ヴァイオリン・チャットのかわり'99/07後半


パガニーニのカプリース 投稿者:Piyata  投稿日:07月31日(土)06時51分59秒

>C.Y.さん
パガニーニのカプリース、話には聞いていましたがピアノバージョンも
あるんですね。わー..難しそう。
あれっていろんな楽器の編曲がありますよね。
ハードロックのアーティストでも、パガニーニのカプリースは何人か
やっているんですよ。
レーピンのHMVのイベントに一緒に行った友人が
「パガニーニだけならヴァイ(スティーブ・ヴァイというハードロックギタリスト)のほうが
 うまい」
といっていました。私も同感です。


はあ〜 投稿者:C.Y.  投稿日:07月31日(土)01時47分42秒

みなさま、本当にごめんなさい。
今後気を付けます。


またまたごめんなさい 投稿者:C.Y.  投稿日:07月31日(土)01時45分26秒

またまた、ごめんなさい。 すっごく失礼な事をしてしまいました。小川さんではなくて、
佐々木さん、ごめんなさい。右側の壁・・・今、いつもと違うパソコンなんでしたっけ?
できれば、前の”ごめんなさい”を削除して、”お久しぶりです”の右側の壁も直して
いただきたいのですが・・・

本当にごめんなさい!!


ごめんなさい 投稿者:C.Y.  投稿日:07月31日(土)01時43分08秒

小川さん、ごめんなさい。 掲示板に記入するの、下手っぴでまた右側の壁を突きぬけて
しまいました。
気をつけます。


お久しぶりです 投稿者:C.Y.  投稿日:07月31日(土)01時39分53秒

みなさま、お久しぶりです。ほんのちょっと、ご無沙汰してた間(読むには読んでたのですが
書き込む時間がなかったのです)に、ずいぶんと話が進みましたね。私も、どっこいさんと同じ
く(?)理解するまでインターネットを接続してる訳にはいきませんので、やはりプリントアウト
して電車の中でじっくり読ませていただきました。
そ、それにしても、難しすぎる・・・音律というものがそんなに何種類もあったなんて知りませんで
した。何か本でも読んで勉強したくなってきましたよ。どっこいさんのおっしゃる通り、好きな事
を知る事はとっても楽しくてうれしい事です!! 自分ひとりでは絶対に知り得ない事です、
難しすぎて・・・ でも、みなさんのおっしゃること、パズルのように組み合わせていくとだんだんと
景色がはっきりとしてきます。それが、すっごくうれしいです。

YOSHIさま
はじめまして、C.Y.と申します。YOSHIさまのお話、読ませていただいてましたがお話するのは
はじめてだと思います。 実は私、ずいぶん前からヴァイオリンを習いたくて習いたくてしょうが
なかったんです。でも、きっかけがつかめませんでした。ところが、先日のレーピンの来日で、
彼の存在を初めて知ってすっかり魅了されてしまい、少しでも彼のいる世界に近づきたいと願い、
それからは、行動が早かったです。。。 先生を見つけ、ヴァイオリンを買い、明日は3回目の
レッスンです。   これからもヴァイオリンのことで色々と教えていただきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。 
・・・さっそくですが、上手になるために必ず最低限毎日これはしなくちゃ、というものがあった
ら教えてください。その通りにします。。。

小川さま
こんにちは。YOSHIさまの音律のお話で”ほお〜〜”と感動し、piyataさんのピアノと
ヴァイオリンのお話で”なるほど〜”とうなづき、そして小川さまの「まとめ」のお話で、
ようやく”そういう事を話していたのかあ〜〜〜〜”と、頭の中がクリアになりました。
どうも、ありがとうございます。すっごく分かりやすかったです!!

