2002/05/19 (Sun) からくりお楽
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【見る前】
なんお因果か帝劇で座長芝居です。
こういう芝居を見るのは初めてよ!
ちょっとワクワク

【ストーリー】
明治末。赤坂の売れっ子芸者お楽(浜木綿子)は、お座敷で岐阜県知事の梅川(中条きよし)に惚れられる。明るいお楽だが意外にも悲しい過去があった。
わけあって息子を故郷の飛騨高山に残し芸者となっていたお楽は、やがて息子との幸せな暮らしを夢見て高山へと帰る。しかしまたもや悲しい出来事がお楽に襲いかかってしまった。
また高山では、梅川知事の改革路線に町中がゆれていた。反対する抵抗勢力たちは梅川知事の失脚を図り、祭り屋台に放火し、その罪を梅川知事に被せようとたくらむ。たまたまその場にい合わせたお楽に犯人の疑いがかかる。
投獄されたお楽を救おうと、梅川知事は捜査を進める。そしてお楽は獄中でつかんだ情報から、「仕組まれた悪のからくり」に感づき、真犯人を求め脱獄するのだが…

【見た後】
初めて宝塚を見たような、何かのストリートパフォーマンスを見たような、そんな硬直感あり。
これが、大衆演劇(でいいのかな?)のお約束なのかー?
文芸のかほりする芝居ではなく、様式美に支えられた伝統芸能(含宝塚)でもなく。
ああ、でも、そうか。歌舞伎もミュージカルも、お約束の様式を把握できるまでは、口あんぐりものなんだろうな。

実際のところ、そんなオソロシイ物ではなく、ただ「くさい芝居」だと感じただけです。はい。なんでそんな?どうしてそんな?と言う、ご都合主義(お涙ちょうだい主義?)な展開に目を見張ったのであります。
でも、これは主演の浜木綿子さんの持ち味なのかもしれませんが、じとじととした湿っぽさがなく、その点は良かったです。
そして、初見なのでよくわかりませんが、アドリブもあるようだし、舞台の上は何やら和気藹々として雰囲気よさそうでしたよ。

しかし、わたしは「からくり」を使った見せ物で岐阜を盛り立てるお楽さんの話だと思っていたのですが、「事件」の「からくり」だったんですね。
勝手にスケール大きくして期待していたもので、ちょっとがっかりしてました。誰のせいでもないのに。

で、主役クラス以外の役者によるフィナーレの浴衣踊りは、宝塚におけるショーのラインダンスと同じだと解釈すればよいのだろうか?

お楽:浜木綿子、岐阜県知事:中条きよし、木材問屋代表:佐野浅夫、お嬢さん:杜けあき、木材問屋:五月みどり、 高嶺ふぶき、星奈優里

<帝国劇場 PM5〜8:10 休憩30分>