1999/10/30 (Sat) RENT
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昨年の初演時は、「ドラッグ、エイズ、現代の若者」というテーマに敬遠していたのだが、公演評が随分と良かったので見てみることにした作品。
(夏の岡幸二郎ディナーショーで聞いた曲がとても素敵だったこともあるし、個人的に好きな石原慎一が出演していることもある)

うーーん。
でもやっぱり私的にはイマイチでした……
部分部分はいいと思う所もあるのだが、これはちょっと〜という部分も同じくらいあって、人さまに強くお奨めはできない。
ただし、良い部分に対しての印象もとても強いので「良くない」と言い切ることができなくて不思議な感じ。
曲はなかなかいいと思うのだけれど、岡幸二郎ディナーショーで聞いた歌の方が数段よかったのは、歌唱に対する好みの問題なんだろう。たぶん。
役者で良いのはなんといっても山本耕史。台詞も歌詞もはっきり聞こえ、歌唱ももちろん安心して聞いていられる。どの評でも誉められていただけのことはあるわ、これは。
浦島りんという女性もうまいなぁと素直に思いながら歌を聞いていられる。
あとはエンジェル役の藤重政孝がいい雰囲気だと思った。
問題は残りの人々の歌。
聞こえないんだ歌詞の内容が。
歌手を多く起用しているらしいのだが、舞台で台詞替わりの歌を歌うのと、楽曲を歌うのは異なるということなのだろうな。
すでにある程度歌詞を聞き知っている楽曲を聞くのと違い、舞台の歌は観客にストーリーや人物の感情を理解させるためにある。だから、歌詞が不明瞭では役に立たないのだ。雰囲気で伝えるといったって限度がある。
まあ、2、3カ所ほどはとてもムードがよくて、何言っているのか不明でもなんとなくわかったような気がしたけどね。
ともあれ、初めて見てすんなり入ってくるストーリーとは思えないし――もちろんこれだって歌詞がわからないという要因が大きいのかも知れない――リピート観劇が必要な作品なんじゃないかな?
でももう一回見るかと言われると……チケット代半額なら行くなぁ

<東京芸術劇場・中ホール秋 PM6〜>
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