2002/06/16 (Sun) 「スサノオ」劇団☆新感線
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【一言感想】
うおおおおお、古田さんの幻が見えるう〜〜!

スサノオシリーズ第1弾の再演ということです。
例によって、いのうえ歌舞伎のストーリーはまとめられません。
自分の課題として頑張ってはいますが、今のところ普通のお芝居のあらすじをまとめるのが手一杯なので、まだ私の手には負えません。

ジャニーズTOKIOの松岡昌宏が主演。オマケのようにジャニーズジュニアの生田斗真がいて、ヒロインクラスも、若い娘はアイドル出身(?)の二人。女王は元つか劇団の女優。
新感線プロデュース公演なので、客演中心でした。
本公演でも主役クラスに客演を持ってくることは多いけど、ここまで占められるとどんなものだろう?と思いましたが、舞台はやはり新感線色濃厚でよかった。
主演の役は、元古田さん。
最初はそれほど気にならなくて「松岡君、よく頑張っているじゃないの」と見ていたのですが、話が進むにつれ、どんどんどんどん、古田さんの幻が松岡君を覆って行くのです。
最後なんか、わたしには“古田さんの着ぐるみを着た松岡”に見えていました。
というか、古田オーラで補充しないと、ストーリーと人物像が破綻して物語世界につかっていられない危機感を覚えたようです。それで無意識に古田さんをかぶせて見ていた模様。
ああいう、底抜け、底なし、ブラックホールのような人物は、底の在処が見当のつく俳優には無理なんだと思う。
いっそ超ベテランを持ってくれば演技はいいだろうけど、動けないものねえ、60,70歳じゃ。
古田さんの演じる役は、変節や裏切りの理由が見えない。見えないから逆に「それもあり」だと納得してしまうのではないかと思います。理由なんかなくても納得させられる底の無さ、なんですよ。
いや、ホント、松岡君よくやっていたんだけど。
あとは佐藤仁美さんが良かったです。男として育てられた女。中性的で、キュートという魅力がありました。

作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり
スサオウ:松岡昌宏、タケハヤ:佐藤仁美、カゼヨミ:生田斗真、アマテラス:根岸季衣、マガオウ:吉田智則、スサナギ:粟根まこと、クシナダ:野村佑香、オオナムヂ:逆木圭一郎、クサナギ:右近健一、村木よし子、河野まさと、インディ高橋、山本カナコ、磯野慎吾、タイソン大屋、中谷さとみ、保坂エマ、川原正嗣、前田悟、横山一敏、藤家剛、武田浩二、佐治康志、佐藤浩子、下田智美、東條千洋、CHIZUKO

<赤坂ACTシアター PM7:10〜9:25 休憩なし>