1999/12/18 (Sat) 「アインシュタイン・フォーリーズ」ミュージカル座
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なかなかに拾いものでした。
アルバート・アインシュタインの生涯を描いたミュージカル作品で、割合と明るくポップ。
この劇団の作品は重いものが多いので一度見て敬遠していたのだけど、これはよかった。
(まあ、チラシを見て明るそうだったので行ったのだが)
今回のゲストは林アキラと伊東恵里。林さんはアインシュタイン。伊東さんはMCにあたる“光”の役。

ミュージカル座は若い劇団なのだが、積極的に公演をやっていて、衣装と舞台装置が安っぽくないところがいい。
脚本と音楽が、商業ミュージカルの最前線で活躍しているお人の手によることもあって、陳腐にならないんだろうな。
「ただ役者がね……歌は上手なんだけど、ごく数人を除いた劇団員の顔と体が素人なんだよなぁ……。ゲストで入っている現役活躍中のプロとの技量の差が歴然としているよ」
前回見た公演後に思ったのはこんなところだった。
それが今回は目に見えて上手くなっていて驚いた。
こういうのを「成長著しい」って言うのだろうなあ。
ゲストともかなりうまく馴染んでいて、“ゲストが浮きまくり〜”という事もなかった。
パンフレットにある劇団員がコメントしていたのだが、多少なりとも役者に年齢の幅が出てきたことがよい方に出ているのは確かだ。初期のメンバーと思われる何人かはちゃんと役者の顔になっているし。
きっと外部の公演に参加して、もまれてきたんだろうなぁ。
でも素人顔の若い劇団員も、とにかくアンサンブルの歌は上手いんです、ここは。
とはいえやはり林アキラの歌あっての作品ではある。
主役はとにかく歌いっぱなしなんだけど、幼児から晩年まで声を使い分けて歌う、歌う。
そして今回、伊東さんの役がまたかわいらしい。
人間ではなく妖精めいた役で、銀色のカツラをかぶって白いふわふわのドレスとワンピース姿(場面によっては黒のマントをその上に羽織る)で、コケティッシュに歌い、踊る。
三十路のはずなのにどうして中学生くらいに見えるんだぁ〜〜!!
信じられません……

あ、話はよくまとまっていたんだけど、時々、ちょっと長いと感じる曲があったのが残念。林さんは表現力があるから、あんなに何度も同じフレーズを繰り返さなくてもテーマは伝わってくるのに。(それともダブルで演じる劇団員公演向け?)

<六行会ホール PM1〜>
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