どっこいさん
どっこいさんのおっしゃった”ヒントの宝庫”、私も同感です。私にとってもこの掲示板は
”ヒントの宝庫”。あ、でも私の場合、”答えの宝庫”でもあります。色々な疑問に対する答えが
あちこちに散らばっていて、それを拾い集めるのが自分、て感じですかね。。。
ところで、どっこいさんはいつからヴァイオリンを習ってるのですか?私は、さっきも言った通り
まだ1ヶ月も経ってません。私も早く、自分で調弦した〜い!!  今は音が変なのかどうかも
分かっていません。
毎日、一生懸命「メリーさんの羊」練習してます・・・
はやく、「アヴェ・マリア」とか弾けるようになりたいな・・・・・

piyataさん
piyataさんは本当に色々な事に精通していらっしゃる!!  本当に感心してしまいます。
ピアノもお上手そうですね。 わたしは、下手っぴなりに頑張って練習してます。 レーピンの
パガニーニのカプリースに感動して、”ヴァイオリンは無理だけど、せめてピアノで・・・”と
思い楽譜を買ったはいいけど、やっぱり手も足もでません。楽譜を読むのも一苦労です。
だいいち、指が届かないです。とりあえず、あの曲、数えたら12コくらいの versionが
あるようなので、ひとつの versionを一ヶ月練習して1年後にはなんとかならないかと思っている
んですけど、やっぱり無理かなあ・・・


音律の話、勉強になります。 投稿者:小川  投稿日:07月30日(金)10時25分30秒

YOSHIさん、プロならではのわかりやすい解説ありがとうございました。
ピアノの立場からのPiyataさんのコメントも非常に私の理解の助けになります。
どうもありがとうございました。
どっこいさんのコメントもかわいいですね。

最初に玉木さんのHPの解説を読んでも私には理解できなかったのですが、YOSHIさんのコ
メントを読んだ後にもう一度玉木さんの解説を読むと、少しずつわかってきた気がします。
そしてさらにその後でもう一度佐々木さんの「ジャズ・スピリット」のお話を読むと、佐々
木さんは実は非常に興味深い話題を提供なさっていたのだということにやっと気づきました。
本当にお恥ずかしいことです。改めて佐々木さまにお詫び致します。

玉木さんによると、ジャズは平均律で生まれた音楽なのですね。
そしてクラシック音楽でのヴァイオリンは、ピタゴラス音律で調律されるということですね。
さらに、ピアノは鍵盤の音程を演奏者自身が演奏中に変えることはできないけれども、
ヴァイオリンのような弦楽器はそれが自由自在だと。

ピタゴラス音律のままだと、旋律を歌うのには適しているけれども、和音がきれいにハモら
ない。そこで、YOSHIさんのおっしゃる音感センスのいいヴァイオリニスト達はそれを巧妙
に調節しているから音程感が優れているように聞こえるのだと。それが実は無意識に純正律
を求めている気持ちの表われかもしれないと、YOSHIさんはおっしゃっているのですね。
ところで、これは私がいろいろな演奏家の演奏を聞いた上での個人的な推測なのですが、特
に音感が優れているとおっしゃっているヴァイオリニストは、ヴェンゲーロフのことではな
いですか?

それに対して、佐々木さんのおっしゃるジャズスピリットを持ったヴァイオリニストは、ピ
タゴラス音律や純正律からはあえてはずしていこうとする意識を持った人なのだと。
佐々木さんはジャスで育った筋金入りのジャズファンでいらっしゃるゆえに平均律が身につ
いていて、無意識のうちに体が平均律を求めているものかもしれないですね。

そしてその中間にいるのがPiyataさんのお好きなレーピンで、ピタゴラス音律でドンぴしゃ
りなのだと。それはそれで音程がしっかりしているわけですね。ピタゴラス音律からはずさ
ないために、まだジャズスピリットは希薄だけれど、彼自身の本音ではそちらを向いている
のですね。期待したいです。
ちなみにラカトシュのヴァイオリンは通常のヴァイオリンと同じ調律だとのことなので、お
そらくピタゴラス音律ではないでしょうか?

一連の話をお聞きできたことで、本当に貴重な勉強をさせていただいたと思っています。
どっこいさんとまったく同感で、これで私の好みがかわるわけではないですが、本当に得し
た気分でいっぱいです。佐々木さん、みなさん、どうもありがとうございました。


弓のさきっぽ 投稿者:どっこい  投稿日:07月30日(金)07時58分20秒

調弦するとき、弓の「先」をつかえといわれましたが、それにはなにか意味があるのでしょーか?


