2002/10/27 (Sun) 「霊験亀山鉾」国立劇場十月公演
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通し狂言 霊験亀山鉾 〜亀山の仇討ち」

色悪ものでした。テーマは仇討ちなんだけど、バッタバッタと返り討ちにしてしまうのであります。

武術を巡る遺恨から石井右内を闇討ちにした藤田水右衛門は、さらに、自分を敵と狙う石井の一族――右内の弟兵介、養子の源之丞、家来の金六、源之丞の愛人である芸者おつま等――を次々と返り討ちにしていきます。やがて源之丞の妻お松と遺児源次郎がお松の兄袖介の助太刀を得て見事に仇討ちをはたします。

しかしですね、今回冗長すぎるので省いたという場で、兵介の妻、お松・袖介の父作介も返り討ちにあっているんです。すさまじいお話ですね。さすが南北?
感想は、この話の造りへの驚きと、色悪の仁佐衛門さまはステキ!っちゅうことで。

藤田水右衛門・隠亡の八郎兵衛・藤田卜庵:片岡仁左衛門、大岸頼母:市川段四郎、石井兵介・掛塚官兵衛:板東弥十郎、石井源之丞・石井下部袖介:市川染五郎、轟金六・大岸主税:片岡愛之助、源之丞女房お松:片岡孝太郎、芸者おつま:中村芝雀、丹波屋おりき・貞林尼:片岡秀太郎
四世鶴屋南北=作

<国立劇場 PM0:00〜4:20 休憩30,15分>