2000/07/16 (Sun) 少年隊PLAYZONE2000〜Thema Park〜
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【あらすじ】5年がかりで進めてきたテーマパークのオープンまであと2日。突然、メインコンピュータにトラブルが起き、オープンが危うくなる。さあ、どうなる?!

こんな感じかな〜
主役の少年隊はテーマパークのプロデューサーなどの制作側。トラブルが起きて、それを乗り切るストーリーですね。
ストーリーはあってなきがごとしの単純さだけど、だからこそ「歌とダンスを堪能する」作品なのだと思います。(それとアイドルの魅力か)
下手なストーリーで中途半端にやられるよりもこのくらい割り切っている方が個人的にはいいです。ショーとして楽しめますから。
宝塚のショーが豪華になったものと思えばまったく不満はありません。
あ、豪華になったというのは“派手”とはまた違います。
衣装や出演者の物量作戦を考えると宝塚の方が派手で、トータルとしてゴージャスなのは間違いありません。
こちらは、上演時間とか、わかりやすい進行とか、観客サービスの小ネタとか、そう言うのがてんこ盛りで、加えて、衣装や舞台作りに予算を出し惜しみしていない感じが、ゆとりを感じさせているのです。
宝塚がゴージャスなら、こちらはある種のリッチさでしょうか?

“聞かせる歌”は、芝居部分の流れからモノローグ的に。
ショーアップした歌やダンスは、各国パビリオンのアトラクションとして見せてくれました。
このお国巡り的な部分も宝塚ショーによくありますね。

そして最後に「PlayZone」15周年ということで、主題歌メドレーのショータイムで、これはかっこよかったですね。
もっとも素直にそう思えたのは、下手なガキンチョがうろちょろすることなく、踊れるメンバーでしっかり固めていたためですけれど。

今年は、昨年からの友人の薫陶よろしきを得た成果があり、出演者や曲がだいぶわかって小ネタを楽しめました。
別の言い方をするなら、予習が意味のある舞台、です。
全然知らない人が行ったら、楽しさ半減なのかもしれない。そういう部分は、アイドルあってのショーなんだろうな。

1回目(7/16)は初日の1階席。
初日なんて初めての体験です(他の舞台でもありません。あまりこだわりがないもんで)。
客席も何となく緊張感があるし、出演者の真剣さも感じられてなかなかよかったです。
でも、作品を楽しむ、舞台を楽しむ、という点では2回目に軍配が上がりますね。
歌も演技もダンスもこなれていて、すべて身の内にあって自由自在という感じでした。
芝居の方も、各人とも深まっていたように感じられて1回目よりよかったです。
もっともこれは初日を見たからこそできる比較なんだけど。

2回目(8/5)は2階席でした。
ダンスを見るという点で、2階席は1階席よりはるかによかったです。
もともとソロより群舞が多い舞台なので、フォーメーションがはっきり見えて面白かったです。
また、照明がとてもきれいなのですが、これは2階席からでないと見えません。ある意味もったいないですね。今回、こんなに凝っていたのか!と驚かされました。
2回目の8/5はハプニング?もありました。
メイン脇役を務めるトニセンのイノッチが背中を痛めて踊れなくなった初日(?)だったのです。
しかしお芝居はできるので参加。
トークシーンでは、特別念入りにつっこみを入れられていました。
この点では、ある意味、貴重な舞台を見たようです。
このMCシーンの面白さは、身内ネタなんですよね。(そして初日とは長さもノリも全く違う)
彼らをアイドルじゃなくて出演者と見る初見さんにはよくわからないと思います。
予習しておいてよかったわぁ〜〜

えーと、出演者雑感……
今年は予習のせいか(?)カッチャンに目が行くことが多かったのですわ。
なんのかんの言われているけど結構踊っているじゃないの。芝居うまいじゃないの。とね。
ニシキはもともと「あれ?Jと言っても上手い人いるんだ…」と失礼な感想抱いて見る目を変えたきっかけになった人なんで、期待して見ているし、がっかりもさせないでくれてOK。
で、今年、TV番組でも毎週見る機会があるので気づいたのですが、ニシキの歌い方ってかなり“舞台仕様”になってしまっているみたい。TVとかで聞くとあんまり上手く聞こえないんだけど、舞台だといいんですよね。ミュージカル俳優がTVで歌うと「案外下手じゃない」と思うことが多いのですが、そんな感じです。(まあ、中には上手く使い分けている人もいますが)
ヒガシは、2回目に見た時の方が個人的に良かったです。芝居とか歌がちゃんと“舞台サイズ”になっていましたから。ま、1回目は初日・初演だから全員手堅くまとまっていたのかもしれませんけど。
ダンスはやっぱり劇場空間を埋めるとこまではいっていないんだよなぁ…TVだと密度高くてすごいんだけどな。
なんなんだろう?変な言い方だけど“気”の放出がスタジオサイズにとどまってしまっているのかなぁ?
歌の場合もそうなんだけど、こちら(客席)にぶわっと向かってくる圧力がない。どうも自分の中で昇華しちゃっている感じとでもいうのか、外に放つのではなく、自己集中に向かってしまっているみたい。
ご本人のテンションの高さは伝わってくるのよ。
踊りの“表現”ではなく、演者の“状態”がね。
そんな感じ。

<青山劇場 PM0:30〜>
<2回目:8月5日(土)PM1:30〜4:40>
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