音律・・・。 投稿者:どっこい  投稿日:07月30日(金)07時57分10秒

私の先生は、弓のさきっぽで2弦ずつ弾いてみてあわせる、という方法だけ教えてくれました。
私がやると微妙にちがっているらしく、はずかしながら、毎回、先生が調弦しなおしてくれます。
でも、調弦という作業・・・なんとなく、かっこよくって、私はそれをしている自分が好きです。
(かなり、あほ。しばんのシールが格好悪いと、勝手にはずしてしまった私は、格好にこだわる
 タイプだと、今気づいた。)

つまらないちゃちゃを入れてしまいましたが、音律の話、おもしろいです。とても!
ヴァイオリニストの左手は、非常に繊細な作業をしているのですね〜。驚嘆。
聴くのはたのしいけどやるのは大変だ。でも、あの左手見てるだけでもかなり楽しめます。


また音律系.. 投稿者:Piyata  投稿日:07月29日(木)23時44分02秒

YOSHI様

どうも、はじめまして。レーピンの掲示板ではよくお見かけしていたのですが
こちらでは初めてお話させていただきます。よろしくお願いいたします。
音律のお話、よく分かりました。ありがとうございます。

私、高校のオケでビオラをかじったんですが(とはいっても高校の音楽の先生に
弾きかたを習っただけで、正式に習ったことはないんです)、やはり開放弦を
2本ずつ5度の重音でチューニングするように教わったのを思い出しました。
私は絶対音感はあるんですが、ピッチに幅があるんです。
(勝手にピアノのせいだと思っています。ピアノって自分で調律できないし
 自分のピアノ以外に先生のピアノとか学校のピアノとか、調律が狂っていても
 おかまいなしに弾いてきたから..。)
ですから、Aの音が440Hzだろうと442Hzだろうと聞いた瞬間は両方A
だと思ってしまいます。
例えばCならばCの音よりも多少高くても低くても..極端な話4分の1音くらい
..まあこれはずれすぎですけど、ちょっと気持ち悪いなとは思ってもそれをCと
認識してしまう..って言い方分かりにくいかな..?
私は5度の一番美しいポイントを見つけるのがもう苦手で苦手で...。
どこでもそれっぽく聞こえてしまうんですもの。
だから、結局開放弦を一本ずつチューナーでチューニングしていました。
他の子達は「Aの音ちょうだ〜い!」とか言って、上手にチューニング
しているのを見てうらやましいやら悲しいやら..。

ヴァイオリンなどは曲の中に転調があったら大変ですね。
ピタゴラス音律や純正律ならば、楽譜上で同じ音でも指板の指の位置を
微妙に変えなければたいへんな事になりますもんね。
(いまごろ気付いて結構ショックなんですが)
ほんとに耳が良くないと、ダメですね。
でもきっと相対音感の世界なんでしょうね。
私、高校オケにいたころは最低なことに、Cはここ、Dはここって指の位置を
きめて弾いていました。ほんとに最低です。

それから、今回レーピンのコンサートで彼のチューニングについて思ったんですが
ピアノがAを鳴らしてから、その後Bm7(♭5)っていうか、シレファラ〜♪って
いうか、HDFAの和音を鳴らしていたのです。
なにか意味のある和音なのですか?


夏休み中 投稿者:佐々木公明/父  投稿日:07月29日(木)10時43分37秒

31日まで慣れないキーボードで
見ています。
あまりというかほとんど書き込みはできませんがみなさんよろしく。
伊豆に来ています。


悩みつつ書いている間に・・・ 投稿者:どっこい  投稿日:07月29日(木)01時06分08秒

yoshiさんのコメントが・・・。一連の音律のお話、私が一人、音楽を聴いたり本を読んだり
していたら、おそらくたどり着かなかった話題ですが、こうやっていろいろと知ってみると
やっぱり楽しい。

これで好き嫌いが変わったりはないから、知らなくてもよいのかもしれないけど、
知ればよけい楽しいっ!得した気分。 みなさまどうも・・・。


やっとこさ書けた! 投稿者:どっこい  投稿日:07月29日(木)01時00分13秒

出発前にさかのぼって、いろいろ書こうかと思いましたが、で、できない。話が進みすぎて。
あまりのボリュームに、印刷して電車で読む、という荒技にでて見ましたが、読み終わってなお、
いまいちわからないのは、理解力がたりないのか???がっくし。さて、

