2002/08/17 (Sat) シンデレラ
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可愛くて、楽しい、夏休みの拾い物!でした

なにしろ「シンデレラ」。
ストーリーの紹介をする必要もあるまい。パスだ、パス <苦手なので嬉しい

そして配役をよく見ると、豪華絢爛な舞台です。
宝塚の現役生徒とOGによる舞台で、OGはいずれも元トップで、卒業後に主役級で舞台に立つ人ばかり。
主役の二人は若いカップルなので現役生ですが、トップ候補の専科生といずれトップ娘役就任がほぼ確実という顔ぶれです。
そしてこういうおとぎ話は、本当に宝塚が似合います。
リアリティのある演技や心理描写は必要がなく、ある意味、様式的な舞台に、可憐なヒロイン、そしてなんといっても王子様!
王子様って、男優がやるよりもやはり宝塚男役が演じる方が、恥ずかしくなくていいです。なんか割り切って見られます。
宝塚でない舞台組みで配役すると、ヒロインはきっと若手アイドルになるのだろうし、王子様は……どうなるの?普通の俳優だとなんか恥ずかしくありませんか?いっそジャニーズアイドルにやってもらうのが良いのかもしれませんが、ヒロイン共々、演技力、歌唱力が不安だらけになるでしょう。何より、舞踏会のシーンが目も当てられないことになりそうな予感がします。
その点、宝塚なら、舞踏会は何の問題もありません。
王子様は背筋を伸ばしてすっきりさわやかにリードし、ヒロインのドレスの裾捌きも美しい。こうでなくっちゃね。
妖精の女王も、国王夫妻もスケールが大きく、意地悪な姉たちのオーバーアクションも楽しい。
ヒロインは、噂には聞いていたのですが、本当にかわいらしかったです。
王子は歌もうまく、こんな男役さんがいたとは知りませんでした。そういえばジャニーズの舞台に客演していた方なのですね。
これは、宝塚の外部公演として大成功、というよりも、この作品を宝塚色でまとめて大成功と言うべきか。
どうってことないけど、楽しかったです。
「チャーリー・ガール」と言い、どうやら今年はこういう舞台に心を癒されるようです。

妖精の女王:鳳蘭、シンデレラ:遠野あすか(花組)、王子:樹里咲穂(専科)、女王様:初風諄、王様:榛名由梨、継母:瀬戸内美八、姉ジョイ:高汐巴、姉ポーシャ:峰さお理
演出:酒井澄夫
作曲:リチャード・ロジャーズ
作詞・台本:オスカー・ハマースタイン二世

<新宿コマ劇場 AM11〜14:10 休憩35分>