宝塚OGによる和物ショー。
自称・狸組だそうです。トップは凰蘭らしい(とりあえず?)。
綺羅星のごときトップ経験者がわいのわいのと楽しい舞台を繰り広げます。
お話は他愛なくて、ただ楽しく幸せな感じ。
【ストーリー】
年に一度の満月城の桜祭りに招待されることは、狸の世界ではとても名誉なこと。まして今年は満月城の御台所(初風諄)の娘きぬた姫(麻路さき)の花婿選びとの噂もあり、息子を売り込もうと皆気合いが入っている。
そんな中、ポンポコピー一家の悪兵衛(美吉佐久子)とお黒(峰さを理)夫婦と息子の狸吉郎(凰蘭)も、夕月城の北の方(榛名由梨)からすり取った招待状を手にやってくる。一家の狙いはもちろん満月城の財宝だ。狸吉郎の双子の弟狸次郎(凰蘭=二役)は兄と違い曲がったことの大嫌いな性格。兄の悪事を止めるため、祭りに招かれている座頭お蓮(安奈淳)率いる文福茶釜一座に入り、後を追ってくる。
さて、満月城ではあちこちで昔の恋の思い出が語られ、一方、きぬた姫は狸吉郎に思いを寄せる。姫の純真無垢な態度に狸吉郎は調子が狂ってくる……
やがて満月城の若君・狸千代(麻路さき=二役)表れて、お城の中はてんわやんわの大騒ぎ。
凰蘭の男役は初めて生を見るわけですが、いやあ、かっこいいですわ。
麻路さきに二役は、姫の不自然さが笑いを呼び、若君は文句なく凛々しいです。姫君は、台詞が「でちゅか?」といった語尾で、ただでさえ娘役が似合わない上に大真面目に「そうでちゅ」とやるものだから、凰蘭まで吹き出しそうになっていました。
安奈淳ってきれいだわ。
劇中劇「襟だべー」は、「エリザベート」と落語の「死神」のごく短いパロディ。
死神は星組のトート経験者麻路さき。エリザベート=お福は初風諄。祈祷師=ルキーニは瀬戸内美八。金野成樹=フランツは峰さを理。
さてこのパロディ。「エリザベート」から「愛と死のロンド」「扉を開けて」「キッチュ」、ラストのエリザベートとトートのデュエットが聞けるのです。
まあ、トートのソロはね、麻路さきは歴代トートの中でも群を抜いて歌が下手なのだ。姿は格好いいんですがねえ。しかし残りの3人が!
現役宝塚の誰よりも良かったのではなかろうかと!
特にフランツ皇帝の歌といったらもう……!
エリザベートの高音だって、すごく伸びやかにきれいに響いて!なんなんだよ初風諄!あなたは還暦前後のお年ではないの〜〜!!!
なんだか、昔のトップって本当に上手いんだと思い知った気分です。
フィナーレに至るまですべて和物ショーなのですが、凰蘭、瀬戸内美八、峰さを理、麻路さきの4人によるナンバーは、歴代星組トップだよ〜〜なんかすごい〜〜と、月&雪組ファンのわたしでもまぶしく感じる絢爛さでしたよ。
凰蘭(星)、初風諄(娘)、榛名由梨(月)、安奈淳(星→花)、瀬戸内美八(星)、峰さを理(星)、平みち(月)、若葉ひろみ(娘・花)、麻路さき(星)、椿友里、未央一、朝香じゅん、草笛雅子、郷真由加、真織由季、久城彬、美吉佐久子、大路三千緒
<新宿コマ劇場 PM4〜7:15 休憩35分>
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