佐々木さま>オイストラフさん、聴いてみます。ご紹介ありがとうございます。

西尾さま> 私も、ラカトシュさんのCD聴いちゃいました。(試聴でちらっとですが)。
      実演をまつとか言っていながら、店頭でみかければ、気になって手が伸びちゃう
      我慢のきかない私なのでした。(笑)。よいよいっ!楽しいっ!一人で長く試聴
      しないでください、というメッセージを気にしながらも、結構聴いてしまった。
          
C.Y.さん>チャットにいらしたことがあるなんて!今度、大進チャットでお会いしましょー。
     お話できたら、きっと楽しそう。私は、管理者ではないのですが、ぜひ!
     (KAORUさん、見てる?でしゃばってさそってみた・・・ごめん。笑。)

     それと、エンヤのオリノコ・フロウ。これ、私も大好きです。エンヤさんのあの、
     声というかコーラス?とても、きれい。独特なあの声は一体どうやって録っている
     のだろーか???
     
小川さん>日本では難しいのですか。記事の入手・・・。ふむ。
     メニューインさんのオーラ。うーん、私も、今よりもっと若い頃、小澤さんの
     ドキュメンタリーを見て、その人柄に魅了され非常に影響を受けました。
     人としてのパワー・魅力に引き込まれる気持ち、すこしわかります。
     それと、音程に関する樫本さんのコメント、初めて聞く内容で興味深かったです。

piyataさん
     ★マークつきのメッセージを下記にいただいてうれしかったです。
     それと・・・シンセってそんなことできるんですか?へー、いいなー。
     私もシンセで音律遊びしてみたいなあ。楽器やへ、いってしまうか?
     >自分の感じ方が一番正しい。
     同感でござります。音楽を楽しむのも感動するのも他人を通してはできませんもの。

 みなさまのたくさんの掲示をよんで考えました。頷いたり、首をかしげたりしつつ。(笑)。

 短いファン歴ではありますが、いろいろなことがあって、いろいろな人がいて、とーぜん。
「歴にかかわらず、私の感じ方は私だけのもの。」同意する人も反対する人もいるでしょうけど、
私には一番大事な感じ方だから、もーそれでよい。ってことはわかってきました。だから、
人の「言葉」だけで、自分の感想を変えることは、まず、ないと思います。
言葉やアイデアをヒントに聴き直してみて、変えることはあると思いますが・・・。
(その印象の変化は好き嫌いとはべつのレベルでの感想かな?好き嫌いが変わるのは、
 やっぱり、自分の好みや体調気分みたいなもののほうが、影響しそう。きっと。そう。)

ある方が(引用してごめんなさい)「感動と技術は別だ」という言葉をくださってから、
やっぱりそうですか?ほっ。なんて思い、あわてて勉強しなくてもいいかな、と
すっかりのんびりしています。

なのに、なぜ、こういう詳しい方々の掲示板に「お勉強に」お邪魔しているかというと、
それはやっぱり、みなさんの発言等々から、「自分の漠然と感じている何か」の理由がわかったり
解き明かされたりすると、とても楽しいのです。好きなことを知るのは・・・うれしいのです!

みなさまがそれぞれの視点で、それぞれの音楽ファン歴から得られた情報や知識、
意見を語ってくださるここは、私にはヒントの宝庫みたいなもんです。ヒントはみなさまから、
答えは自分。ま、私はカンが悪いので、ナイスなヒントいただいても、
答えがみつかるかどうかはさだかではありませんが。(笑)。
ときに、ヒントでさらに迷ったり横道それたりするのも、急ぐ道じゃないから、いいでしょー。

みなさま、これからも、それぞれの角度からのお話、いろいろ伺わせてください。     


ヴァイオリニストと耳 投稿者:YOSHI  投稿日:07月28日(水)23時41分01秒

Piyataさん、はじめまして。(‥‥ですよね、こちらでは。)
私もレーピンは初来日のときからずっと応援しているんですよ。
ブロン教授から巣立っていった3人のヴァイオリニストはいずれも大好きなんで
すが、それぞれに違った個性があり、レーピンにも3人のなかで彼にしかないよ
さを感じます。
レーピンの掲示板でのPiyataさんのコメントは、それを実によく表していますね。
私自身は、ずっとクラシック畑にいたので、ジャズはまったくの門外漢で、まさ
にど素人のなかのど素人です。(でも興味だけはあります。)
今後ともどうぞよろしくお願いします。

