楽特使に音楽家として世界ではじめて任命されたのですね。1997年、ヴェンゲーロフさん
が23歳のときでした。こうして、音楽家が世界の子供達を音楽によって幸せに導くことができる
ことを世界ではじめて世に示したのがヴェンゲーロフさんなわけで、そのあとに続く音楽家が現
れているのはうれしいことですね。

 ヴェンゲーロフさんベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が、今生で聴くことのできる最上の
ものであると誰もが認めるほど素晴らしい音楽なのは、そうしたことと決して無関係ではないの
でしょうね。


二村英仁 投稿者:佐々木公明  投稿日:12月 5日(火)17時49分20秒

 BSで五月ごろ放映されたものを,お借りしてやっと見ることが出来ました。冒頭の
ラフマニノフの『ヴォカリーズ』がいいですね。歌い回しに癖がなく,素直で好きです。

 最初は現在話題のイスラエル,パレスチナ紛争の戦場でのコンサート。二本目はサラ
エボでの,戦争で傷ついてよれよれになってしまったオケをバックのチャイコン。
 サブタイトルが「音楽にできること」というのですが,素直に「ヴァイオリニストに
できること」と読み替えて,やっぱりヴァイオリンという楽器と戦争とを考えさせられ
ました。

 最近,次男が買ったお菓子の中になんだか「豆知識」のようなことが書いてあるのを
見せられて知ったのですが,「手ぐすね」という言葉の語源は,「くすね」なる植物の
根からとった成分と松やにを混ぜ,弓に塗って敵を待ち受けること,なんだそうです。
 松やにって,あの弓矢の弓にも塗るんだなぁと感心した次第。

 先週,次男のレッスン・ノートに私が書いた注意書きは,

「弓 を 強 く 張 り す ぎ な い こ と」
 ↑   ↑   ↑
ゆみ  ゆみへん ゆみへん           → じみへん

 なんてことでした。

 いつもテクニックのことばかり書いていますが,ヴァイオリニストの社会参加
という問題もないがしろにできないですよね。
 私は政治の話は苦手ですが,二村英仁のようにユニセフから音楽大使の称号を
もらって活動することは,結局その人が作る音楽にも深くかかわることになると
思います。
 メニューインなんかはかつての西側と東側のよい掛け橋になろうとしたわけで,
そういう「深い寛容さ」がメニューインの音楽の魅力にもなっていたわけですね。
ベートーヴェンの協奏曲などは,そういう演奏家の社会性みたいなものを考えさ
せる曲として適していたりするのかなぁとか思うのですが。


アバド/ベルリン・フィル@シンフォニーホール 投稿者:kojima  投稿日:12月 4日(月)23時45分35秒

 12月3日にシンフォニーホールで開かれたアバド/BPOの来日公演に行って参りました。
チケットが早々と売り切れたのに行ってみると空席が目立つ演奏会も少なくありません
が、この日は空席はほとんどありませんでした。関西でこれほど客席がぎっしり埋まっ
たのは、98年秋のヴェンゲーロフ & チョン・ミョンフン / N饗以来です。やはり、ア
バドさんが振るベルリンフィルの日本での最後の演奏会ということもあるのでしょう。

 曲目は、前半がヒラリー・ハーンさんの独奏で、ベートーヴェンのヴァイオリンコン
チェルトとアンコールにバッハの無伴奏ソナタ1番よりアダージョ、そして後半がベートー
ヴェンのションフォニー6番「田園」でした。後半のアンコールはなく、意外にあっさり
とした幕切れでした。

 さて、ここをご覧の方々の関心はハーンさんだと思いますが、期待していた通りの素
晴らしい演奏でした。ハーンさんは、技術的にとてもしっかりした人で、音程の狂いも
なく、安心して聴けるタイプだと思いました。音楽的にも端正な表現を身の上とする方
で、作品よりも演奏者の姿の方が前に出てくるようないわゆるアメリカ的なタイプでは
ありませんん。第3楽章は、主要主題をA、第1副主題をBとしたときに、A-B-A-C-A-B-A
の形式になりますが、第2楽章から休みなく第3楽章に続き、ソロヴァイオリンによって
提示されるAのあとにBがあり、Aの再現の後にふと表われるCとその展開部が私はとても
好きなのですが、このCの冒頭でハーンさんはミスをしてしまったのが、とても残念で
した。その他は、フラジオレットがややかすれたりしたのを除けば、大きなミスはなかっ
たと思います。

 ハーンさんの演奏は、私がとても好きなタイプで、昨日生で聴いて私は彼女の大ファ
ンになりました。ただ、ベートーヴェンのコンチェルトといえば、どうしても脳裏を離
れないのが、およそ1ヶ月前の10月28日にオペラシティで聴いたヴェンゲーロフさんの
演奏で、それと比べてしまうと、さすがのハーンさんの演奏にもどうしても物足りなさ
を感じます。これは、私がヴェンゲーロフさん意外認めないというのではなく、ハーン
さんの演奏ももちろん見事だったのですが、それに輪をかけてヴェンゲーロフさんの音
楽が素晴らしすぎたということで、さすが相手が悪かったといわざるを得ません。

