2000/08/14 (Mon) エリザベート
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個人的にリターンマッチ観劇。
ついでに話題の(?)山口vs内野トートも見たかったしね。
この点は、結論から言えば評判通りかな。
確かに「歌の山口」「演技の内野」でした。
内野さんの身ごなしはいいです。
トートダンサーズが踊っているシーンに現れても、すごく自然にとけ込んでいる感じですね。
トートダンサーズがトートのクローンに見えてくるんです。
一方の山口トートだと、ここは帝王と部下達に見えます。
あと、棺桶上に身を躍らせる所なんかも内野さんは素敵。宝塚版のトートのカッコヨサを思い出していました。
だけど歌はやっぱり「無難にこなしています」止まりだな。
山口さんのが、その声でエリザベートを魅了していると思わせるほどなんだから、比較の相手が悪すぎるとも言えるのですがね。
(声で誘惑されちゃうなんて、美声オタクのわたしくらいのもんでしょうか?)
で、内野トート版だと歌に聞き惚れない分、舞台の動きに色々と目が行きまして、衣装とかダンスとかをよく見られた気がします。
衣装はやっぱり宝塚版の方がいいわ。
皇太子のエピソードも芝居としてきちんと捉えるなら内野版の方がいいかも。(歌にぼぉーっとしないから……)
一路エリザベートの歌も、2回目の方が良く感じられました。
わたしは一路真輝の歌がもともと好きだから、人が言うほど悪くは思えないんですよね。
そりゃあ少女時代はさすがに無理を感じたけれど、開き直った後あたりからは迫力があっていいです。
2幕には宝塚版にはないシーンがいくつかあるのですが、父親の幻と歌うところは好きです。(不協和音的なデュエットに惹かれているのかもしれませんが)
精神病院のシーンも、この東宝版の方がわかりやすいです。
狂人令嬢役の岡田静さんは相変わらずいいですね。
それから、エリザベートとフランツの「夜のボート」のシーンは絶品と言いたいです。
鈴木氏の声も表現なんでしょうね。これはもう宝塚では及ばない。
いいなあ、鈴木フランツ。エリザベート同様、若い時代はちょっと無理を感じたけどね。

結局、トートの美学(?)は宝塚版が群を抜いていて、それ以外は東宝版がいいってことになるのかな?


以下、個人的メモ:
トートダンサーの振り付けをした大島早紀子さんはH・アール・カオスの代表で、振り付け助手の白河直子さんはカオスのダンサー。白河さんは1995年の音楽座公演「星の王子様」でヘビを踊っており、その振り付けをしていたのも大島さん。あのヘビを見るためだけにもう一度チケットを買うか?とまで思わされた凄いダンスであり、ダンサーだったので覚えている。(結局この年の星の王子様は3回見ているが、石原慎一飛行士がお目当てNo.1で、No.2はヘビのダンス)
トートダンサーの1人、藤浦功一さんは、1996年のタナボタ企画「真説ロミオとジュリエット」のゲストダンサー。これまたすさまじいダンスでびっくりさせられたので覚えている。
(トリ頭のくせして、どうしてこういうことは記憶しているんだろうか自分は?)

<帝国劇場 PM1〜3:55 休憩30分 内野トート>
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