佐々木さん、そしてみなさん、お久しぶりです。
音律の話題が出たので、ヴァイオリンの音程感についてお話をさせてください。
間違っていたら指摘してくださいね。

Aの音が440Hzか442Hzかを聴き当てることのできるという意味のいわゆる絶対
音感をお持ちの方でなくても、ヴァイオリンの演奏を聴いていて、なんとなく、
「あれ、今のところ、音、外れてたんちゃう?」
と思われたことはありませんか?
それは、美しいはずの旋律や和音になんらかの違和感を感じたときではないで
しょうか?
ヴァイオリンでは、その違和感をより敏感に認識できるような知覚能力が大切
なのです。

ヴァイオリンはとにかく「耳」が命です。
その一番基礎となるのが調弦です。
ごく習いはじめの時期は、G、D、A、Eの4つの音をそれぞれ1本ずつピア
ノやチューニング笛の音に合わせる場合もありますし、(私は一切使用しませ
んが)レベルに関係なくチューニングメーターを使用する人もいます。
しかし、基本はAの音だけを他の楽器や音叉の音を基準にとり、あとの3本の
弦はすべて、2本ずつ5度の重音を弾きながら自分の耳を頼りに合わせます。
そこで、音感というものが大切になってくるわけです。とはいっても、それは
さきほどの絶対音感とは少し違って、それが完全5度の和音であること、すな
わち、うなりがなく、まるでひとつの音であるかのように純粋に協和している
かどうか、別のいいかたをすれば、自分の耳で聴いて美しく聞こえるかどうか
を正確に判別できる知覚能力なのです。
 (こうして調弦された音律をピタゴラス音律といい、厳密にいえば、この時点
 で既に通常の平均律に調律されたピアノの音とは微妙にズレてしまっている
 わけですが、それについては佐々木さんのご紹介してくださった玉木宏樹さ
 んのページに詳細な解説があるそうですし、ここでお話したいのはそのこと
 ではありません。
 実は私自身はまだ読んでいないので、玉木さんに叱られるような理解をして
 いるかもしれません。;-)

実は、重音を弾くときも単音で旋律を弾くも、ヴァイオリニストは常にこうし
た違和感がないかどうかに神経を働かせ、演奏しながら微妙に音程を調節して
いるのです。しかもそれは無意識のうちに行われます。音律的な理屈ではなく、
ただ耳で聴いた響きが美しいかどうかがそのときの基準になっています。
ですから、開放弦を除けば、各音の音程(ビブラートの芯)は一定ではななく、
同じ音であっても押さえる場所は微妙に上下するわけですし、特殊な効果を狙
うとき以外には、こうした調節の効かない開放弦は使用しないのが普通です。
もちろんビブラートがかからないからという別の大きな理由もありますが、そ
れ以外にも開放弦の音には特有の違和感があるからで、その違和感のなかには、
音程的な要素も含まれているのです。これは、特にハイポジションの音との重
音において感じられます。

私が音程感が優れていると思うヴァイオリニストは、メロディを歌うときも重
音を奏でるときも、その響きやうなりの加減を巧妙にコントロールができる人
で、音程の微調整能力に長けている人です。いいかえれば、ピタゴラス音律を
はずれて、より美しい方向を探る音感的なセンスのある人です。
ただ、それが無意識のうちに私が純正律を求めていることの表われなのかどう
かは、音律の専門家ではない私にはわかりません。
また、そのような完全な和音は、純粋で美しい反面、音が重なっている様子が
希薄になり音色の幅がせまくなると感じる人もあるようです。好みが別れると
ころかもしれません。

というわけで、佐々木さんの「ジャズスピリット」のお話、大変興味深いもの
がありました。そのジャススピリットは、私が向いている方向とは180度反
対の方向にあるのかもしれませんし、同じ方向にあるけれども私には見えてい
ないだけなのかもしれません。そのいずれだとしても、もっとそのお話を詳し
くお聞きしたいという気持ちにはかわりありません。

