2001/01/07 (Sun) BOYS TIME
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今回のポイントは「GIRLS TIME」とのつながりと、昨年の舞台との差異でしょうか。

まず昨年との比較ですが、ストーリーが微妙に変わっていました。
これは役者と配役が一部変わっていたことも関係あるのでしょう。

ストーリーはそれぞれに問題を抱えた9人の男が「男が自分を取り戻すツァー」という妙なプランに参加して……というもの。
3部構成になっていて、1部は男達がツァーに申し込み、出発するまで。2部はストーリーに関係のないショータイム。3部はツァーの船旅の最中に事故が起きて……この基本は変わりませんが、3部のストーリーが昨年よりも一ひねりありました。
前回は観音寺の企画自体が事件になったけど、今回はそこんとこをさらっと流して引越屋3人組に事件をふっていました。

出演者の入れ替わりは、山本耕二→清水博之、藤井隆→花井京之助(役は松谷に。松谷の役が花井に)

清水氏は歌手なので、もちろん歌(声)の強さは十分なのですが、役者による芝居を語る歌にはなっていない。ま、要するに歌詞が聞き取りづらかったということです。
歌唱力は劣っても、他の役者の歌の方が芝居進行の役割はきっちり果たしていました。
歌手のミュージカルに出演ってこれだから嫌ですわ。
声を使い分けられる人もいるんだから、単なる訓練不足だとは思います。
でもね、勘違いを矯正しきれないうちに舞台に立たないで欲しいです、本当に。

配役変更の他にも色々とマイナチェンジがありました。
役の印象が弱くなったものもあるし、パワーアップしているのもある。

「GIRLS TIMEとの双子関係」というは、連続して見ることでなんとなくわかったよう気がします。
とりあえず舞台構成は同じ。
あと、細かいシーンもいくつか「あ、見覚えが!」というものがありました。
3部形式。3部目は閉じこめられもの。
でも、この「閉じこめられた状態=ミステリーで言うところの孤島モノでしょうか」において、男と女の違いがハッキリ出ていたと思います。
「GIRLS TIME」では、次にどう来るかやキャラクターの反応が理解できちゃって理解できちゃって……ちょっと嫌なくらい(笑)。
でも「BOYS TIME」では物語を読んでいるように楽しめる。他人事というか絵空事というか、所詮は「へえーそうなんだぁ」という感想で終わるものだからなんでしょうね。
でもこれ、男性が見ると身につまされるらしいです(パンフレット情報)。
男性にとっては身体で理解できちゃう話なんでしょう。
そういう意味ではわたしは「GIRLS TIME」が身体で理解できちゃって居心地が悪かったのです。
頭で理解に努めている方が、観客としては気楽だし楽しいのね、きっと。

<PARCO劇場 PM2〜4:10 135分休憩なし>
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