2002/11/02 (Sat) ビギン・ザ・ビギン
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【一言感想】森光子は化け物だ……(まあ役者は皆化け物かもしれん)

【あらすじ】戦争が終わり、東京・有楽町にある日劇でもレヴューが再開された頃、レヴュー好きで記憶を無くした幽霊(森光子)が現れた。彼女は、演出家や踊り子から日劇の「守り神」として愛される。この幽霊は、舞台の好きな人たちとは互いに見たり、話したりできるが、舞台を愛さない支配人などには見えない存在だった。怨みもないのにどうして幽霊は出てくるのか。また彼女が失った記憶とは?

日劇が取り壊されて行くまでの間を、レヴューの踊り・歌、そして、演出が不必要なグループ・サウンドの登場などのシーンと共にストーリーが進む。
それと並行して、無くした記憶を取り戻すまでの幽霊と演出家(風間杜夫)の関係が描かれる。
森光子は声の張りもあり、動きも若く、年齢をまったく感じさせない。登場時なんて、十代だよ!ちょっと無理を感じないではないけど、でも見えないこともないのだから、まったくもって化け物!
演出家役の風間杜夫も落ち着いた演技でよかった。日劇の舞台と舞台裏と構成もすっきりしていて分かりやすい。

柳川かすみ(日劇の幽霊):森光子、佐伯新太郎(日劇演出家):風間杜夫、日向佐知子(踊り子):土居裕子、霧立登美子(スター):高嶺ふぶき、野島美奈代(芸能プロダクションマネージャー):熊谷真実、楠田輝彦(ショー司会者):井上順、支配人:山本学、キース芦田(ジャズマン):山路和弘、芥川ふみ子(舞台事務所事務員):田根楽子
作・マキノノゾミ、演出・栗山民也

<帝国劇場 PM5〜8:15 休憩30分>