いつも新鮮な話題を提供してくださる佐々木さんに、私は深く感謝しています。


こんにちは 投稿者:Piyata  投稿日:07月28日(水)12時51分34秒

>小川様
昨日は突然の不躾なコメントにも拘わらず、ご丁寧なお返事ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

>C.Y.さん
ホント、お久しぶりです!
レーピンのチゴイネル、廃盤なんですね..。うう..悲しい。
もしよければMDかテープにダビングしてお送りしますので
メール下さいね。

>どっこい様
わぁ、はじめまして。よくいろいろな掲示板でおみかけする、
どっこい様ですね★
何だかとても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!!

>佐々木様
音律の話なんですが、純正律とか、平均律とか、周波数の比率がどうの、
倍音がどうのって難しいですよね。
(調律師さんにきかなくっちゃ..。)
私の持っているシンセ(コルグX3)は純正、平均、ピタゴラス、アラビック、
スレンドロとかいうインドネシアの音律など8〜9種類設定できます。
昨晩、遊んじゃいました。
インドネシアの音律、はまっちゃうー。ガランゴロン♪っていう感じで、
楽しいんですよ。
それはさておき、私かねがねヴァイオリニスト(特にレーピン)は
ピッチが高いような気がしてたんです。
でもそれで響きが明るくなっていいわー★などと
勝手に思っていたんですけど..。
それがですね、なんと昨日ピタゴラス音律であるフレーズを弾いたら
まったくレーピンのピッチなのです!
純正律でもそれっぽい音がしましたが、ピタゴラスでビンゴ★って感じでした。
私、ずっとピアノしかやって来てなくて、12平均律の耳なんですね..。
誰かがピアニストが一番耳が悪いって言っていたんですが
まさにその通りです。目うろこ体験でした。
ピアノ以外の人は偉いですよね、自分でチューニングできるし..。
佐々木さん、音律で遊ぶの楽しいから、是非試して見て下さい。


佐々木さまへお詫びします。 投稿者:小川  投稿日:07月28日(水)09時53分24秒

佐々木さま、

感情的な文章のなかに不快感を与えるような表現があったことを深くお詫びします。
ます最初に佐々木さんにお詫びするべきでした。

佐々木さまへ申し上げたいことにかわりはありません。
断片的な知識による独断や偏見にもとづく誤った情報を、不特定多数の方がご覧にな
る場で発言することは、ときにその演奏家について誤ったイメージを流すことになり、
そのイメージだけがひとり歩きする可能性があることを指摘させていただいたもので
した。

それは私が今一番好きなラカトシュについても、あるいは樫本大進についても、あま
りに事実誤認のご発言が多いように感じられたからです。
例えば、メニューインのファンとって、出来不出来の差の激しい彼の演奏のうちのほ
んの2、3曲だけを聴いただけで、さもメニューインのことをすべてわかったかのご
とく語られたら、ひどく気分が悪くなるものです。



ここでももう一度書いておきます。私自身への確認でもあります。
感動を語り合うことは楽しいことです。
その演奏家の演奏を隅々まで聴き、その演奏家のことををじゅうぶん知った上でのファ
ンとしての前向きな意見であれば、ここをこうしたらもっと素晴らしくなるなどどいう
いう欠点の指摘も許されるでしょう。
でも、誰の演奏は誰のよりどんな点で優れているなどと議論する時間があったら、素敵
な音楽に浸っている方がはるかに有意義なように私には思えます。

演奏家の非や欠点を指摘し合うのだけは止めにしたいですね。少なくとも公の場では。
自分の贔屓の演奏家のよさを語る際にもそのことにはじゅうぶんい気をつけたいもので
す。


佐々木さま&みなさま 投稿者:どっこい  投稿日:07月28日(水)00時02分21秒

「ただいま〜」です。そして、「はじめまして?」もですね。piyataさん。
レーピンさんサイトでおみかけして、よく、コメント「うんうん」と頷かせていただいて
おりました。しばらく、家をあけておりました。やっぱり家はおちつきます。


