1999/07/17 (Sat) PLAYZONE'99 -Goodbye & Hello-
前へ 次へ
少年隊ミュージカル。
見る前に連れに、「宝塚みたいなもんだと思っておいてね」と言われたのだが、そう聞いておいて大正解。
他愛ないストーリーを彩るショーダンスがカッコイイのでありました。
えーと……でも要するにそう言うことなんだよね。
楽しくて、華やかで、カッコイイんだ。
でもその歌声やダンスに釘付けになって息が苦しくなるほどにはならない。
一級の歌やダンスには、「これは一体なんなの?」という衝撃があるんだけどね。それはない。
だからやっぱりTVの人なのかなぁーと思ったのだった。
歌舞伎や宝塚の見得のような、はったりのきいた格好良さは確かにあるんだけどな〜。
そうそう。CONVOYと比較してみると、やっぱり若々しいと思う。でも、踊りの熱さはCONVOYが上なんだよね。もっともそれは当然なんだろうな。ショーアップという点でこちらが上なんだしダンスに重点を置いているわけでもないんだから。スター性ってとこを見れば比較にならないだろうし。CONVOYは色々な意味でヘビーだよね。
さて、出演者にはミュージカル・アカデミーというグループがありて、これは年くったジュニアの中からの“うまい子”を選抜したものらしい。
確かにダンス等、安心してみていられたかな。もっと子供の頃に外部の舞台でよく見かけた子などもいて、この先もTVでは無理でも舞台で食べていけるといいねキミ達、と思う。
後半のショーの部分で青山劇場のハイテク(?)舞台装置を存分にいかしている(と思われる)点は見応えあり。
改めて、ここってすごい劇場なんだよなーー。これをフル活用する舞台って見たいと思った。(でも舞台の遊園地化にならい程度にね。あくまで主体はソフト=演目)
ああ、あと、わたしが結構好きな「act show」という曲の中の裏声ボーカルが誰だったのかハッキリわかったのも個人的に嬉しかった(ニシキでした)。でもあの曲はもっと長くやって欲しかったな。
えーと、友人狐森に敬意を表してトニセンについても触れてみよう。
長野君のジャニーズアイドルらしからぬ「ださい理系大学生っぽさ」に感心。猪原君はなかなか味がありますね。
そしてまーくん……なんだか印象が薄いぞーー!典型的な二枚目役だったせいか?(笑)


<考察をひとつ>
ヒガシのダンスが凄いと聞いていたし、実際、大したもんだと思っていたのだけど、今回見ていて感じたのは「なんだかもったいない」ということ。
この人はダンサーの技術はあるけどダンサーの表現力はない。ダンサーが持つ、あの、皮膚の内側からほとばしるような強烈な表現がない。テクニックはあるのに、こちらの目を捉えて離さないエネルギーがなく、なんか空虚なのだ。
いや、熱いものはあるんだけど、でもまだ違う。あれはダンサーの身体表現ではない。
もしかしたら歌や台詞という表現手段を持ってしまっているから、身体だけで訴える術を極められないのかな、と思ってしまった。もしもヒガシが歌も芝居もなしにダンスだけを表現手段としていたなら……一級のダンサーになれていたのかもしれないね、と、そういう意味で「もったいない」と感じたのだ。
ところでそうなると、ダンサー出身の舞台人は?彼らのダンスが物足りないと思わないのはなぜ?というのも気になる。
で、わたしが考えたのは、彼らはダンスでの表現を身につけた後で台詞や歌を加えていったからなんじゃなかろうかということ。
考えてみると、歌が先行した人のダンスはやはりなんも感じないものね。
やっぱりプリンシパルクラスのダンサーって、とんでもない表現力を持つ身体をなんだね。
あ、そうそう。今回のプレゾンの見所のひとつはヒガシの腹筋だそうですが、バレエ公演を見に行けばあれくらいの身体は当たり前に見られまっせ。
ジャニーズの枠内で見ると“もったいない”と思うんだが、うーーん、外でならどうなんでしょうねぇ?

ま、なにはともあれ、感想としては「面白いショーでした」。
決して「金返せ!」とは思っていませんからね。

<青山劇場>
This page is generated by iDiary. Please access Hattori's World about this software.