2000/11/12 (Sun) ワンス アポン ァ マットレス
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にこにこと、心楽しくなる舞台です。

とある国の王子様はお嫁さんが欲しくてたまりません。しかし王子を溺愛している王妃様は、お妃選びで難問を出してはことごとく不合格にしています。
しかもこの国では王子が結婚するまで誰も結婚できないことになっていて、恋人に子供ができたために何がなんでも結婚したい騎士ハリーが探し出してきたのが、沼の国のプリンセス・ウィニフレッド。
王子は彼女に一目惚れ。周囲はこの二人を今度こそ結びつけようとし、王妃はぶちこわそうとします。
ウィニフレッドに対する試験は、20枚のマットレスの下に入れられた豆に気がつくかどうか。本物のプリンセスなら豆が気になって眠れないはずだからです。
さてさてプリンセスはこのテストに合格することができるのでしょうか?

本当にもう、このまんまのストーリーです。
シンプルだからこそ、ミュージカルとして天真爛漫な楽しい舞台になったのでしょう。
大地さんのコメディエンヌぶりは定評のあるところ。随所に言葉遊びをちりばめたりして、もう、楽しい楽しい。
植草さんは少年隊以外のミュージカルの舞台は初めてとのことですが、王子様っぷりがとてもチャーミングです。
うーーん、なるほど。これはニシキにもヒガシにもできない味わいですね。
前田美波里さんも華があります。それから、長いダンスシーン(舞踏会)で見せた脚線美!
会場の女性客も「おお!」と目を見張るすばらしさです。
(どうやって維持しているんだろう?と思うわたしはそれなりにオンナ)
注目の吉野圭吾さんは、歌や踊りをたっぷり見られて満足。ジェームス小野田さんの歌も素敵でした。
舞台装置は絵本から取り出したような感じですが、この舞台にはぴったりです。半円形のお城がグルグル回って場面転換するところは、ちょっと「メトロに乗って」を思い出しました。
一方の衣装は手抜きのない豪華さ(に見えた。席、遠かったんです)で、チープ感のなさが“素敵なおとぎ話”を盛り上げていたように思います。

どうってことのない作品とも言えますが、再演したら絶対にまた見に行くと思います。
だってハッピーにさせてくれるもの!

プリンセス・ウィニフレッド:大地真央、プリンス・ドーントレス:植草克秀、アグラヴェイン王妃:前田美波里、騎士ハリー:宮川浩、ラーキン:飯塚雅弓、魔術師:尾藤イサオ、吟遊詩人:ジェームス小野田、道化:吉野圭吾、セクスティムス王:鶴田忍

<青山劇場 PM0:00〜2:50 休憩25分>
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