(無題) 投稿者:西尾  投稿日:07月27日(火)22時41分51秒

小川さん。

 あなたに苦情を書こうと思って書いていたら、あなたからお詫びの投稿がありまし
 たので、私の苦情は控えることにします。
 
話はかわって。
  実は佐々木様にラカトシュのCDを貸した人を私は知っております。その人もラ
カトシュの実演を聴いたらしく、CD自体に良い印象を持ってないと聞いておりま
す。
 それでもなお、「どう思う?」と意見を求めたのであれば、それなりに反論を予
 想しての事だと思いますし、小川さんのように立腹されてないと思います。
 (今回の投稿も読んでる事と思いますので今度、その人に聞いておきます。^^;)
 
 ですから、佐々木様の感想はその人に対し「純粋にCDの感想」を書いた物であ
 って、ラカトシュを全否定した物ではないと思います。
 
 それから、
>みなさまに不快感を与えるような表現があったことを重ねて深くお詫びします。

とお詫びをするのは結構なことですが、せめて佐々木様に直接のお詫びがあってしか
るべきだと思います。
  言いたいことはわかりますが、非礼であった事は事実ですから。


お詫び(その2) 投稿者:小川  投稿日:07月27日(火)20時31分17秒

C.Y.さんへ

アッカルドは世界的に有名なヴァイオリニストですよ。
彼のパガニーニのカプリースは素晴らしい演奏でした。ぜひ聴いてみてください。
ブルッフについは、私はオイストラフやミルシテインなど往年のヴァイオリニストの録
音しか持っていませんので、近いうちアッカルド盤を入手し聴いてみます。

また、音色が好きで自然に集まったのがヴェンゲーロフのCDで、コンサートで強く引
き付けられたのがレーピンだとのことですが、どちらもあなたにとっての真実なのです
から、ぜひそのお気持ちを大切になさってください。
録音ではヴェンゲーロフのヴァイオリンが一番好きだけど、コンサートではレーピンの
方にひきつけられたというのはなんら不思議でもありません。どちらがいいという問題
ではなく、どちらも素晴らしいということではないですか?
事実、人々に熱い感動を与える極めて素晴らしい演奏家だと思いますよ。
ひとりの演奏家しか好きになってはいけないなんて誰が決めたんですか?
恋するヴァイオリニストがひとりだけだなんて寂しいですよね。
演奏家に拘らずにいろいろな演奏家を聴いてみる、そんななかから縦に横に無限の世界
が広がっていく、そんなあなたは実に素晴らしい感覚をお持ちだと思いますよ。

音楽に関しては恋多き女(男?)であるほうが、ずっと幸せが多いと思いませんか?
アッカルドも、ヴェンゲーロフも、レーピンもきっとみんなあなたにとって最高のヴァ
イオリニストだし、エンヤのケルト音楽が他の誰より自分の心を癒してくれる…、ピア
ノだったら…、〇〇〇、…  
世界が広いって、素敵なことですよね。人間まで大きく見えます。


みなさんへ

感動を語り合うことは楽しいことです。
その演奏家のことををじゅうぶん知った上でのファンとしての前向きな意見であれば、
ここをこうしたらもっと素晴らしくなるなどどいういう欠点の指摘も許されるでしょう。
でも、誰の演奏は誰のよりどんな点で優れているなどと議論する時間があったら、素敵
な音楽に浸っている方がはるかに有意義なように私には思えます。

演奏家の非や欠点を指摘し合うのだけは止めにしたいですね。少なくとも公の場では。
自分の贔屓の演奏家のよさを語る際にもそのことにはじゅうぶんい気をつけたいもので
す。(私自身への戒めです。)


お詫び 投稿者:小川  投稿日:07月27日(火)20時27分15秒

Piyataさん、はじめまして。

私の発言が意図した意味とは異なって伝わってしまったようです。
みなさまに不快感を与えるような表現があったことを重ねて深くお詫びします。
批評姿勢を指摘する私自身の方こそ顔を洗って出直すべきで、無駄に年ばかりとったわ
りには人間的にまだまだ未熟な点があることを痛感しました。反省しています。

> 空間に消えてしまい思い出にしか残らない音楽のことを、たとえどんな形であっても
> 自分の言葉で語ることをどうして責められましょう?