 具体的には、まず、ヴェンゲーロフさんに比べてハーンさんはデュナーミクの幅が小
さいということです。また、ハーンさんの音色には変化が少なく、ビブラートも単調で
ベタッとした平たい音に聞こえます。その結果、第2楽章の歌もやや抑揚に乏しいもの
になっていたのが残念です。ハーンさんも決してメリハリがないわけではないのですが、
そのメリハリが弱いのです。ヴェンゲーロフさんはあの独特のすすり泣くようなビブラー
トとボウイングや弱音でも決してかすれない美音で涙を誘う歌を聴かせてくれたもので
す。ハーンさんの演奏は、ほんわかと安らかな気持ちにさせてはくれましたが、涙は出
てきませんでしたし、ヴェンゲーロフさんの演奏に感じたあのピンを張り詰めた緊張感
がありませんでした。ヴェンゲーロフさんの演奏は生でしか聴けないと思うものでした
が、ハーンさんの場合はCDの方が出来がいいと思いました。

 さらに、音色についていえば、ハーンさんのヴァイオリンは、ややくすんだ感じの透
明感のない音色が特徴です。クリーム色という感じでしょうか。線もやや細い感じです。
音量もある方ではありません。それがBPOの重厚な響きにやや負けていると感じる場面も
ありましたが、そこはアバドさんも手慣れたもので、うまくバランスをとろうとしたい
らっしゃいました。それは、後半の「田園」と比べて、オケの響きや音量の大きさがか
なり異なっていたことにも表われていました。対して、ヴェンゲーロフさんは音に力が
あるように思いました。特にホールを突き抜けるような、あのどこまでも透明で艶とハ
リのある超高音は、まさに彼にしかないものだと思います。そしてやはり彼ならではの
ビブラートのバリエーションと音色の幅が、同じ作品をより立体的で生き生きしたもの
にしていたように思います。陰影の濃淡までも描き分けるあの細かな彼の筆のタッチは
もうこれ以上の望むものがない最上のレベルの名人技でした。声楽を勉強している私に
とって、ヴェンゲーロフさんの過度の感情移入を抑えながらも弓と指で「歌う」ヴァイ
オリンに強く惹かれます。

 今日はこの辺にします。ハーンさんがアンコールで弾かれたバッハは素晴らしかった
です。この日はベートーヴェンよりもむしろこちらの方に感動しました。それについて
はまた後日書かせていただこうと思います。 


ラカトシュ in 大阪 投稿者:西尾  投稿日:12月 4日(月)22時31分00秒

こんばんわ。

17日にパソコンをいじってたら、誤って壊してしまい、修理に半月ほどかかってしまい
ました。(^^;) 18日分のmailも人のパソコンを借りて読んだ次第で、そのパソコンか
ら自分宛のmail跡(履歴、設定など)を消すのが大変でした。(^^;;;)

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で、大変遅れましたが、11/19ラカトシュ・アンサンブルの感想です。

佐々木さん>
  席が良くなかったのは不運でしたね。ステージ裏側は私も別のコンサートで座った
ことがありますが、あの辺の席は音楽を楽しむ人にとっては避けたい席ですよね。

私が今回行ったホールは満席で300人ほどの小ホールで、最後列まで15列ほどしかあり
ません。英語でしゃべっていたので正確にはわかりませんでしたが、ラカトシュも
「お客さんとすごく近くてとても良いホール」というようなことを言ってました。

アンコールの時には一段降りて(お客さんと同じ高さで)弾いたので、最前列の人は
目の前でラカトシュの演奏を見られるのです。私も5列目だったので近くで見ることが
できました。

で、その内容ですが・・・、
いや〜、凄いです!。前にも書きましたが私は彼の何が好きかと言えば、感情を弓に乗
せて音楽とアンサンブルの楽しさ、ヴァイオリンの美しさを我々にたくさん伝えてくれ
ることです。
 例えば「ディニーク・ひばり」では、ホールがシーンと静まり返り、ラカトシュの
一音一音を聞き逃さないようにと耳をかざしている感じで、お客さんとラカトシュが
一体になったような雰囲気でした。

また、沢山の曲を一曲一曲丁寧に歌い上げ、それに加えてホール全体を包み込むあの音
色、どこを弾いても崩れない一本の弦のように調和した重音、本当に極上の2時間でし
た。それとアンコールは合計4曲!!。3曲目には人差し指を顔の前に伸ばし、
「あと一曲だけ!」とジェスチャーをしました。それでも拍手は止まらず、4曲目を
弾いてくれました。(笑)

いやー、楽しかったッス!。また、来年も行こう!!。
佐々木さんも今度は意地でも良い席をとって、また来年、ラカトシュの感想を聞かせて
下さい。お待ちしています。

でわでわ〜 (^^)/~~~~~


いよいよ明日はアバドさん指揮ベルリン・フィル 投稿者:kojima  投稿日:12月 3日(日)00時17分52秒

佐々木さん、

 この掲示板を1週間も空いてしまったのは、私にも責任がありますね。
 ヴェンゲーロフのベートーヴェンについてももっと書こうと思ったのですが、その宿題は
未提出のままになってますね。

 明日の日曜日は、大阪シンフォニーホールで開かれるアバド/ベルリン・フィルの演奏会
に行ってきます。Bプロ(オール・ベートーヴェン・プロ)の方です。ヴァイオリン協奏曲
は、ヒラリー・ハーンさんの独奏です。この人がボルチモア饗と録音したこの曲のCDを持っ
ていますが、アメリカ的でなく、とても好きなタイプの演奏です。(さすがにヴェンゲーロ
フさんのあの歴史的な名演の後ではこのCDももの足りなく感じるようになりましたが。)

 ともあれ、明日が楽しみです。この1週間、さまざまな演奏家のベートーヴェンを聴きまく
りました。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲について、きっとまた何か書けると思いま
す。