2001/11/11 (Sun) 吉例顔見世大歌舞伎
前へ 次へ
昼の部「宮島のだんまり」・「鬼一法眼三略巻/菊畑」・「戻駕色相肩」・「恋飛脚大和往来/封印切」

「宮島のだんまり」
見られませんでした

「鬼一法眼三略巻/菊畑」
奴虎蔵:菊五郎、奴智恵内:仁佐衛門、皆鶴姫:菊之助、笠原湛海:正之助、吉岡鬼一方眼:富十郎

豪華な配役でした。そして仁左衛門様、お久しぶり〜〜。
菊之助がえらく可愛らしかったです。なんか、10年前の染五郎を思い出しちゃった(可愛かったんだよな〜京人形)
菊之助演じるお姫様の赤い衣装も、菊と紅葉の模様で「秋」です。

「戻駕色相肩」〜二代目中村亀鶴襲名披露
浪花の次郎作:富十郎、禿たより:亀鶴、吾妻の与四郎:鴈次郎

舞踊。
作中に襲名披露を盛り込んだ形でした。役の衣装のままの鴈治郎と富十郎が挨拶。略式とはいえこれがあるだけ大したものなんだろうなぁ。
とはいえわたしは中村亀鶴がわかりませんでした。初代中村亀鶴は四代富十郎の次男で、初代鴈治郎の孫に当たり、この二代目はその息子。……自分で書いていてもよくわかりません。
ええと、とにかく鴈治郎のとこの親戚筋で、この二代目が弟子入りしていたのが富十郎の元、ということで、とにかくこの二人が襲名の披露をしたようです。
で、肝心のご本人ですが、踊りは雑に見えたなぁ。一生懸命なんだろうけど、わたしなんかが見ても細部に神経が行き届いていないのがありありと見えちゃって。
国立劇場の研修所出身ということだったので、かなり成長してから歌舞伎の道を志したのかもしれません。初代が亡くなったのも早かったのかな?なんだか澤瀉屋 (おもだかや)の所の笑也や春笑て上手いのね、と思ってしまいました。
鴈治郎と富十郎だなんてただでさえ名手なんだから、その二人にはさまれ、指導されて踊るなんて、きっと怖かったろうなーとも同情したけど、こんな機会はたぶん二度とないだろうから、くらいついて頑張って下さい。あ、あとお化粧も、もっとね…ガンバレ。
その鴈治郎と富十郎ですが、身長やら体型やら年齢やらが似通っているせいか、いいコンビでした。例を上げるには逆でしょうが、勘九郎&三津五郎を思い出しました。
その後ちょっと調べたら、もともと組んで出ている演目も多いようなのですが、わたしは今まで見たことなかったみたい(というか、記憶に残っていない)。
それぞれ主役を張るお人だから、同じ演目に出ていても、がっぷり組むのを見る機会がなかったのか??なにせ関東のことだし…。
(調査結果:亀鶴本人はS47生まれで、初代はH6没。同じS47生まれには片岡愛之助、澤村宗之助がいる)

「恋飛脚大和往来/封印切」
亀屋忠兵衛:鴈次郎、梅川:時蔵、槌屋治右衛門:左団次、井筒屋おえん:田之助、丹波屋八右衛門:富十郎

「「封印切」じゃ寝ちゃうかも〜」などと失礼なことを言っていてすみませんでした。
忠兵衛と八右衛門のゴチャゴチャっぷりが最高であります!
鴈治郎・富十郎のコンビは大阪弁で丁々発止と渡り合っていました。そのせいなのか、テンポがいい。よすぎて関西弁のヒアリング能力の低いわたしには、何を言っているのかわからない部分も多いくらい!
「封印切」でこんなに喜んだのって、孝夫が忠兵衛の時に八右衛門役の我當にーちゃんが忠兵衛の声色を真似たら本当に孝夫そっくりで「さすがは実の兄弟!」と馬鹿受けした時以来です。<しかもこの時の受け方は何か間違っているし……
忠兵衛と梅川がじゃらじゃらする場面は注意力散漫な状態で見物していましたが、「茶室」で“だんまり”というのは成駒屋のやり方とのことです。そう言えば以前見たときは木戸口でじゃらじゃらしていたか…?

田之助さんを見るにつけ宗十郎を思い出すのというのは失礼ではありましょうが、“いい感じの小太りおばさん”は紀伊国屋にお任せ!と、これもまた失礼な言い草だけど、ホントにそう思うんだよ。

<歌舞伎座AM11:00〜PM4:00 休憩20,30,25分>
This page is generated by iDiary. Please access Hattori's World about this software.