以前の私の発言を読んでいただくとおわかりだと思いますが、私はあなたとほぼ同じ考
えを過去に申し上げています。昨日の投稿で私が指摘したかったのは、断片的な知識に
もとづいた独断や偏見を、不特定多数の方がご覧になる場で、断定的な形で発言するこ
とは、ときにその演奏家について誤ったイメージを流すことになり、そのイメージだけ
がひとり歩きする可能性もあるわけですから、その点に対する配慮をお願いします、と
いう意味でした。
それは私が今一番好きなラカトシュや日本人として一番応援している樫本大進について
事実誤認の点のが多いように感じられたからです。
Piyataさんだって、たまたまレーピンの凡庸な演奏を2、3曲だけ聴いただけに人に、
さもレーピンのことをすべてわかったかのごとく否定的に語られるのは、気分が悪くな
いですか?

> 人それぞれ趣味も、年齢も違うし、聞いてきた音楽も人それぞれで、
> それに対して万人がそれぞれの感じ方をするわけですから、
> 音楽に対して素人だろうと素養がなかろうとそんなことどうでも良いではないですか。

まったくおっしゃるその通りです。音楽や演奏を通じて感じたことを話しあうことは自
由です。そうした目的を達成するための手段のひとつとしてこうした場があると理解し
ています。ただし、殊に専門的な立場から見た技術的な評価となると、やはりそれは専
門家の方にお任せするのが賢明だと思います。個人レベルで技術について感じたことを
話すのはもちろん自由ですが、不特定多数の方の目に触れる場所で独断と偏見に満ちた
誤った情報を流してしまう危険性をじゅぶんに認識しておく必要があると思います。

> 私は筋金入りのレーピンのファンですが、誰が彼のことをどのように言ったとしても、
> またいつも満足いく演奏をしなくても、私は彼が世界一好きなヴァイオリニストで
> あることは変わりません・・・

極端なことをいえば、100人音楽ファンがいれば、世界で一番素晴らしいヴァイオリ
ニストが100人いてもおかしくありません。それぞれの人が最高だと思うヴァイオリ
ニストがそれぞれの人にとって世界一のヴァイオリニストなのですから。
海外クラシック音楽誌でのランキングでみればレーピンの人気はいまひとつ伸び悩んで
いますし、「Classical CD World Best Guide」でみるレーピンのCDの評価や人気も
それほど高くないのは事実です。しかし、そんなことはレーピンが一番素晴らしい思っ
ている人にとっては、関係のないことのはずですし、そのことに過剰に神経質になった
り、世間の評価の仕方が間違っているというのは実に大人げないと思います。

個人的なことを申し上げますと、私が大好きなラカトシュとの共演を自らの希望で実現
したレーピンには、そのことで多いに期待しています。世界に目を抜ければレーピンよ
りも技術的な評価の高いヴァイオリニストはいくらでもいますが、レーピンにはレーピ
ンにしかない魅力があると思っています。

ヴェンゲーロフは客観的には確かに世界的に最高の評価や人気を得ているヴァイオリニ
ストのひとりかもしれません。先に挙げた書物でもレーピンよりもずっとランキングは
上です。その事実が物語ることは単に世界中で彼を最高だと思う人の人数がれレーピン
を最高だと思う人よりも多いということであって、絶対的にどちらが優れているという
ものでもないと思っています。今の私の好みとも異なります。
個人の好みと世評とが食い違うことは別に珍しいことではありませんよね。

> ただしその意見は他の方には押しつけず、分かって下さる方だけにお話しします。

大変ご立派だと思います。その姿勢は私もおおいに見習わなければなりません。
人々の嗜好についての認識を説き伏せるのは難しいことであり、あまり意味のないこと
です。
自分の贔屓の演奏家の良さを主張するあまり、つい他の演奏家と比較に持ち出しがちで
すが、比較に出された演奏家のファンにとっては気持ちのいいものではありませんし、
逆に良さをアピールしようとする演奏家に対してまで反感を与えてしまうことにだって
なりかねません。じゅうぶんに注意が必要ですね。
「AよりBの方がいい」といういいかたと「AもいいけどBもいい」といういいかたは
受ける印象がまったく違いますよね。